六郷温泉（大田区仲六郷）

差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2007年2月24日土曜日 1:30
宛先: 銭湯ＭＬ (sento-freak@kt.rim.or.jp)
件名: 六郷温泉（大田区仲六郷）

ナカムラです。

今日（2/23）は、「六郷温泉（大田区仲六郷）」に行ってきました。
六郷土手駅から、０．１キロ、１分くらいです。

今朝の天気予報では、今夜は、朝からの雨が降り続くとの予報だった。
なので、駅から近い温泉銭湯ということで、錦糸町･楽天地サウナと六郷土手･六郷温泉をリストアップ･･･。

小生、サッサと仕事して、トットと帰るのをモットーとしているけど、会社を出ることができたのが、２１：３０。帰宅方向と逆に東進するには、時間が遅くて何かとリスクが高い感じがしたので、六郷土手駅へと向かうことにした。天気予報は外れて、雨は降っていない。

六郷土手駅は、大昔に、会社の同僚の女の子に連れられて来たことが１度だけある。北品川の原美術館を散歩して、何故か彼女が六郷土手に行きたいと･･･。

その娘が、悲しみや苦しみを癒すための、学生時代からの思い入れのある場所。誰にでも、そんな場所があるものだ。多摩川を眺めながら、とめどない話をした後、好み焼き屋で夕ご飯を食べて別れた･･･。

何回かデートを重ねたけど、結局、何も進展は無かった。
六郷土手駅を降りて、周辺の記憶は全くといっていいほど残っていなかったけど、久しぶりにそんな記憶が甦ってきた。

同湯は、駅の直ぐ近くの路地を入って直ぐだ。
油井型の煙突を持つ、昭和２７年築の伝統銭湯がベースになっている。脱衣所の２階が増築されているのか、建て替えられたのか、２階に大広間がある娯楽型の銭湯になっている。

仕事に手間どったので、SakuraＧ錠の下足箱に靴を納め、カウンターの前にたどり着いたのが２２：２５。ご主人は２２：４５になったら掃除を始めるが、いいかと聞いてくる。２３：００閉店なのは知っていたけど、あと２０分しかない･･･。サウナと黒湯源泉の水風呂の往復は、１往復に止まることを覚悟する。くぅぅ･････・。

脱衣所は、幅３間、奥行３間ほど。フロントにスペースを取られているので、いくぶん狭い感じがする。そこに島ロッカーと、外壁側にシリンダ錠のロッカーがある。銘は判らなかった。それと、浴室方に大型のロッカーがある。ゴルフバックも入るような大型ロッカーだ。ひょっとしたら、少々肥満気味の小生も閉じ込められるような大きなもの。ロッカーの大きさでは、マイ･ベストワン。

その他。Keihokuのアナログ体重計、自販機、座式と寝式の旧型マッサージ機、洗濯機などがある。

浴室は、幅３間、奥行４間。天井は２段型。ウィング部は、板張りでカーブしている古風なもの。天井は、高さが３間強とかなり高い。高天井には、線形の幾何学模様がある。この天井だけが、創業当時のオリジナル部分なんだろう。

島カランは２列で、カラン数はセンターから７･６･６･６･０。カランは取っ手が茶色のWaguriのもの。カラン台はＴ字型に湯道具を置く部分が広くなっている。

浴槽は、奥壁に接して、深･浅の黒湯源泉槽が２つ。湯温は両方とも４２度弱。外壁側には白湯の低温浴槽で４１度くらい。外壁側には高温浴槽とサウナ用の黒湯源泉の水風呂。

サウナは遠赤外線の７、８人が入れるもので、快適なものだった。ただ、時間の関係で、短めに入って、黒湯源泉にも少ししか浸かることができなかった。くぅぅ･････・。

ビジュアルはない。同湯の特徴として、サウナの脇と、入り口方にタイル張りの座るスペースがあることかな。黒湯温泉に浸かっては、休む。その繰り返しが可能な休憩スペースが浴室内にある。同湯が日帰り温泉施設なんだなぁと思い返させてくれるものだ。

そうこうしているうちに、小生が４３０円を渡したご主人が、シャワーキャップを被って、掃除を開始した。２人の相客も直ぐに上がったので、小生も、それに従う。正味２０分なので、薄い色の黒湯温泉と、サウナと黒湯源泉に未練はあるけど、仕方ない。

女将の話では、東京で第１号の温泉登録だという。大田区で一番最初だというのは知っていたけど、東京で一番最初というのは知らなかった。女将も知らなくて、新聞記者に教えられたという。ホントなのかなぁ･･･。

帰りは、駅横のセブンイレブンでビールを調達して、電車待ちの間にホームで飲む。この駅は、ホームの端から、いきなり多摩川に架かるトラス橋が始まるというインパクトある構造の駅だ。雨は降っていないけど、河原を抜ける風は結構冷たい。

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ナカムラ　（Masayuki Nakamura）
メイン:masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp　　
URL: http://www7a.biglobe.ne.jp/~masayuki/ （風呂屋の煙突）
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	油井型の煙突
六郷土手駅	六郷土手駅のホームの端。多摩川の鉄橋になっている。