新宿・目白 2014.07.12. 〜映画「太秦ライムライト」
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新宿三丁目のバルト9に映画「太秦ライムライト」を観に行く。最近公開された映画だけどあまり広範囲で興業されていない。シネコンの11階のスクリーンも小学校の1クラス分くらいの席しかなかった。

朧気に顔を憶えてはいるかなという程度だけど、主演の福本清三氏は、映画やテレビドラマの斬られ役で”5万回斬られた男”らしい。

映画の全盛期にはこういった役回りの脇役が数百人もいた。現在は数十人。その中にあって、人生で初めて主演するという名脇役福本氏はその道の達人。

時代劇は大分減ってしまったけど、小学校から帰り、午後4時からは水戸黄門や大岡越前を毎日のように観ていたクチ。チャンバラ映画は嫌いじゃない。

ただ、今回の映画は、極めて悲哀と哀愁に満ちた見応えのある映画。時に涙が出そうになっってしまった。

「太秦ライムライト」公式HP。


目白聖公会(昭和4年)。消防車が来て火災訓練中だった。
目白通り。駅の近くのアーケードは撤去されたけど、少し離れた所には昔からのアーケードが残っている。
徳川黎明会・徳川ビレッジ(尾張・徳川家)
目白駅。昔から気になっている使われていない古い階段。恐らくは駅に上がる階段だったと想像している。
宅配ピザのピザーラは、大手商社を若くしてスピンアウトした創業者が、目白で始めた貸レコード屋が 嚆矢。懐かしくその場所に立ち寄ったら、昔ながら狭いながら繁盛した蕎麦屋「吉祥庵」に変わっていた。調べると、ピザーラの会社が経営する蕎麦屋だった。創業の地を 大切にしているようだ。ただ、「翁」の伝説の蕎麦職人(高橋邦弘)の指導で開店したとあるものの、もっと精進する必要がある味だった。翁は長野の長坂に移る前、1985年まで目白(南長崎)にあった。