差出人: Masayuki Nakamura <masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2013年2月11日月曜日 8:36
宛先: sento-freak@yahoogroups.jp
件名: 金星湯(北区王子)

ナカムラです。

今日(1/6)は、「金星湯(北区王子)」に行ってきました。 東十条駅(京浜東北線)から、0.5キロ、7分くらいです。

軍都の赤羽、王子界隈。戦後も、かつて軍事施設だった赤煉瓦の建物が方々に残っていたらしい。 今は、北区の中央図書館他、数えるほどになってしまった。この図書館、白金に店を出すカフェが 入っていたり、開架から本を手に取り座って読める場所が多く、居心地がいい。長時間過ごす人や、 遠く他区から訪れる人も多い。ただ、日曜日の閉館時刻は17:00。ちと早い。。。

”蛍の光”の音楽に送られながら図書館を出て、近くの金星湯に向かう。この辺り、結構、殺風景。 おまけに今日は風が強くて、寒い。

同湯は、旧王子製紙の発祥工場に隣接する銭湯。工場はURの団地に替わったものの、十條製紙を 経て、今は日本製紙となった会社の物流倉庫が端っこに残っている。同湯の前には、そんな物流倉 庫とJRを結ぶ専用線が走っていて、貨物列車が1日数本だけ通過していく。

銭湯の近くには、理髪店、中華屋、居酒屋なんかがあるものだけど、同湯の周りはあくまで殺風景。 住宅地に孤立した感じの立地。傍らに単線の”超ローカル線”が走る。

家から自転車で来れるし、何度か前を通っている。日曜日は朝湯(朝8:00から11:00)もあるの で、何度となく話題には上るものの、なかなか訪れる順番が回って来なかった。

昭和38年の航空写真を見ると、黒瓦を載せたかなり大きく立派な伝統的木造銭湯が写っている。昭 和22年の写真は更地なので、戦後派の銭湯のようだ。今は、何とはない古いビル銭湯。

自動ドアを入ると、いきなりフロントとカウンターとテーブルがある”喫茶店”。喫茶スペースがあ る銭湯は多いけど、靴を脱がずに喫茶できる銭湯は多くない。本格的なコーヒーミルなども置いて あるので、風呂上がりの生ビールだけではなく、喫茶店だけ利用する人もいるのだろう。

カウンター氏は、カウンターの奥でヘッドフォンをしてうずくまっているので小生たちに気が付い てくれない。。。

料金は、450円と、サウナがバスタオル付でプラス150円。

風呂場への入口は”喫茶店”の奥にある。狭い上がりかまちの両側に松竹錠の下足箱。扉を開けれ ば、幅3間弱、奥行2間ほどの脱衣所がある。天井は2間弱ほどと、高からず低からずの高さ。

ロッカーは、両サイドに松竹シリンダー式のもの。さらに、浴室側に押しやられた島ロッカーがあ る。

その他、付近の相場と同様の100円自販機、Hokutowのアナログ体重計、14インチのテレビデオが 健在。

浴室は、幅3間弱、奥行4間。別途、奥壁の後ろにサウナ室がある。天井高は2間ほどでプラ板張 り。

島カランは1列で、カラン数はセンターから5・6・6・3。床のタイルはオフホワイトの星形模様の もの。

浴槽は、幅広の主浴槽と水風呂の2槽。主浴槽には、2点ジェットと6点座ジェット×2。お湯はじ っこうの薬湯で、温度は43度くらい。サウナ室への通路を挟んでの水風呂は冷たくはないもの。熱 めのお湯と行ったりきたりするのにはいい。

ビジュアルは、奥壁に、白いタイルを背景に、青いタイルでヨット、カモメ、波がデザイン的に描 かれている。時折見かけるもの。

相客は、ずっと1人だけ。中途半端に古い、極めてシンプルな浴室。サウナはパスしたので、静け さの中で主浴槽と水風呂を何往復かする。”喫茶店”が煙いので、全体的に煙草臭いのだけど、それ を除けばシャビーな落ち着きがある。

上がりは、自販機で購入した”さらさらトマト”100円。熱めのお湯にそれなりに浸かっていたの で、身体に水分が吸い込まれていく。

日曜日の17:30から18:15に滞在。18:00を回ったあたりから客がどんどん入ってきて7、8人にま でなった。地元で朝湯をやっているレアな銭湯。興味はあるものの、眠気をおしてやって来るイン パクトには欠けるかなぁ。”喫茶店”の珍しさを除けば、ごくごく普通の銭湯だった。」に行ってき ました。 東十条駅(京浜東北線)から、0.5キロ、7分くらいです。

