日本酒ワンカップ&お燗瓶部 TOPページ
No.1〜No.250
銘柄 | 地域 | 感想 | 画像 | |||
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296 | 純米酒にごり/榮川 | 福島県耶麻郡磐梯町 大字更科字中曽根平 榮川酒造 |
福島県耶麻郡磐梯町大字更科字中曽根平は、榮川酒造の『裏磐梯の名水仕込/純米酒にごり/榮川』。大宮駅でJR系の職員がワゴンで盛んに売っていた。清酒の榮川よりも幾分高かった。さすが純米の濁り酒。さらっとした旨さがあった。 (2017.07.04.記) |
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295 | 力士/本醸造/にごり酒 | 埼玉県加須市騎西 釜屋 |
埼玉県加須市騎西は、釜屋の『力士/本醸造/にごり酒』。濁り酒は冬の酒という印象だけど、今月製造されたものが大宮駅のコンコースのワゴンで売られていた。『栄川』の濁り酒とともに購入。 ・ あまり期待していなかったけど、こってりし過ぎず、甘過ぎず、バランスのいいとても美味しい濁りだった。 ・ 大抵はワンカップで止めるけど、気分が良くなって、この瓶に違う酒をお代りしてしまった。脂肪肝撲滅運動中なんだけど。 (2017.06.26.記) |
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294 | Ohmine Junmai | 山口県美祢市大嶺町 大嶺酒造 |
山口県美祢市大嶺町は、大嶺酒造の『Ohmine Junmai』。下関のモールで出会った、籾だろうか、黒一色で描かれたスウェーデンのデザイナーによるエッジの効いた100ミリリットルの小さなボトル。 ・ 敢えてアルコール度数を抑えたフルーティーで品の良い酸味と香りは強く印象に残る。 ・ 50年間休止していた蔵を2004年に再開。こだわりの山田錦と秋吉台のカルシウムだけが多い弁天湧水で醸した酒を世界に送り出している。 (2017.06.21.記) |
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293 | 多満自慢 | 東京都福生市熊川 石川酒造 |
東京都福生市熊川は、石川酒造の『多満自慢』。「多摩の心をうたいつつ、多摩の自慢となるよう、多くの人達の心を満たすことができたら」という思いで、昭和8年に命名された。 ・ 冬から春先のみに仕込まれる寒造り。以前飲んだラベルは白だったけど、今回は青。 ・ あっさりとしたなかに、しっかりとした旨味とコクがある。なかなか美味しい酒で気に入っている。 (2017.06.06.記) |
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292 | 黒松白鹿 山田錦 | 兵庫県西宮市建石町 辰馬本家酒造 |
兵庫県西宮市建石町は、辰馬本家酒造の特別本醸造『黒松白鹿 山田錦』。全量を兵庫県内産の山田錦で醸している。最近増えている、大手酒造のちょっとだけ上質な原料を使った日本酒。爽やかなブルーのボトルで山田錦を全面に出している。主張はないけど味わいは上品。コクと甘味、旨味のバランスもいい。夕御飯の中で抜群のパフォーマンスを感じる。 (2017.06.01.記) |
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291 | 金鹿 灘カップ | 兵庫県西宮市今津出在家町 大関 |
兵庫県西宮市今津出在家町は、大関株式会社の「金鹿 灘カップ」。 「OneCupOzeki」でワンカップの先駆けとなった大関。大崎・金春湯の向いの酒屋の自販機で安く売られていたので、「OneCupOzeki」を名乗れない安酒なのかと思ったら、事情は少し違っていた。 「金鹿」は元々灘酒造(2006年民事再生法、2012年解散)のブランドで、大関は受託生産を経て、灘酒造の解散後は、金鹿ブランドを引き継いだようだ。 同じく「多聞」なども同様のケースで大関が醸造している。 味は「OneCupOzeki」よりも淡麗というか、旨みもコクも若干欠ける印象だった。 しかし、「OneCupOzeki」よりも明らかにグレードが低いワンカップはどんな所で売られているんだろう。そんなことが気になった。 (2017.05.29.記) |
