差出人: Masayuki Nakamura
送信日時: 2005年7月24日日曜日 12:18
宛先: 銭湯ML
件名: みどり湯(品川区西大井)

ナカムラです。

今日(7/20)は、「みどり湯(品川区西大井)」に行ってきました。
西大井駅(JR横須賀線)から、0.3キロ、2分くらいです。

マンションの1階に入ったマンション銭湯。向かいに理髪店があることから、昔からこの地で営業していることが分かる。
創業は、戦後直ぐらしい。現在の姿になったのは平成1年ごろ。

松竹錠の下足箱に靴を入れ、自動ドアでフロントスペースに入る。
一見して小振りのスペース。
サウナの値段が書かれていないので尋ねると無料とのこと。女将に400円を渡す。
大田区で無料のところは多いけど、それ以外では珍しい気がする。

脱衣所の広さは幅2間、奥行1間半、天井高1間半。横須賀的な小銭湯。
古い銭湯時代から引き継がれたのか、旧型のマッサージ機、ISHIDAのアナログ体重計、年季の入った脱衣籠が2つある。
四角に「タ」という屋号のアナログ体重計が「ISHIDA」のものと初めて知った。文字盤が膝の高さにあるもの。

冷房が入っているのでサッシは閉まっているけど、極小のスペースだけど白い小石が敷かれた庭的なスペースがある。

浴室は、幅2間、奥行も2間半しかない。天井高さも1間半でプラ板張り。
カランはセンターから、7・4・4+2・3。センターにハンドシャワー1、外壁側に冷温の立ちシャワーがある。
桶が茶色の正六角形の変ったもので、椅子も茶色。

浴槽は奥に1槽。真中にマンションの柱があるのでさらに狭くなっている。横須賀の銭湯よりも確実に狭い。
1間四方のバイブラバス、エステバス、1穴の強力ジェット。
ビジュアルはなく、角の湯の注ぎ口が岩組みになっているのが唯一の装飾か。

サウナは4人位と小さいが清潔で本格的なもの。無料というのは価値が高い。
チャキチャキの下町気質の相客がいて、どうやら21歳の娘に銭湯にでも行ってよと言われているらしい。
4人の子沢山なので、まだ娘がいるのかも知れない。「てぇやんでぇ〜」っていうフレーズが何回も出てきた。
よく聞く話ではあるけど、同じオヤジとして、ご同情申し上げた。

上がりはビール類はないので、カルピスウォーター。キンキンに冷えて心地良かった。

改築前から小さい銭湯だったらしいけど、東京の住宅地にある銭湯としてはいかにも小規模。
しかし、そのせいもあって居心地のいい湯だった。いいサウナが無料というのも良心的だと思う。