差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2005年11月13日日曜日 14:15
宛先: 銭湯ML
件名: 草津湯(大田区東矢口)

ナカムラです。

今日(11/11)は、「草津湯(大田区東矢口)」に行ってきました。
矢口渡駅(東急多摩川線)から、0.4キロ、5分くらい。
商店街はビル化され、店が少なくなっているけど、「荏原高校通り商店街」の盟主の位置にある。

同湯は、銭湯の基本料金のみで入れる、設備充実の銭湯との誉れ高い。
さらに、あるHPでは黒湯もあるという情報があった。(誤報だった)
最近黒湯を掘り当てたのか、これは確認に行かねばなるまい。そう思って、急ぎ訪れた。

まぁ、外観は「草津コーポ」の1階に入るマンション銭湯。
自動ドアが開くと、すぐカウンター。
ビールジョッキを片手に女将と談笑するご婦人がいる。バー・カウンターも兼ねているのか???

銭湯料金は400円(サウナ料金の加算はなし)。その他、生ビールが460円、レモンサワーや梅サワー300円。壜ビールも置いている。普通の銭湯にしてはかなりの充実度。冷蔵庫に壜ビールやグラスが並んでいるのも初めて接する光景だ。

そして、フロントスペースというか、ロビーが充実していて、立派なリクライナーが3台×3列で計9台。その傍らにはソファも並んでいる。リクライナーの正面にはスクリーン型の大画面テレビ。ちょっとしたサウナのような充実度。

脱衣所は、幅4間、奥行4間程度。SakuraV錠のロッカーとYamatoのデジタル体重計がある程度のシンプルなもの。壁紙が新しいのか綺麗なことと、トイレの個室に洋式便座と小便器が一緒に設置されているのが印象に残った。そういえば、昔の家の便所は、この2つがあったよなぁ・・・と。

浴室は、幅4間、奥行4間と大きい。そのスペースとは別に、外壁側に15人くらい入れるサウナ室と水風呂がある。
天井高は、1.75間ほどと高くはないけど、奥壁側に一直線で並ぶ浴槽の上は、2間半ほどと、他の部分よりも天井が高くなっている。

島カランは2列で、カラン数は4・4・4・4・4・0。カランはWaguriの取っ手が茶色のもの。そして、ケロリン桶を置く台がある。

湯道具を置く部分も桶を置く台も厚手の御影石が使われ、隣の人に湯が流れていかないように溝が切ってある。隣のカランとの間に衝立がある銭湯もあるけど、浴室が狭くなる感じで、好まない。これくらいがいい。

そして、カランからは、熱い湯が渦を巻いて出てくる。凄い勢いだ。直ぐに桶が満たされる。

浴槽はセンターから、ボディーマッサージ、1穴強力ジェット、電気風呂の槽。次に寝湯と7点の座ジェット。次が「薬草湯」でハーブと鉄鉱泉実母産湯の日替わりのようだ。その隣が水風呂。残念ながら、黒湯はなかった。

そして、屋外に「外気浴」があり、座るスペースと、打たせ湯がある。ガラスの仕切りもなかなか感じがいい、気持ちのいい打たせ湯だった。だんだんと寒い気候になってきて、その寒さも心地いい。誰も居ないので3回もやった。

サウナは15人くらいの大型で、テレビと砂時計が設置されている。ただ、敷いてあるのが、青いカーペットの様なもので、清潔感がいまいちだった。まぁ、バスタオルを借りて、腰に巻いて入るのが正しい姿なんだろうから、仕方ないか。

ビジュアルは奥壁に貼り絵のようなタイプのモザイクタイル絵。絵柄は渓谷と白い嶺だけど、少し平板に過ぎる感じがする。

上がりは、リクライナーに寝そべって、サッポロの黒ラベル(缶ビール)300円。
金曜日の21:40〜23:00まで滞在。最後は客が少なくなってきたけど、客は多い。
基本料金で入れる、充実銭湯だった。