軍都の赤羽、王子界隈。戦後も、かつて軍事施設だった赤煉瓦の建物が方々に残っていたらしい。 今は、北区の中央図書館他、数えるほどになってしまった。この図書館、白金に店を出すカフェが 入っていたり、開架から本を手に取り座って読める場所が多く、居心地がいい。長時間過ごす人や、 遠く他区から訪れる人も多い。ただ、日曜日の閉館時刻は17:00。ちと早い。。。

”蛍の光”の音楽に送られながら図書館を出て、近くの金星湯に向かう。この辺り、結構、殺風景。 おまけに今日は風が強くて、寒い。

同湯は、旧王子製紙の発祥工場に隣接する銭湯。工場はURの団地に替わったものの、十條製紙を 経て、今は日本製紙となった会社の物流倉庫が端っこに残っている。同湯の前には、そんな物流倉 庫とJRを結ぶ専用線が走っていて、貨物列車が1日数本だけ通過していく。

銭湯の近くには、理髪店、中華屋、居酒屋なんかがあるものだけど、同湯の周りはあくまで殺風景。 住宅地に孤立した感じの立地。傍らに単線の”超ローカル線”が走る。

家から自転車で来れるし、何度か前を通っている。日曜日は朝湯(朝8:00から11:00)もあるの で、何度となく話題には上るものの、なかなか訪れる順番が回って来なかった。

昭和38年の航空写真を見ると、黒瓦を載せたかなり大きく立派な伝統的木造銭湯が写っている。昭 和22年の写真は更地なので、戦後派の銭湯のようだ。今は、何とはない古いビル銭湯。

自動ドアを入ると、いきなりフロントとカウンターとテーブルがある”喫茶店”。喫茶スペースがあ る銭湯は多いけど、靴を脱がずに喫茶できる銭湯は多くない。本格的なコーヒーミルなども置いて あるので、風呂上がりの生ビールだけではなく、喫茶店だけ利用する人もいるのだろう。

カウンター氏は、カウンターの奥でヘッドフォンをしてうずくまっているので小生たちに気が付い てくれない。。。

料金は、450円と、サウナがバスタオル付でプラス150円。

風呂場への入口は”喫茶店”の奥にある。狭い上がりかまちの両側に松竹錠の下足箱。扉を開けれ ば、幅3間弱、奥行2間ほどの脱衣所がある。天井は2間弱ほどと、高からず低からずの高さ。

ロッカーは、両サイドに松竹シリンダー式のもの。さらに、浴室側に押しやられた島ロッカーがあ る。

その他、付近の相場と同様の100円自販機、Hokutowのアナログ体重計、14インチのテレビデオが 健在。

浴室は、幅3間弱、奥行4間。別途、奥壁の後ろにサウナ室がある。天井高は2間ほどでプラ板張 り。

島カランは1列で、カラン数はセンターから5・6・6・3。床のタイルはオフホワイトの星形模様の もの。

浴槽は、幅広の主浴槽と水風呂の2槽。主浴槽には、2点ジェットと6点座ジェット×2。お湯はじ っこうの薬湯で、温度は43度くらい。サウナ室への通路を挟んでの水風呂は冷たくはないもの。熱 めのお湯と行ったりきたりするのにはいい。

ビジュアルは、奥壁に、白いタイルを背景に、青いタイルでヨット、カモメ、波がデザイン的に描 かれている。時折見かけるもの。

相客は、ずっと1人だけ。中途半端に古い、極めてシンプルな浴室。サウナはパスしたので、静け さの中で主浴槽と水風呂を何往復かする。”喫茶店”が煙いので、全体的に煙草臭いのだけど、それ を除けばシャビーな落ち着きがある。

上がりは、自販機で購入した”さらさらトマト”100円。熱めのお湯にそれなりに浸かっていたの で、身体に水分が吸い込まれていく。

日曜日の17:30から18:15に滞在。18:00を回ったあたりから客がどんどん入ってきて7、8人にま でなった。地元で朝湯をやっているレアな銭湯。興味はあるものの、眠気をおしてやって来るイン パクトには欠けるかなぁ。”喫茶店”の珍しさを除けば、ごくごく普通の銭湯だった。

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ナカムラ (Masayuki Nakamura)
メイン:masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp  
URL: http://furoyanoentotsu.com(風呂屋の煙突)
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