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290 | 吉乃川/おけさカップ | 新潟県長岡市摂田屋 吉乃川 |
新潟県長岡市摂田屋は、株式会社吉乃川の『吉乃川』のおけさカップ。表に佐渡おけさの絵が描かれ、裏には『佐渡おけさ』と『吉乃川おけさ』の歌詞が書かれている。 味はすっきりとした新潟の酒のなかにコクと微かな甘さを含んでいた。 (佐渡おけさ) 佐渡へ佐渡へと/草木もなびく/佐渡は居よいか/住みよいか/雪の新潟/吹雪に暮れて/佐渡は寝たかや/灯が見えぬ (吉乃川おけさ) いつもにこにこ/迎えるものは/妻の笑顔と/吉乃川 越後名物/荷物にならぬ/飲んでお帰り (2017.05.21.記) |
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289 | 黒松白鹿 | 兵庫県西宮市建石町 辰馬本家酒造 |
兵庫県西宮市建石町は、辰馬本家酒造の「黒松白鹿」。精米歩合70%の純米酒。今日、内視鏡の検査が終わったので、少し気が大きくなってワンカップながら普通サイズの1.5倍、270ミリリットルの”大盛り”。大手酒造の酒は本醸造でも充分に調整された美味しさがあるので、敢えて”純米”と謳ってはいるものの、純米ゆえの優位性は感じられなかった。そんなこんなで、飲んだ後に少し複雑な気持ちになった。先日、石岡に行き石岡酒造の「白鹿」のワンカップを買い求めた。昭和34年以来のブランドとのことで、石岡の「白鹿」の方が後発のようだけど、同名のブランドって珍しいなと思った。 (2017.05.09.記) |
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288 | たかの井 | 新潟県小千谷市東栄 高の井酒造 |
新潟県小千谷市東栄は高の井酒造の軽快辛口『たかの井』。豪雪は空気を清浄にし清冽な水を育む。県内産米で醸したすっきりとした辛さの中にほんのりと甘い、上品で美味しい酒だった。 (2017.05.02.記) |
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287 | 白神 | 青森県弘前市大字米ヶ袋 白神酒造 |
青森県弘前市大字米ヶ袋は白神酒造の山廃本醸造の『白神』。全て県内産米でかもした微かな黄色を帯びた粘度と酸味のある独特の味だった。もちろん新鮮な酒でコンディションはいい。独特さはあるもののバランスは悪くない美味しい酒だった。2年前に工場が火災で全焼したという苦難を乗り越えた酒蔵なんですね。 (2017.04.25.記) |
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286 | 千曲錦 | 長野県佐久市大字長土呂 千曲錦酒造 |
長野県佐久市大字長土呂は千曲錦酒造の『千曲錦』の純米“藤村のにごり酒”。県内の美山錦2割、コシヒカリ8割で醸されている。それなりに甘いのでたくさんは飲めないものの、純米のにごり酒なのでベタつきはない。美味しい濁り酒だった。 (2017.04.24.記) |
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285 | 桜鑑 | 新潟県長岡市十日町 柏露酒造 |
新潟県長岡市は十日町の柏露酒造の本醸造生貯蔵酒の『桜鑑』。かなりドライだけど円やかさを感じる美味しい酒だった。柏露酒造は『越乃柏露』という銘柄の酒を造っている。やはり、あっさりとした味の中に上品な甘さと記していた。越後の優等生と言える酒だ。 (2017.04.11.記) |
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284 | 紅さんご | 鹿児島県奄美大島 奄美大島開運酒造 |
鹿児島県奄美大島は奄美大島開運酒造の長期貯蔵の黒糖焼酎『紅さんご』。一合瓶ながら40度もあるのでの見応えどっしり。黒糖焼酎は抜ける様なスッキリとした香りが特徴だと思うけど、長期貯蔵の濃厚タイプでもその印象は変わらない。旨味もしっかりして美味しかった。 (2017.03.28.記) |
