竹の湯(板橋区本町) 2013.10.25.
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夕方、都内には一斉に大雨警報が発令された。夜半から1時間に50ミリを超える大雨が降るという。

電車を乗り継いでの銭湯はまた今度にして、遠くない銭湯の竹の湯に久し振りに行く。

同湯のお湯は熱いので、思いの外ご無沙汰している。そんな間に奥壁のペンキ絵が、中島さんの東京スカイツリーに替っていた。

立ちシャワーすらないシンプルな銭湯。しかし、浴室の1/3弱をレトロなタイル遣いの大きな浴槽が占める大きな浴槽があって、薪焚きの井戸水を沸かしたお湯が満たされている。ふっくらとした3センチ角の白タイルの床はまさに銭湯の原風景と言っていいと思う。

同じ本町の朝日湯は7月から休業に入った。近くの水神湯は廃業。稲荷湯もずっと休業したまま。この竹の湯が地元の貴重な銭湯の1つと思えるようになってきた。

《前回訪問:2011.04.28.》

福二画の福助のタイル絵