瀧乃湯(鎌倉市御成町) H18.3.5

谷口屋で評判のおにぎりを買って、妙本寺の祖師堂で、おにぎりをほお張る。
リュックには、缶ビールも忍ばせているが、「全山飲食禁止」の看板が立っているので、さすがにプシューっとやるのは気が引ける。
しかし、ここでおにぎりを食べるのは小生のお気に入り。これだけは黙認してもらっている。

妙本寺から、蛇苦止堂、琴禅橋、東勝寺橋、大仏次郎邸と散歩して、瀧乃湯へ。
同湯は今月末廃業。マンションになることが決まっている。
15:30〜16:30に滞在したけど、いつも通りで、廃業の告知も無い。
ただ、15:00開店で閉店が21:00。あれ・・・、つい最近までは22:00までだったはず。

やっと缶ビールを取り出して一服。そして、大船の観音食堂へ。
燗酒(菊正宗)×2、と刺身定食。
カウンターで隣の御仁が話掛けて来た。

北鎌倉の大学教授や芸術家が集まるサロン、「侘助」のご常連と伺って、タダ物ではないなと感じる。
話しの内容から、さる重工メーカーの、それなりのポジションを経てきた方と感じた。
現在は、リタイアされて、円覚寺の荒廃した塔頭の再興に奔走しているとのこと。
名前を出してもらえれば、抹茶くらい出るとのことなので、今度、行ってみなければ・・・。





脱衣場と浴室に1つずつ。瀧乃湯の象徴の裸電球。

峯雲画(大竹画工所)の番台裏のタイル絵 H17.5.8撮影









瀧乃湯の下足箱の上に「大町電停前」「竹田酒店」という、
一升壜普及前の、通い徳利があった。
最近載せられたもののようだ。大町停留所は、戦前の1944年に廃止されている。




妙本寺、比企一族の墓