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283 | 雪鶴 | 新潟県糸魚川市押上 田原酒造 |
新潟県糸魚川市押上は、田原酒造の純米酒『雪鶴』のお燗瓶。“糸魚川は美酒の里/酒ゆきつる”と白で記された瓶は雁木のある雪国を彷彿させる美しさと気品がある。県内産米を65%まで磨いた純米酒の味はあっさりとした上品な味だった。 (2017.03.15.記) |
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282 | 紹興酒 | 台湾 | 横浜の中華街で買い求めた紹興酒。売っていた店員いわく、土産物なのでそんなに高級なものではないと。しかし、ポートワインと同じで“紹興酒”を名乗れるのは本場で醸造した酒だけと聞いたことがある。本来そうなのかは知らないけど、コルクを開けたらそれなりに濁っていた。温めて美味しく頂いた。 (2017.03.14.記) |
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281 | 千代の園 | 熊本県山鹿市山鹿 千代の園酒造 |
熊本県山鹿市山鹿は、千代の園酒造の黒松チヨカップ「千代の園」。明治29年(1896年)元米問屋が創業した蔵元。熊本が日本酒文化圏と焼酎文化圏の境目辺りらしい。瓶の美しさが光るワンカップ。スッキリとした中にコクのある甘さが効いた酒だった。 (2017.03.13.記) |
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280 |
串カツ田中オリジナル | 静岡県浜松市浜北区宮口 花の舞酒造 |
照の湯に浸かっての上がりの一杯。”大阪伝統の味”を標榜する「串カツ田中」のオリジナルワンカップ。串カツやお好み焼には日本酒も合うと思っている。中身は静岡県浜松市浜北区宮口は花の舞酒造の本醸造酒のようだ。甘さとコクのバランスがいい美味しい酒だった。かつて、この酒蔵の純米吟醸『花の舞』を飲んだことがある。全量、県内産の誉富士で醸した美味しい酒だった。「串カツ田中」は”大阪の伝統の味”を標榜しているものの世田谷の住宅地で2008年に1号店を出した企業で、関西人には全く馴染みのない串カツ屋だ。しかし、串の坊などにはない紅ショウガの串カツなどもあって値段も手頃。悪くはない感じがした。 (2017.03.05.記) |
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279 | 秋田まつりカップ | 秋田県横手市増田町 日の丸醸造 |
秋田県横手市増田町は、日の丸醸造の「秋田まつりカップ」。瓶に、なまはげ、かまくら、竿灯が描かれている。何というブランドの酒か表示はないものの、充分なコクとあっさりとした甘さの美味しい酒だった。 検索したら「まんさくの花」を醸造している酒蔵なんですね。以前飲んだ時も同じ印象をコメントしていました。 (2017.02.28.記) |
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278 | 越乃柏露 | 新潟県長岡市十日町字小島 柏露酒造 |
新潟県長岡市十日町字小島は”いい酒だけを造り続けて260年”の柏露酒造の『越乃柏露』の純米酒。精米歩合65%まで磨いた五百万石を醸している。あっさりとした味の中に上品な甘さ。さらっとした長岡ならではの優等生的な酒だった。金色の柏の家紋がどことなく厳か。 (2017.02.13.記) |
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277 | 酔仙 | 岩手県陸前高田市高田町字大石 酔仙酒造 |
岩手県陸前高田市高田町字大石は、酔仙酒造の『酔仙』。東日本大震災の大津波で、建物、在庫など全てを失った酒蔵として記憶に残っている。そして、見事に復活を遂げた。この手の缶入りの酒はかなり濃い印象がある。やはり、やや黄味がかった濃厚な酒。錫製のちろりでぬる燗にしたけど、少しお湯を足してもいいかも知れない。とても美味しいだけだった。 (2017.02.07.記) |
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276 | 酒王/秀よし | 秋田県大仙市長野字二日町 合名会社鈴木酒造店 |
