差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2005年5月8日日曜日 9:09
宛先: 銭湯ML
件名: 高井戸温泉・美しの湯(杉並区高井戸西)

ナカムラです。

今日(5/3)は、「高井戸温泉・美しの湯(杉並区高井戸西)」に行ってきました。
高井戸駅(井の頭線)から、0.2キロ、2分くらいです。

高井戸スイミングクラブが併設する温浴施設。
環状8号線に面した、1Fにスーパー・オオゼキが入っている、高層の集合住宅を通り抜けてアプローチする。
ちょっと変ったロケーション。開発する前は、耕作してたかどうかはともかく、「農地」だったらしい。

下足は100円返却式のロッカー。
入浴料1200円(プール使用料込み、平日は入浴のみで800円)のチケットを買って、下足の鍵とともにフロントへ渡すと、ロッカー使用のカードを渡される。
このカード、ロッカーの扉の裏に差し込んで、初めて表のキーが作動するという代物。最近はいろんなものがある。

泉質は、ナトリウム−塩化物強塩泉。
掘削の口径は374.7mm〜142.9mm。掘削深度は1,600m。温度36.7度、湧出量一分当たり240 リットル。
この温泉を汲み上げる動力装置は、原動機出力11kwの水中モーターポンプで、吐出口断面積は19.6cm2。
一日最大150m3の(規制の上限値)温泉を汲み上げているらしい。

浴槽はろ過しているのか、濃い紅茶色で透明。
しかし、入口付近の掛け湯では恐らく源泉供給なのか、伊香保温泉のような、との粉色の濁ったお湯だった。
舐めてみると、なるほど、かなりの塩気がある。

浴室の広さは、幅4間半、奥行5間半程度と大型。しかし、天井高は1間半程度と低い。
ここに2間半四方の温泉槽、座ジェット×5・エステバス×2・エステジェット×2という錚々たるイロモノがある白湯槽、水風呂、テレビ付の大きな乾式サウナがある。
温泉槽は、黒湯とは明らかに違う。
同じナトリウム−塩化物強塩泉のラクーアの湯に似ているけど、もう少し濃い褐色をしている。なかなかの湯と感じた。

4間半四方の屋外スペースも充実している。奥に桜の大木があり、緑ある空間をうまく演出している。
浴槽は全て岩風呂で、温泉槽は2槽で、上槽から下槽に流れるように凝った造りになっている。
もうひとつはイオン湯となっていた。その他に湿式サウナもある。
床は石張りで、陽光の中で、ゴロンとしている御仁も多い。

プールが使える温浴施設というのも珍しいのではないか、隣にはスイミングならではの立派なプールがある。
小生、エグザスをやめてしまったが、プールでの浮遊感は何とも言えない快感がある。

その他、1Fというか、半地下には飲食スペース。生ビールをグラスでもらったら290円だった。
リクライナーも50台くらい。
10分200円のマッサージ機も10台くらい並んでいた。ただ、FAMIRYの機械は、感動が乏しかった・・・。

塩気のある温泉というと、海の近くという印象だけど、山手でも出るんだ。
なかなか独特のいいお湯だった。

三鷹に住んでいる友人にお茶でもしようとメールを打つが、返事がなし。
仕方ないから、光山画のタイル絵が残る阿佐ヶ谷の開楽湯にでも行くか・・・。




プール


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