一乃湯(群馬県桐生市本町) 2009.11.22
ナカムラです。

今日(11/22)は、「一乃湯(桐生市本町)」に行ってきました。 桐生駅(JR両毛線)から、1.5キロ、20分くらいです。

かなり寒くなる中、朝から桐生の赤線跡や花街跡、昭和初期築の西桐生駅他の近代建築、「桐生 お銭湯七福神巡り」を片手に未見の「芳の湯」などを見て歩く。相方は花形のドーナツに粉砂 糖をまぶした、地場のレトロ菓子、「花パン」なるものを片っ端から買い込んでいる。そんな散 歩をしながら1日の締めに「一乃湯」を再訪する。

西の西陣、東の桐生と呼ばれ、かつて絹織物で栄えた地域。その織物会社の浴場施設を引き継 いだ、築100年超の板張り建物銭湯。桐生切ってのレトロな銭湯だ。





外観や脱衣所、浴室などすべてがレトロ。お湯は井戸と水道が半々という、やや熱い薪焚きの 実母散湯。寒い日にこれ以上の至福はない。

前回訪問の小生のレポート
も読んで頂いていたようだった。学生時代は、全浴の理事長を歴任 した下北沢「八幡湯」の計らいで下北沢に下宿していた。しばし、小生の馴染みの土地でもあ る下北沢話に花が咲く。

既に暖房が焚かれている。そんな中で、上がりは地元の「田中牛乳((有)タカシ牧場)」90 円を頂いた。生産量が僅少の地元の牧場。宅配のみらしい。かなり濃厚な味の牛乳だった。

大将は、駅まで送って行くという。言葉に甘えて、クルマで桐生駅まで送ってもらった。

観光地というほどの地域では無いのかも知れないけど、観光客風の人はもちろん地元の人も街 を歩いていない。3連休の中日なので、桐生の人はどこか出かけているのかと思うくらいだっ た。何となくそれが不思議だった。









仲町