新宿 2014.06.14.
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来週初から、昨年同様で関西方面への銭湯に向かう予定。いつも通りの徒歩による旅行なので、暑くなる前に夏期休暇を取ることにしている。

午前中は整形外科に行ってリハビリを受け、近くのイタリアンで昼食を取った。思っていたよりもちゃんとした店で、襟にイタリアの国旗の色を配したコックスーツが額装されて誇らしげにホールの中央に掛けてある。本場の有名なレストランなのだろう。

しかし、何処か学歴をひけらかすような虚しさを感じた。一流レストランで学んだ誇りと自信は胸に秘め、料理人ならば味で勝負すればいいのにと思わなくもない。

ワールドカップの日本戦を明日に控えて、新宿の町はワールドカップ商戦が喧しかった。新宿アルタの前でもユニホームが飛ぶように売れていた。何故か靴屋のABCマートでも青いユニフォームを売っていた。

今日の一番の目的は、青山茂明氏の写真展「失われゆく原風景を求めて」を観ること。結論から言えばこの写真はとても良かった。しかし、これ以外の写真は少々冗漫と感じる写真が多く、少し期待外れだった。

もっとも、30枚や50枚もの写真で、重厚にテーマを紡ぎあげるのはなかなか難しい。

明日はW杯の日本の初戦(VSコートジボワール)。がんばれ日本代表!
新宿ニコンサロンより
失われる漁村を撮影した写真だったけど、被写体が廃墟に偏って広がりが足りなかったと感じた。