厚木(厚木市寿町) 2008.04.12

厚木の花街には娼妓は居なかったというが、花街の跡にはそれらしい雰囲気が微かに残る。

町は南北に元町、東町、厚木町を通る街道沿いに栄えた。寿町はその東側に位置し、明治後期頃から付近の田んぼが埋立てられ、拓かれていった。

旅館、料理屋、芸妓置屋および寄席などがある厚木花柳界の中心として繁栄していく。


「鈴本」という屋号が残る建物。入口周りがタイル張りになっている。















街路は、周辺とは異なり、「田」字型に細かく切られている。





「花街」なるスナックがあった。









竹の湯跡
1908年から、1975年くらいまでの営業だったようだ。
花街時代は昼の12時からの営業で、芸者衆が訪れた。