栃木・富士見町(栃木市富士見町) 2008.06.07

割烹料亭などが現在も残っている萬町と旭町が花街主体だったのに対し、恐らく富士見町は純粋な色町だったのかも知れない。

市街から旧道である日光例幣史街道を外れ、新開橋で川を渡った所にある。そして、そこは橋の名前の如く新しく開かれた町だった。「金魚湯センター玉川の湯」にあった古地図にこの町は無い。

金沢の東西の廓も、それぞれ犀川と浅野川を渡る城下の外に置かれた。規模は全く異なるけど、意味合いとしては同じだろう。

それらしい通りにある、象徴的な建物は空家で既に裏庭の方は朽ち始めていた。

今年は売春防止法施行から、ちょうど半世紀が経つ。
























新開橋