差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2004年3月14日日曜日 11:07
宛先: 銭湯ML
件名: [sento-freak:04863] 政の湯(川崎市南町) 〜川崎天然温泉

ナカムラです。

今日(3/12)は、「政の湯(川崎市南町)」に行ってきました。
8時に会社を出て、急遽、銭湯に行きたくなって・・・。
1月は風邪。2月はその余波で身体の調子が悪く、平日の銭湯巡りはホント久し振り。

今日は、中央区民・在勤者はダダで銭湯に入れる日。会社近くの木村湯か、行ったことのない銀座湯か・・・。
結局、帰宅経路にある川崎駅で途中下車。
川崎駅から15分くらい。以前、外から男女境に大きなタイル絵が見えた、川崎の「吉の湯(川崎市貝塚町)」が気になっていた。

川崎駅付近は繁華街だけど、第一京浜を渡ると「貝塚本通り商店街」。ぐっと地元密着系の街になる。
しばらく夜の商店街を進む。
しかし・・・・・・、露地入口の門が閉まってた。都合により11日と12日は臨時休業との貼り紙。

こういうこともある。

仕方ないので、通り過ぎてきた、政の湯までバック。
川崎南町。名だたるソープランド街だけど、不景気なのかな、呼び込みもあまりいない。
並びの「乙姫」という店もつぶれたのか廃墟然としていた。
この通りは「政の湯通り」と命名されているくらいだから、色街によくある、歴史ある銭湯なんだろうけど、ややくたびれたビル銭。

自動ドアを通って靴を脱ぐとフロント。2階のサウナと共用なのか結構広い。
フロント脇に怪しい?螺旋階段があって、2階のサウナ「立山」という施設に繋がっている模様。
螺旋階段には、サウナは1300円で、政の湯も利用できる旨が書かれていた。

脱衣所はビル銭ながら結構天井が高い。一部、サウナ室が張り出しているけど天井が高いから圧迫感はない。
SakuraVのロッカーが40個ほど、洗濯機、乾燥機、自販機、ISHIDAの体重計、マッサージ機がある。
この体重計、膝の辺りに文字板があるものだけど、キログラム表示の外側にマジックで「貫」の目盛りが手書きされている。
ビル銭ながら、やや古めの柱時計。振り子は動いてないけど、10時にはいい音色の時報を奏でてた。

浴室は脱衣所同様そこそこ高い天井。幅3間半、奥行4間の広さ。
島カランは1列で、カラン数はセンターから、4(+立ちシャワー2)・6・6・5。
島カランの両サイドにポールが立っていて、円筒形の鳥かごみたいなのが付いていて水銀灯が入っている。だけど、1つは点灯していない。

浴槽はセンター側に縦に2つ。これは黒湯。奥がバイブラで手前が1人用の寝湯になっている。温度は43度くらい。
ここの「川崎天然温泉」の黒湯は、微かに泥臭さがある。寝湯には湯の花らしいけど、知らなければ垢にしか見えない浮遊物がある。

奥壁側に白湯の浴槽。座ジェットが2つとジェット。温度は42度くらいとぬるめだった。
今日は時間が遅いからサウナ(乾式)には入らなかったけど、サウナ用に水風呂がある。ライオンの口から勢いよく水が注がれている。

奥正面の壁には大きな富士山と帆掛け舟のモザイクタイル絵。大きさという点では大きいけど、なんか大味な絵柄かな。

空間的には落ち着ける感じの銭湯だったけど、マナーが悪い相客がいて落ち着けなかった。
小生の銭湯の評価は、入る時間、相客に左右される感じがする。なかなか、客観的には見れない。

夜の川崎駅のまわりは横浜駅とは違った喧騒感がある。
エネルギッシュだし、少し危ない感じもある。
今日は、濃い立ち飲みで一杯やるパワーがないので、まっすぐ帰宅しました。