旧藤沢ゴルフ倶楽部 H17.4.24

藤沢市善行7-1/昭和7年(1932) /設計:レーモンド/RC3階

特徴的なエメラルドグリーンの瓦の色から、「グリーンハウス」と呼ばれている。レーモンドの建築にしては異色のスパニッシュ調。オーナーの意向rらしい。

藤沢ゴルフ倶楽部は、昭和5年に発会、昭和6年12月に9ホールで仮オープン。昭和7年5月に18ホールでグランドオープン。
総工費60万円もの巨費を投じて造られた、関東8大ゴルフ倶楽部に列せられる名門コースだったらしい。

しかし、昭和18年には、練習部隊だった藤沢海軍航空隊として徴用され、この建物は司令部となった。
終戦後の昭和20年9月には米軍に接収。その後、クラブハウスは引き揚者住宅となった。その中には、左翼思想家の福本和夫がいたらしい。
昭和28年には神奈川県に移管された。現在は神奈川県立体育センターの第二合宿所とセンターの食堂「玉屋」になっている。

玉屋の食券売り場には、緑魔子に似た印象的にな女性がいる。