差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2005年7月16日土曜日 16:20
宛先: 銭湯ML
件名: 永生湯(横浜市南区永田北)

ナカムラです。

今日(7/10)は、「永生湯(横浜市南区永田北)」に行ってきました。
保土ヶ谷駅(横須賀線)からバス(市営53、212系統)で7分、山王下停留所 、徒歩1分くらいです。

家からさほどの距離ではないけど、クルマを使わないと、行きにくい銭湯。
何やら、新聞やテレビの取材を受ける、珍しい煙突があるらしい。

バス通りからも同湯の煙突は見える。
なるほど・・・。
かつては、普通のコンクリ煙突だったんだろうけど、蔦が絡まって太さが3倍になっている。
確かに、珍煙突のランキングを付けたら上位に入るだろう。

脱衣所の2階にアパートが載る構造の銭湯。
アパート部分も銭湯部分も外壁は綺麗にペンキが塗られ整備されている。

併設のコインランドリーの脇を通り暖簾をくぐる。
エントランススペースも結構広く、正面に信楽焼のたぬきが出迎えている。

下足箱の錠は松竹。
番台は木組みのしっかりしたもの。番台正面に衝立風の壁が設置されている。
男湯方には壁がくり抜いてあるので、機能的には番台と変らない、ままある妙な代物。
客の心理的な抵抗を緩和するためのものだろうけど・・・。

女将に聞いたら、蔦の名前はオイユイキカズラ。
30センチくらいのものが30年であんなになったとのこと。

脱衣所の広さは、幅3間、奥行3間半。天井は、2階にアパートが載っておるので高くない。
壁、天井とクロスが張られ、古いものはない。
コカコーラのジュースケースが、上面にスライドするガラス戸の古いタイプだったくらい。

浴室は幅3間、奥行3間半(一部、4間半)。天井は2段型で多少のくすみは出ているものの綺麗に維持されている。
島カランは1列で、カラン数は、6・5・5・4。
タイル類は全て更新されて古いものはない。清潔度が高いと感じされられる。

浴槽は変形で、深槽に薬湯、浅槽にバイブ。浅そうの奥が幅1間、奥行1間半で後ろに張り出していて座ジェットが2機ある。

外壁側にサウナと水風呂が増設されている。
サウナは5、6人が入れるもの。200円でバスタオルを借りて入る。静かに演歌が流れている。
みんな、「永生湯」と書かれたバスタオルを、ガラス窓のところに並べて出る時まで使わない。
これた同湯のルールらしい。あまり見ないローカルルールだ。

それと、みなとみらい万葉の湯が出来たからかも知れないけど、「MM(みなとみらい万葉の湯)」「満天の湯」「おふろの王様」「みうら湯」と、みなさんお風呂通なのには驚かされた。
近くの同湯でいいという人と、週2回はスパー銭湯に行くとい人もあってさまざまだった。

水風呂は、縮込まれば2人は入れる小さなもの。
しかし、小さいけど、強烈に冷却がなされていて、類を見ない冷たさだった。
きっと、18度もないだろう。

ビジュアルは、張り出した浴槽部分に縦17枚×横17枚のタイル絵。新しいタイプのものだけど、断崖と海が描かれた、なかなかのもの。
男女境にも縦5枚×横40枚と大きい、池を描いたタイル絵があって見ごたえがある。

上がりはキリン淡麗生。220円だった。ビールと間違えたのかなと思うくらい高かった。

清潔だし、内外ともに整備されたいい銭湯だった。
地元客にも支持されているんだろう、客も多かった。

コンビニの前のバス停で待っていると保土ヶ谷行は当分来ない。
とりあえず、ジュース代わりに缶酎ハイを買って20分ほど関内行きのバスを待つ。
途中の通町で降りで弘明寺の「大衆焼肉」へ向かうことに。
ここは、安いし、マッコリも置いてある。

7月完成予定の中島館はまだ工事用の幌がかかったままだった。














「大衆焼肉」弘明寺店
カルビ、ミノ、タン塩、サンチュ、クッパ、マッコリ
2300円くらいだった。