秋田県大仙市長野字二日町は、合名会社鈴木酒造店の本醸造『酒王/秀よし』。ラベルの下の部分に控えめに“創業元禄弐年(1689年)。コクがあってまろやかな味わいです。”とある。12月製造の酒。ひと口飲んで偽り無しと感じた。 (2017.02.06.記) |
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再飲 | 大関/季節限定 にごり酒 | 兵庫県西宮市今津出在家町 大関 |
兵庫県西宮市今津出在家町は、灘五郷の名門でワンカップの元祖、大関の季節限定の『純米にごり酒』。濁り酒は、どぶろくの里の『白川郷』が好物だけど、飲み過ぎると肥えるため沢山飲むのは控えている。夕方、スーパーでワンカップの濁り酒を見かけたので試してみた。濁り加減はほどほどだけど、程よい飲み応え、多少甘すぎる嫌いはあるけど美味しい濁り酒だった。 (2017.02.05.記) |
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再飲 | 榮川 | 福島県耶麻郡磐梯町 榮川酒造 |
和食に合う酒だという印象は変らなかった。しかし、地方の酒ながら少し出来過ぎているというか、嫌みなくらい調和が取れた酒だった。 (2017.02.02.記) |
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275 | 司牡丹 | 高知県高岡郡佐川町 司牡丹酒造 |
高知県高岡郡佐川町は、司牡丹酒造の本醸造『金鳳 司牡丹』。お燗して頂く。コクと旨味のバランスは絶妙。小生の好みの菊正宗よりも少し粘度がある。美味しい酒だった。 (2017.02.01.記) |
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274 | 松翁 | 高知県香美市土佐山田町西本町 松尾酒造 |
高知県香美市土佐山田町西本町は、松尾酒造の『松翁』のお燗瓶。甘さ、コク、スッキリさと、バランスのいい酒だった。湯呑みに注いで常温で頂いたけど、お燗でも間違いなく美味しい酒だと感じた。”松尾酒造”を検索すればいくつかヒットする。同社の社名は酒の神、京都の松尾大社に因んだものらしい。他の松尾酒造もそうなのか。1300蔵ほどあるという酒蔵。検索して3つ以上同名の酒蔵がヒットしたことは記憶にない。 (2017.01.24.記) |
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273 | 七福神 | 岩手県盛岡市紺屋町 菊の司酒造 |
岩手県盛岡市紺屋町は、菊の司酒造の粋然『七福神』。市内中心部の酒蔵で2度ほど通りかかったことがある。240年もの歴史がある酒蔵のようだ。少し辛口ながら甘さとコクのバランスがいい。高級な酒とは比べられないものの、普通酒として好感が持てるものだった。 (2017.01.23.記) |
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272 | 強力 | 鳥取県東伯郡琴浦町 大谷酒造 |
鳥取県東伯郡琴浦町は、「鷹勇」のブランドを持つ大谷酒造の純米主七割磨きの『強力』。あの大賀ハスのようなストーリーで復活を遂げた幻の酒米の”強力”で醸されている。違う酒蔵の強力米の酒を飲んだけど独特の味が好みじゃなかった。しかし、こちらの酒は濃厚にして旨みも強い。違った独特の味があったものの気品を感じる旨さだった。 (2017.01.23.記) |
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271 | 宮の舞 | 愛媛県西宇和郡伊方町 松田酒造 |
愛媛県西宇和郡伊方町は、松田酒造の焼酎「宮の舞」。焼酎本来の香りとは違う味がして楽しめ無かった。我が家の過酷な保管状況の中で長居をさせてしまったからかも知れない。ワンカップだけどアルコール2倍の焼酎だけあって、酔ったという程ではないけど、幾分眠くなった。 (2017.01.23.記) |
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270 | 九頭龍 | 福井県吉田郡永平寺町 黒龍酒造 |
