差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2004年7月24日土曜日 13:01
宛先: 銭湯ML
件名: 野天湯元・たや・湯快爽快(横浜市栄区)

ナカムラです。

今日(7/23)は、「野天湯元・たや・湯快爽快(横浜市栄区)」に行ってきました。

大船駅(JR東海道線)から2.5キロ、30分くらいです。
神奈川中央交通のバスは、当然、アクセスしている。
戸塚からはクルマで10分ほど。

戸塚に越してきて丸7年。
戸塚区のすべて戸塚駅至近にあった3軒の銭湯は、同じ町の「矢部の湯(戸塚区矢部町)」を残すのみ。

7年の間、半径5キロ圏内に「葛の湯(栄区中田町)」、「ウィンズラジャ戸塚(戸塚区上矢部町)」そして、今回の「野天湯元・たや・湯快爽快(栄区田谷町)」と3軒のスパー銭湯や温浴施設が出来た(もっとあるかも知れない)。
そして、東戸塚のの健康ランドが撤退に追い込まれた。
今回の施設も、「大船ラドン健康センター(栄区田谷町)」のほぼ向い側といっていい位置。
旧来型銭湯を絶滅させながら、スパー銭湯同士も激しい競争がくり広げられている。

さて、「野天湯元・たや・湯快爽快」。(長い名前だ)
同湯は茅ヶ崎に本拠を置く(株)湯快爽快が展開するスーパー銭湯のフランチャイジーで、経営主体は神奈川中央中央交通(バス会社)のよう。
スパー銭湯としても、かなり大型の部類に入ると思う。

100円で会員になれるらしく、入浴料からマッサージや食事まで「会員」と「一般」の料金が異なっている。
入浴料は、会員が600円、一般が650円。

飲食スペースだけの利用もできるようで、そこには無料の足湯〔温泉〕があり、深夜だというのに女子高生と思しき何組がおしゃべりに興じている。
健康的なような、深夜に遊んでいていいのか・・・。そうか、夏休みだからいいか???。

さて浴室。
サウナが低温、高温とあってそれぞれ10畳以上ある。
大型のテレビ、ふかふかのタオル地の下敷き、寝転がれるほどではないけど1段1段の幅が広い階段状になっている。
水風呂もデカイ。うん〜すごいなぁ。

室内にはその他、バイブラバス、電気風呂、座ジェット、エステバスがあり、すべてに温泉(炭酸水素塩泉)が使われている。
「浴感」はあまり感じないけど・・・。
カラン、シャワーも温泉らしい。

屋外も充実している。かがり火が灯っていたりもする。
「ぬる湯」と命名されている大きな露天は39度。20人くらいが話しながらゆっくり浸かっている。
「あつ湯」とされている小さな露天(でも5、6人は十分に入れる)は43度。今日は暑いから?、誰も入っていない。

近くの田谷の洞窟(定泉寺)にちなんで、「田谷洞窟風呂」という穴蔵の風呂がある。これも10人は入れるもの。
すべて温泉。うん〜すごい。「浴感」はあまり感じないけど・・・。

その他、石のベットに温泉が流れている「うたた寝之湯」、黒湯温泉の「五右衛門風呂(釜が3つ)」がある。
個人的には湯の花が少し浮いた五右衛門風呂の黒湯が良かった。「天然温泉掛け流し」とデカデカと書いてある。
温度は40度くらい、ここではそのくらいが丁度いいのかも知れない。

しかし、加熱した黒湯を掛け流しで提供するとはすごいパワーではある。
まぁ、温泉業界は「掛け流し」がキーワードとなっているみたいではあるが。

というわけで、小生の常湯も、「関東最大級のスーパー銭湯(平成9年の開業時からのキャッチコピー)」の葛の湯から「野天湯元・たや・湯快爽快」に移りそうな気配。
駅から1分の「矢部の湯」とエグザス戸塚も常湯だけど・・・。

なかなか俗な所なので、心の癒しには向かないけど、身体を癒すのにはいいかも知れない。

ビジュアルは、相田みつを的?な以下の詩が墨書で書かれていたのと背景に簡単な絵が描かれていた。

   野趣溢れる田谷の地の
   天を望む岩風呂に
   注ぐ出湯に皆集い
   皆で潤う
   四季の移ろい
   肩で感じるこの湯浴み
   「あぁ」と、思わず・・・

ちょっと、力み過ぎだなぁと感じてしまう詩です。