万才湯(港区芝) 2008.08.09

今日(8/9)は、「万才湯(港区芝)」に行ってきました。田町駅(山手線)から、0.2キロ、2分くらいです。

前座は、同湯のすぐ裏というのか、表というのか、建築会館で開催された「村野藤吾・人と建築/第4回シンポジウム/村野藤吾建築の現在を考える」に参加した。

村野藤吾は、時に設計図にも落としこめないような微妙な曲線使いとインテリアに特徴を有する日本の建築に多大な功績を残した建築家だ。同氏設計のオフィスで10数年も働いたこともあって、何か刷り込まれるものがあったのか、年を経るごとに気になる度合が増している。

シンポジウムを終えて、鶴岡八幡宮のぼんぼり祭りに向かう前にと、会館裏の「万歳湯」に休憩向かう。しかし、「ゆ」の旗が翻って、暖簾も下がっているのに、入り口のシャッターは閉まっていた。

ビル銭なので、どちらかといえばついで。チェックが甘かった。しかし、慶応仲通りを中心とした一帯にはいい飲み屋が並んでいるのを知った。この通りには、受験や不合格発表を見に行ったりで余りいい思い出がないけど、知らないうちにそこそこいい感じの飲み屋街に熟成したようだ。



同湯はす向かいの古い建物
長引いた風邪が、やっと抜けたかなという感じ。体調が万全ではないので次なる銭湯を探す気力が無く、品川経由、横須賀線で鎌倉へ向かうことにする。

通常3日間の鎌倉のぼんぼり祭りが土日に当たるのは稀だ。閏年のみが4日間の開催で、その最終日の今日が、珍しく土曜日に掛った。さすがに、平日に鎌倉のぼんぼり祭りを観るのは無理だった。


万才湯



中央が槇文彦


田町駅/レールの断面を表した旧国鉄のマークが入った古い防火用水