差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2008年3月30日日曜日 1:17
宛先: sento-freak@yahoogroups.jp
件名: 第二栗の湯(大田区鵜の木)

ナカムラです。

今日(3/29)は、「第二栗の湯(大田区鵜の木)」に行ってきました。 鵜の木駅(東急多摩川線)から、0.4キロ、4分くらいです。

昭和37年に経営を引き継いで、48年に現在のビル銭湯になっている。表札が栗ナントカさ んだったので、屋号は経営者の名前から来ているようだ。

下足箱はSakuraGのプラ板仕様。フロントでは飲料やアイスも売っていて広々としている。大 型の薄型テレビがあって巨人×ヤクルト戦をやっている。開幕戦?・・・。

脱衣所は古いビル銭につき高い天井。サウナ室がスペースを圧迫している。特色は天井と入口 方の壁に大きな日本画が張られていること。天井は絹地に丹頂の群れが空を舞う様子がえが描 かれている。もう一方は、濤声図というか岩場に波が乱れる絵柄になっている。古くなってい るので、ややくすんでいるものの、なかなかのものと思う。

浴室は、幅3間、奥行4間ほど。島カランは2列で、奥壁に浴槽が3槽ある。センターから8 点座ジェット×3、バイブラ&電気、ハップ湯。

3人ほどで一杯になるなかなか見ない小ささな無料の乾式サウナがある。水風呂はないものの ラジオが掛っている・・・。ラジオなんて、久し振りに聞く。

ビジュアルは特になくて、強いて言えば奥壁にテラコッタのような装飾タイルが張られている。 男女境にはよく見るクラシックカーと女性を描いた既製品のタイル絵。

土曜日の16:00から17:00に滞在。相客は数人。まずまずの銭湯にしては客が少し少 ないかな。

上がりはビールが無いのが残念。そして、歩いて10分ほどの「昭和のくらしの博物館」に向 かう。 9年目になる「第9回火鉢を囲んで建築の歴史」。この講座に出るのは4年振り。今年の第4部 は、建築写真の第一人者、増田彰久氏の「西洋館を楽しむ」。後半は酒も入っての3時間半のロ ングランだった。建物の話としては楽しかったけど、写真とか撮影とかの技術的な話が皆無だ ったのは残念・・・。

増田氏の隣で飲んでいたけど、参加者は「写真」よりも建物そのものに興味がある様子で、あ まり技術的な方向に話を振るのがためらわれた。

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ナカムラ (Masayuki Nakamura)
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鵜の木天然温泉





増田彰久氏


久が原駅前の益の湯。天然温泉。


下丸子


蒲田駅