差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2005年11月6日日曜日 11:05
宛先: 銭湯ML
件名:

ナカムラです。

今日(11/3)は、「やすらぎの湯・万葉(横須賀市久里浜)」に行ってきました。
久里浜駅(横須賀線)から、0.5キロ、4分くらいです。

今日から、11/6までの4日間、北鎌倉の円覚寺と建長寺で宝物風入れ。以前、円覚寺のを見たので、今回は建長寺の風入れに寄る。重要文化財に目を凝らすと、鼻が付いてしまいそうな所にある。貴重な経典が、触れられる近さにある。もちろん「手を触れてはならぬ」と木札に墨書。昔から使っているんだろうけど、最近にはない直接的なご指示・・・。建長寺では、円覚寺にはない、抹茶と菓子のサービスがあった。今日は、通常の入場料300円プラス500円。

円覚寺の坐禅は早朝だけど、建長寺は土日とも、夕刻5時から参加できるようだ。坐禅に興味を持ちながら果たせずにいる。
そのうち果たさなければ・・・。

北鎌倉から鎌倉へ抜ける。夏などは、休みの日でも驚くほど人出が少ないことがあるけど、気候がいいからか、凄い人出。鎌倉の混雑は、イメージと異なるせいか、疲れる。

鎌倉駅から久里浜駅は横須賀線で30分ほど。初めは「梅の湯」を目指していたけど、工事関係者が出入している。この前、向かおうとした時は定休日だったし、今日は定休日ではないのに、塗装工事中だった。まぁ、ペンキを塗っているのですぐ廃業ということも無いだろうから、安心して(?)「やすらぎの湯・万葉」に行くことに。

同湯は、毎日1階と2階を男女入れ替え。2階にのみ露天風呂がある。今日は、幸い、2階が男湯の日。下足は松竹の金属板鍵のもの。サウナ200円込みで計600円。フロントでバスタオルを受け取り2階へ。

2階には厨房があって、10畳ほどのに座卓が4つ、その他にテーブル2つ程度の休憩&飲食スペースがある。

脱衣所は、幅1間半、奥行3間くらいか。意外に狭いスペース。祝日の16:00〜17:30くらいに滞在したけど、その間のピーク時で浴室に20人、脱衣所に10人くらい居るので、その感が強い。

ロッカー松竹のシリンダ錠。下段が容量の大きいものになっている。デジタルの体重計が「ISHIDA」のものだった。京都のメーカーだったかな、アナログには何度か遭遇したけど、デジタルも扱う現役の会社なんだ・・・。その他、牛乳系の自販機、テレビ、脚の長い扇風機などがある。

浴室は、幅3間、奥行は、屋内4間半、さらに露天スペースの屋外が1間半ほど。
天井高は2間弱、一部が切り取られていて、硝子製の三角屋根が載せられている。今日は、雨が落ちてきそうな夕方だけど、太陽のある時は明るい浴室だろう。

床は、タイルではなく、凝灰岩かな、緑ががかった滑りにくい石張りになっている。壁は縦長の厚手のタイル。これって特徴はないけど、しっかり作り込まれた浴室だ。

島カランは、横置きに1列で、カラン数は6・6・6・4。カランは砲筒型の新しいものだけど、これは操作するのに思いのほか力が要る。デザイン性を含めて個人的には好きになれない。

浴槽は、壁に接して、3間×2間程度のメイン槽。それに、座ジェット×2、寝湯×2、歩行風呂がある。その他、水風呂、2人用程度の檜風呂。サウナは、砂時計すらないシンプルなものだけど12人は入れる大きなもの。話の内容からして自衛官なのか、土地柄、そういった人たちも湯に浸かっているようだ。

露天風呂は、平面ながら、床、浴槽とも石張りになっている。カランも2つある。風情は感じづらいけど、風呂で外気に当ることができるのは、代え難い。

上がりは、休憩スペースで生ビール450円。缶ビールでいいんだけど、見当たらない。しかし、他の客は缶ビールを飲んでる・・・。持ち込みOKなのかと思ったら、1階にビールの自販機があった。分からんでもないけど、そんなに離れたところに置かなくても・・・。

帰りは、鎌倉に戻って、「串あげひら乃」。枡で供される樽酒、デンキブラン、串揚げ10品、ご飯で2000円くらいだったかな。帰り際に小学生と母親がやってきたけど、それ以外の4組はデート中という感じで、やや浮いていたけど、安いし、いい店だった。

あれほど混雑していた小町通りも、18:30になると観光客は居なくなる。19:00にスーパーが閉まると地元の人たちの通りもぐっと減る。開いているのはごく一角にある飲み屋だけになる。開発を制限しているので当たり前だけど、鎌倉は夜型の生活には向かない。


梅の湯(横須賀市久里浜)

塗装工事中

小町通り


串あげ ひら乃
ひら乃はラーメン店で有名で、鳥ひら乃に次ぐ3店舗目