福居遊廓跡(足利市福居) 2008.06.21

福居は、日光例幣使街道の八木宿があった場所で、八木節の発祥の地でもあるらしい。

旧御厨町で、現在は足利市に合併されている。「福居栄町」という地域にあった。

聞いた情報が誤っていて、到達するのに思いのほか時間が掛る。あまり信じていなかった「全国遊廓案内(昭和5年)」の「福居駅から北へ三丁」という方がよほど正確だった。

踏切はないけど東武伊勢崎線に直交する感じの200メートル弱の真っ直ぐな道。この道沿いに6軒(金鎚楼、大富楼、魚楼、中井楼、福井楼、第二高島楼)の遊廓があった。

経営されていた方の末裔の方が80歳近い年齢になってご健在。時間の都合で訪問はしなかったけど、お宅の玄関には鬼瓦が置いてあった。遊廓の鬼瓦なのだろう。



表通りからの入口


通りの終端。左の道は最近造成された模様。


最も立派な妓楼のあった敷地に残っていた標柱。


東武伊勢崎線・福居駅





旧福居栄町の無縁仏