旧露亜銀行横浜支店他 〜山下町界隈 H15.4.12

イギリス人B.M.ウォード設計。神奈川県における、外資系銀行唯一の遺構。大正10年頃の建築
B.M.ウォードが英国王立建築家協会の準会員に推薦される背景となった代表作品。

銀行建築にある一定の様式ながら、個々の装飾部品が大きいことに特徴。
これは、17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで広まったバロック建築に見られる手法で、建物をダイナミックに演出している。

露亜銀行の移転後は、ドイツ領事館、横浜入国管理事務所、警友病院別館。平成8年からは空きビル(神奈川県所有)になっている。
県が利用方法の模索しているが、時間が経ち過ぎている・・・。



旧日綿実業横浜支店
(設計:渡辺節/施工:佐伯組/昭和2年築)


旧露亜銀行横浜支店
(設計:バーナード.M.ウォード/施工:不詳/大正10年頃)


山下公園

関東大震災の復興事業。大正14年から4年をかけて瓦礫により埋立てた。
中央にある沈床花壇は、かつて船溜まりになっていた。
氷川丸の横にある小さな橋がその名残になっている。



山下


山下


旧露亜銀行横浜支店






旧カストム・ブローカー・ビルディング
(設計:川崎鉄三/施工:戸田組/昭和6or7年)

昭和ビルとキッコーマンビルの双子のビルだったけど、
昭和ビル側は解体された。






旧三井物産横浜支店
(設計:遠藤●/施工:直営/明治44年築)
 日本初のコンクリートオフィスビル