福井県吉田郡永平寺町は、黒龍酒造の『九頭龍』。県内産の酒米五百万石だけで醸した純米酒。独特のボトルに入っている。よく見返したら冷蔵庫に保管して早めに飲むように記されていた。8月下旬製造のボトル。ちょっと独特の酸味を感じたのは常温で我が家の”酒蔵”に保管していたからかも知れない。コクと適度な粘りを感じる良質と感じさせられる味だった。曹洞宗大本山の永平寺のある町。永平寺のお声明のCDを買ったことがある。いつか、永平寺へ訪れてみたい。 (2017.01.12.記) |
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269 | 松竹梅 豪快 | 京都市下京区長刀鉾町 宝酒造 |
お出掛け編。京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町は、宝酒造の『松竹梅 豪快』。初めての鳥貴族では、カンカンに熱せられたワンカップが蕎麦猪口に放り込まれる感じで提供された。なかなか荒っぽい初めての提供スタイル。飲食店限定販売のブランドのようだ。お燗にも合うバランスのいい酒で、旨みの強い酒で焼き鳥にも合う酒で満足。 (2017.01.06.記) |
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268 | 末廣 Dr.野口カップ | 福島県会津若松市日新町 末廣酒造 |
福島県会津若松市日新町は、嘉永3年(1850年)創業の末廣酒造の『末廣 Dr.野口カップ』。微かな気味。粘度を感じる強いコクと少しの甘さを感じる旨味の強い酒だった。野口英世を支援した先生と同酒蔵の主が関係が深かった関係で、野口英世とも関わりがあったようだ。そのまま頂いたが、冬が長く寒い会津地方の酒蔵らしく、燗酒に並々ならぬ思い入れがあるようだ。今度見つけたら好きなお燗でも試して見たい。 (2017.01.04.記) |
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267 | 土佐鶴 | 高知県安芸郡安田町 土佐鶴酒造 |
高知県安芸郡安田町は、土佐鶴酒造の『土佐鶴』のお燗瓶。お燗して頂いた。すっきりとしていながら上品な旨味とあっさりとしたコクががある酒だった。 (2016.12.31.記) |
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266 | 牧水 | 長野県佐久市茂田井 武重本家酒造 |
長野県佐久市茂田井は中山道にある文化財の酒蔵、武重本家酒造の本醸造生?造り『牧水』。旨みとコクのバランスがいい美味しい酒だった。凝った瓶の後ろ側にはメジャーカップに使えるように目盛りが刻まれていた。ありそうで余り見ない懐かしい瓶に入っている。 (2016.12.26.記) |
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265 | 酔鯨 | 高知県高知市長浜 酔鯨酒造 |
高知県高知市長浜は、酔鯨酒造のお燗瓶の『酔鯨』。鯨が酔うとは何とも高知らしいネーミング。瓶の底が抜けぬように慎重にお燗を付けて頂く。辛口の中にも香りとコクのバランスの良さを感じる。3800石と小さな酒蔵。昭和44年からのブランドのようだ。 (2016.12.25.記) |
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264 | 開當男山 | 福島県南会津郡南会津町 開当男山酒造 |
福島県南会津郡南会津町中荒井は、開当男山酒造の『開當男山』。会津鉄道線の車輌が描かれている。この11月に瓶詰めされたフレッシュな酒。透明な中に上品な甘さとしっかりとしたコクがある濃厚な旨口の酒だった。享保元(1716)年の創業。創始者の3代目渡部開当(はるまさ)の名がそのまま銘柄名となっている。以来14代、300年にわたって寒冷地を生かした独自の酒造りに取り組んでいる。 (2016.12.20.記) |
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*** | 豊能梅 | 高知県香南市赤岡町 高木酒造 |
