差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2010年6月23日水曜日 22:34
宛先: sento-freak@yahoogroups.jp
件名: 末広湯(浦安市堀江)
ナカムラです。
今日(6/19)は、「末広湯(浦安市堀江)」に行ってきました。 浦安駅(東京メトロ東西線)から、0.5キロ、6分くらいです。
浦安の海が埋め立てられる前、浦安市の面積が今の1/4くらいだった頃、漁師町だった浦安の 中心が「堀江フラワー通り商店街」だった。平行する境川が、べか舟の舟溜まり。「港」の中心 でもあった。
しかし、今は商店街の体をなしていない。米の湯の前にある地図看板に載っている店の3/4が ×印で消されている。それでもこの400メートルの通りには3軒の銭湯がある。そして、この 通りの銭湯の数は昔から3軒で変わらない。
数年前までこの通りにあった3軒長屋が、浦安市郷土博物館にあった。建築年代は何と江戸時 代。べか舟で栄えたこの通りの歴史はかなりのものだ。
この通りにあって、浦安市で管理する旧宇田川邸、大塚邸、かつての海岸線辺りだった浦安市 郷土博物館と回る。みんな無料ということに驚かされる。
そして、郷土博物館の屋外展示場に、堀江フラワー商店街から移築されたタバコ屋、魚屋、3軒長屋に混じって、レトロな銭湯があった。見事な銭湯は、しかしながら浦安の廃業銭湯では なく、再現建物だった。。。
風呂は最もシャビーな末広湯にする。側面は板張り。エントランスの黒瓦屋根には雑草が伸び ている。これぞ郷愁銭湯の佇まい。ただ、ご常連の話では、建物は意外に古くはなく、昭和24 年か25年くらいの建物だということだった。
相変わらず浦安の銭湯は熱い。深槽は45度は超えている。足の甲がジンジンしてきたので早々 に退散となった。北関東ほどではないけど、浦安も熱い。
男湯は、女将さんの天然水の霧吹きサービス、女湯は何と無料で流しのサービスがある。男湯 で流しのサービスがないのは残念だ。しかし、無料で流しのサービス。凄すぎる・・・。
上がりは、この商店街で一杯やる心積もり。創業100年にならんとする蕎麦・天哲か、天ぷら か、寿司か。。。
浦安で最初の寿司屋だった「美佐古鮨」もこの通り米の湯前にあって、前に来た時は看板その ままに建物が残っていたけど、今回は無くなっていた。結局、すぐ近くの「日の出寿司」にす る。屋号をさり気なく表扉に彫り込んでいる。こちらも創業50年は超えるという。昔ながらの 寿司屋だ。高い店ではないけど、どれも値段以上の価値のあるものだった。特に、シャリと穴 子が優れていた。今日は、ワールドカップの日本×オランダ戦。キックオフまでに家に帰ろう と、長居はできなかった・・・。
《前回訪問:2007.05.19.》
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ナカムラ (Masayuki Nakamura)
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