北品川・旧東海道界隈 2014.09.13.
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新馬場駅。5両くらいの各駅停車しか停まらないのにホームは長い。

大森海岸〜品川駅間の開通時(京浜電気鉄道時代、明治37年5月)に北馬場駅と南馬場駅が開業した。駅名の由来はその名のとおり、この付近に馬場地があったことからきている。この二つの駅が昭和51年10月15日、北品川〜青物横丁駅間の高架化工事に伴い統合され、両駅の中間点に新馬場駅として開業した。改札口は統合された両駅の改札口と同じ位置に一か所ずつ設けられ(北口、南口)、ホームは延長200m、幅5mの高架ホームとなった。この高架化工事は、環状六号線との立体交差工事にあわせて昭和46年から実施されたもので、これにより同地区にあった8か所の踏切道が立体化された。また、この地域は住宅が密集しており、従来の仮線工法では困難であったため、おおむね既存の鉄道用地内で施工できる直上高架工法(直上高架施工機械を用いて、在来線の上をまたぐ形で橋脚を施工し高架橋を建造する工法)を採用し、その際使用した施工機械は当社が独自に開発したもので、業界の注目を集めた。

【所在地】
品川区北品川2-18-1

(京急まちWebより)
我が家の贔屓の下駄屋さんの「丸屋」。今回は相方が2足鼻緒をすげてもらっていた。
東海道の初宿として大名行列などが正装から旅装に変えた品川宿。この辺りに遊廓があったという。
京急の八ツ山橋の鉄橋(昭和5年)。近くで見るのは初めて。