高知県香南市赤岡町は、高木酒造の『豊能梅』。小鍋でお燗を付けていたら、”ぴきっ・・・”と小さな音。あろうことか底が抜けた。根性がないお燗瓶に付、味は不詳。 (2016.12.20.記) |
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263 | 一本義 | 福井県勝山市沢町 一本義久保本店 |
福井県勝山市沢町は、一本義久保本店の『一本義』。白いラベルに澄んだ酒。”奥越前地酒”とあるものの、あっさりとした旨みの例えば黄桜のような、調整され尽くした大手酒造の優等生の酒と全く同一の味だった。酒蔵にほど近い南部湯に入るために勝山を訪れたことがある。九頭龍川畔の静かな町。河原町の花月楼の隣の鮨屋で建築の話しに花が咲き、大野にタクシーで戻ることになったのを思い出した。 (2016.12.19.記) |
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262 | 五島麦 | 長崎県五島市三井楽町 五島列島酒造 |
長崎県五島市三井楽町は、五島列島酒造の『五島麦』。五島の島の恵みで焼酎を造るというのが酒蔵のポリシーのようだ。島産の二条大麦のみで造られている。五島の海を思わせる爽やかな群青のボトルに清冽で香り高い焼酎だった。福岡県は言わずと知れた酒所。平成24年はその管内の酒蔵から出品された143銘柄の中で1位、大賞の栄誉に浴している。 (2016.12.11.記) |
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261 | 国権 | 福島県南会津郡田島字上町甲 国権酒造 |
福島県南会津郡田島字上町甲は、国権酒造の本醸造『国権』。11月に造られたフレッシュな酒。旨みとコクが強い濃厚さを感じる酒だった。しかし、そこそこ甘味も強く、好みは分かれるかも知れない。会津田島は福島県でも有数の雪の多い地方。明治10年から酒を醸す県内でも有数の酒蔵。逗留した僧の命名によって『南光』、『亀の井』から『国権』に改称されている。自由民権運動が背景にあると解釈されているようだ。 (2016.12.11.記) |
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260 | 瀧嵐 | 高知県五川郡いの町勝賀瀬 高知酒造 |
高知県五川郡いの町勝賀瀬は、高知酒造の『瀧嵐』。高知酒造という大味な社名は、戦時下の昭和18年に高知市・長岡郡・吾川郡・土佐郡の1市3郡の酒造家28社が統合して出来た酒蔵ゆえのもの。
日本一水質が良好で”仁淀ブルー”と呼ばれる奇跡の清流、仁淀川畔で醸している。お燗して頂いた。すっきとした中に上品な甘さとコクがある。普通酒として優等生的な味だった。 (2016.12.06.記) |
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259 | 真名鶴/懐石本醸造 | 福井県大野市明倫町 真名鶴酒造 |
福井県大野市明倫町は、真名鶴酒造合資会社の『真名鶴/懐石本醸造』。越前大野駅から市外中心の途中にある酒蔵の前を通ったことがある。”金賞受賞”などの垂れ幕が下がっていた記憶がある。しっかりとしたコク。控えめな甘さ。濃厚な中にもスッキリとした感じ。上品で美味しい酒だった。 (2016.12.05.記) |
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258 | 鬼太郎純吟 | 鳥取県境港市大正町 千代むすび酒造 |
鳥取県境港市大正町は、千代むすび酒造の『鬼太郎純吟』。『ねずみ小僧純吟』の酒米は強力だったけど、こちらは鳥取県西部産の山田錦。芳醇な香りと奥行きを感じるコクと旨さがあった。境港から隠岐へ渡ったことがあるけど、境港を歩いたことがない。銭湯が無いのが難点だけどゆっくりと歩いてみたい町。 (2016.11.30.記) |
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257 | 志ら菊 | 高知県安芸郡西村和食甲 仙頭酒造 |
高知県安芸郡西村和食甲は、仙頭酒造は『志ら菊』。眼前には土佐湾が迫る”和食”という珍しい地名。海岸沿いには和食駅(土佐くろしお鉄道)なんてものあるんですね。お燗瓶ゆえ、温燗で頂いたが、甘味とコクが深く、燗酒としてとても美味しい酒だった。お燗して美味しい酒蔵のようだ。 (2016.11.29.記) |
