中区大和町(やまとちょう)
[昭和3年9月1日設置]
町名の由来
昭和3年の町界町名地番整理事業の施行に伴い、根岸町字立野、鷺山、竹ノ丸の一部から新設された町です。
古くは久良岐郡(くらきぐん)根岸村といい、『神奈川県史料』第七巻によると、横浜に駐留したイギリス兵にライフル銃試射場として貸与し、「角打場(かくうちば)」と呼ばれた一直線に連なる地域で、明治6年4月に英国人の横浜アマチュール・アゾルテック(娯楽運動)組合に貸したとあります。
明治42、3年頃に大和屋シャツ店、石川清右衛門が店を開き、その後、大正元年に市電本牧線の開通の際に、大和町停留所と名付けています。
町名はその停留所名や石川氏の屋号を採りました。町に1丁目と2丁目の字区域があります。町内を「大和町通り」が通り、南西側を根岸線が通り、山手駅があります。
(出所)「横浜の町名」(横浜市市民局)より
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