旧桜湯/音戸遊廓跡(呉市音戸) 2014.06.17.
昭和48年に「イルカに乗った少年」でデビューした元アイドル城みちるさんの生家。 音戸の大店だった祖先は開廓にも関わったようだ。どこの地方でもそうだったけど、遊廓は金と物が動く大きな産業だった。
芝居小屋があった坂の上から廓入口の開廓紀念碑を望む。
大正8年建立の「開廓紀念碑」
旧道からクランク状の道があって廓内のエリアを望むことは出来ない。電柱の傍らの石柱が遊廓の大門の基礎という。
音戸遊廓跡。旧道からお決まりの見通しが利かないクランクを進むと大門(石造の基礎は現存)とこの開廓碑がある。そして、緩やかな坂の両側に妓楼が建ち並ひ、坂を登りきった正面には芝居小屋があったという。
裏山に昇ると煉瓦煙突と湯気抜きのある浴舎が見える。奥に音戸大橋が見える。
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昔はガス灯が灯ったという。旧道唯一の食堂兼スナックの「しんちゃん」でお好みの昼ご飯を頂いたら。女将さんが桜湯の親戚の方で、子供の頃は風呂場の掃除をやっていたと聞かせてくれた。