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256 | 蔵粋 | 福島県喜多方市字南町 小原酒造 |
福島県喜多方市字南町は、小原酒造の特別純米酒『蔵粋』。酒蔵にクラッシックを流し、醪に聞かせながら発酵させているらしい。仕込み水は飯豊山の伏流水。蕎麦が美味しい喜多方の隣駅の山都から飯豊山に登ったことがある。水が印象的な東北の奥深い山だ。味は旨みも強くコクがあって、少し独特の酸味もある変った酒だった。最初はどうかなと思ったものの、嫌みな酸味ではなく、それはそれで美味しい酒だった。会津で290余年もの歴史有る酒蔵らしい。 (2016.11.28.記) |
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255 | 瑞鷹 | 熊本市南区川尻 瑞鷹 |
熊本市南区川尻は、瑞鷹の『上撰 瑞鷹 肥後六花カップ』。くまモンカップが有名。中身は同じだけど印象は少し違った。すっきりとしながらしっかりとしたコクと上品な甘さ。ただ、その甘さがくまモンカップと比べて少し違っていた。川尻には富乃湯という強く惹かれる銭湯がある。同湯を訪れた時には酒蔵にも寄ってみたい。 (2016.11.27.記) |
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254 |
源平 | 福井県大野市要町 源平酒造 |
福井県大野市要町は、源平酒造の『源平』。水が優れた奥越前の大野。大野には銭湯に入るためだけに2度訪れている。風呂のお湯も良く印象的な透明度だった。その時にお世話になった改盛湯(廃業)のすぐ至近の酒蔵。味は辛口ながら、しっかりとしたコクと旨みを感じさせる好きなタイプ。簡素なラベルだけど、よく見ると”青児”のサインがある。銭湯のガラス絵で良く見る東郷青児風の絵の、これは本物のイラストだった。 (2016.11.24.記) |
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舞美人 | 福井県福井市小稲津町 美川酒造場 |
福井県福井市小稲津町は、足羽川畔の美川酒造場の越前木槽搾り『舞美人』。福井藩主松平侯が小稲津の地で狩りをなされた時に、村一番の美人が舞を献上したことに因む酒名。濾過を抑えているのでかなり黄味がかっている。味は驚くほど酸味が強かった。コクはあるようだけど、甘さや、最も大切な旨みを感じることが出来なかった。念のため一部をお燗してみたものの、その印象は変らなかった。決して安造りとは思わないけど、この味が受け入れられるのか不思議に思った。 (2016.11.20.記) |
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252 |
春夏秋雪越前 | 福井市大宮町 越の磯 |
福井市大宮町は、越の磯の『春夏秋雪越前』。県内産の酒造好適米の五百万石で醸した純米吟醸。濾過を抑えた黄味がかった中に、甘辛、コクが絶妙にバランスしている。なかなかに旨い酒だった。 上野駅の13番ホームから出ていた旧型客車急行「越前」。グリーン車も旧型客車で、白い制服に臙脂色の腕章の車掌長、格好良かったなぁ。このせいか、越前に特別な感慨を持ってしまう。 三国、大野、勝山、武生。いい銭湯があって、いい酒がある。ただ、市内13軒の銭湯のうち5軒が今年廃業している。嗚呼、越前。 (2016.11.15.記) |
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251 | ねずみ男純吟 | 鳥取県境港市大正町 千代むすび酒造 |
鳥取県境港市大正町は、千代むすび酒造の『ねずみ男純吟』。当地出身の水木しげるのねずみ男の絵が描かれている。口に含んで初めて分る独特の香りがある。美味しい酒だと思うものの好みは分かれるかも知れない。表示はないが”強力”という、1954年に一旦は途絶え、平成に入り鳥取大学農学部の貴重な標本から復活を遂げた幻の鳥取の酒米で醸した酒のようだ。高さが1.5メートルにもなる尋常ではない稲穂から収穫される。 (2016.11.14.記) |