差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2006年7月22日土曜日 14:47
宛先: 銭湯ML
件名: 福美湯(横浜市港北区菊名)

ナカムラです。

今日(7/17)は、「福美湯(横浜市港北区菊名)」に行ってきました。
菊名駅(東急東横線)から、0.4キロ、5分くらいです。

近江路を散策して、帰浜。新横浜駅に一番近い銭湯は・・・、ということで、隣駅の小机駅近くの藤の湯へ。

気になっていたレトロ銭湯だったけど、残念ながら「本日休業」の札が入口の扉に下がっている。仕方がない。横浜線で横浜へ向かい、途中の菊名駅で下車。ここには、設備充実の福美湯がある。

今朝の長浜では、豪雨の中での撮影。昨日も一昨日も、朝から晩まで、遊廓跡と銭湯を巡っての強行軍。その疲れを癒すには、やはり設備充実系の銭湯がいい。

外観は油井型の煙突に箱型の銭湯専用のビル銭湯(だと思った)。沢山の薪が積まれている。釜番は、弓の練習か、ゴムのチューブを引く筋トレに励んでいる。

自動ドアを通ると、広いフロントスペースが広がっている。ドライフラワーの展示室として勉強部屋を模したディスプレイがあったり、円形の水槽を仕組んだ硝子テーブルがあったりと、広いだけでなく、かなり風代わりなフロントスペースだ。

下足と傘立ての札を渡して、銭湯とサウナ代で計600円を払う。大小タオルとサウナ証のリストバンドが入ったナイロンバッグを渡される。

ビル銭に見えるけど、脱衣所の天井は、高級な材で組まれた平格天井。伝統銭湯の改装なのか?。

広さは、サウナ室に侵食されていたりするけど、オリジナルは3間四方。床は籐のタイルで組まれている。

ロッカーは、男女境とセンターやや外壁寄りに1つ。
その他、自販機、3台の洗濯機などがある。ビジュアルというわけではないけど、大きな凧が飾られている。サウナ室の上には各種の観葉植物が繁茂し、その緑は、なごみを与えてくれていい雰囲気だ。

また、庭にはストーブが仕組まれたテーブルとそれを囲んで竹の縁台が置かれている。燈籠や植栽も雰囲気を盛り上げている、なかなかいい休憩スペースだ。

浴室は、幅3間、奥行4間。天井は2段型。しかし、外壁側の窓が2段になっていて、ウェイング部も2間の高さ、高天井部分は3間半はあるだろう。天井が高いので広い空間がある。

浴槽はセンターに接して縦に並んでいる。島カランは1列で、カランは奥壁4、外壁7、島カランが5・5。

浴槽は、奥が高濃度人工炭酸泉で38度くらい。ぬるいので、文庫本を持ち込んで読んでいるおじさんもいる。その手前が、寝湯×2、7点座ジェット×2、薬湯と続いている。この薬湯が実にいい香りがする。黒に近い紫色と色も独特だ。2種類の能書きがあって、どっちのものか判断し兼ねたけど、拘りの入浴剤なのは間違いないだろう。

さらに、同湯には、外壁の外に幅1間半、長さ2間半程度の露天スペースがある。湯は白湯だけど、岩を貼って、岩風呂風にしている。カランも3つある。大粒の雨が落ちてきたので長居はしなかったけど、雨が降り注ぐ、本当の露天風呂だ。

サウナは、時々サウナ石に水が落ちて、湿度を加えるロッキーサウナ。10数人は入れる大型のもの。16度とキンキンに冷えた水風呂も大きさは4人くらい入れるもの。深湯槽より深いくらいの深さがある。

ビジュアルは、奥壁前面に、高峰、湖、城郭という絵柄。絵柄自体はありふれたものだけど、カラン台上から高い天井までの全面がタイル絵になって、大きさはインパクトがある。

3連休最終日の月曜日の16:00〜17:00に滞在。相客は40〜50人くらいいたのではないか。普通の銭湯にしては、かなりの盛況といっていい。設備の充実度から言って、普通の銭湯ではないのかも知れない。

上がりは、自販機でエビスビール250円。ウーロン杯、酎ハイ、他のビールも全て250円だ。だいぶ価格差があるものが、全て250円で売られている。飲むのは、1本だけだよということなんだろう。

優れた銭湯だった。



小机・藤の湯