山の湯温泉(豊島区要町) 2007.9.2

昭和32年築のレトロ銭湯。要町地区のどこからアプローチしてもなだらかな坂の上に、ひっそりとある。

浴室真中の円形浴槽をオリジナルとする瓢箪型の浴槽。奥壁上部には丸山師の西伊豆のペンキ絵。大型のタイル絵が奥壁と男女境に2幅。

番台は小さくて可愛い姉妹が努めていた。湯治場風情もあるいい銭湯だ。

小学4年生の坊主が、40度の浴槽に水をどぼどぼ入れていたら、「ここはプールじゃないんだ」とご老人に叱られていた。そういう交流を久々に見た感じがした。

要町在住の友人と17:00に上がる約束で、同湯で待ち合わせ。1分ほどで来れる近さらしいけど、同湯の存在を知らなかった。





脱衣所は緑のせいで多少暗く、それが落ち着きになっている。


手前が40度くらい。奥が42度くらいど。温度差のある浴槽がある。
大理石製のビーナスの焚出し口も現役だ。


車道には面していない。どちらからも回り込む必要がある。





サトーハチローの色紙
「店をひらく/運がひらく/花がひらく」