不動湯(藤沢市辻堂元町) 2008.04.06 夕方にご飯でもと家を出る。
日曜日は、夕方に朝刊を買うということが続いている。 駅の売店のあんちゃんも、日曜日は夕刊はないのに夕刊と間違える。 5月の連休は、職務柄、超繁忙期の谷間だけど、やはりどこかに遠征したい。指定券の発売日に、岡山までの寝台列車のチケットを買いに行くが買えなかった。 混雑した中での長距離の移動は好まないので、とりあえず名古屋までの往復の新幹線を押さえた。 去年は、桑名、松坂、尾鷲、名張、名古屋の銭湯や遊廓跡を回った。 今年も名古屋を出発点として、これからプランニング・・・。 辻堂・不動湯でサッと湯を浴びて、大船・観音食堂へ。 月曜日に傘を忘れたので取りに行くが、当然に傘の値段よりも飲み食いしてしまう。 燗酒2合に、塩らっきょ、鰺の南蛮漬け、小松菜のお浸し、そしてホッケ焼きを定食でいただく。 |
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大かた世をのがれ、身を捨てしより、うらみもなくおそれもなし。
命は天運にまかせて、をしまずいとはず、身をば浮雲になずらへて、たのまずまだしとせず。 一期のたのしみは、うたゝねの枕の上にきはまり、生涯の望は、をりをりの美景にのこれり。 (鴨長明「方丈記」) カネ、女、名誉。そんなものに対しては枯れた心持ちで望みたいと考えるが、なかなかにそうはならない。 鴨長明が無常観を持って方丈記を記した年代に近いが、やはり達観はできない。 ささやかでいいけど、カネからも、女からも、名誉からも逃れられない自分がいる。 《前回訪問:2008.03.23》 |
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