割烹旅館・三浦屋 H17.8.22
大野に3軒ある料理旅館の1つ。今の女将は九代目。
古い旅館だったので、他の部屋も見せてもらった。
江戸時代後期と明治時代初期の建築らしい。
長男は医学部の大学助教授。娘は天皇陛下も泊まったという芦原温泉の老舗旅館の女将となっている。
この旅館を継ぐ者はいないので、手を入れず細々とやっているとのこと。
宿泊料は安かったが、きちんとしたもてなしで好感が持てた。
部屋のテレビが液晶テレビだった。初めての遭遇。
この部屋の主な泊り客は団体の高校生。 |
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「抜き柱」柱を抜いて、大広間に使える凝った造り。 |
鏡職人が見学に訪れる凝った造りの鏡台。京都の高名な芸妓が同館に流れてきて、息を引き取った。その遺品とのことだった。 |
掛け軸は、三、四代前の永平寺管長の揮毫。 |
タイル使いと障子の意匠がなかなだ。 |
芸妓が裾を捲り上げて、この急階段を一気に駆け上がったと言っていた。 |
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