差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2005年5月8日日曜日 9:09
宛先: 銭湯ML
件名: 湯の楽・代田橋(杉並区和泉)

ナカムラです。

今日(5/2)は、「湯の楽・代田橋(杉並区和泉)」に行ってきました。
代田橋駅(京王線)から、0.3キロ、4分程度です。
甲州街道と環状7号線が交差する大原交差点の至近、甲州街道に面しています。

茶色の洒落たオリジナル暖簾を下げたビル銭。
大阪のアクアプロ鰍ェ展開する「湯あそびひろば」のキャラクターの看板がある。
アクアプロのHPを見たら、「湯あそびひろば」だけを展開していと思ってたけど、ラクーアのように「湯あそびひろば」を冠していないものも多く、かなりの実績のある企業のようだ。

同湯は、家の近くの「湯あそびひろば葛の湯」もそうだけど、自動販売機でチケットを買う方式。
入浴料は400円。
サウナは入らなかったけど、別途480円。大小タオルが付いているようだけど、かなり高い気がする。

下足錠は、おしどり錠。やはり関西系だからか、ここら辺りでは少し珍しいかなという気がした。
上には「湯の楽代田橋」との墨書が額に納められている。なかなかシック。

エントランススペースから右横に自動ドアを通るとフロントスペース。
さほど広くもない、ごく普通の休憩スペースがある。
ビールをはじめとした自販機、テレビ、L字型にフォファが配されている。居心地はいい。

同湯は、露天風呂&乾式サウナの「いずみの湯(偶数日が男湯)」と塩サウナの「かぐらの湯」とが毎日男女で入れ替わりらしい。
今日は、いずみの湯が男湯。

脱衣所は、変形で2間四方が少し欠けるくらいと狭い。ビル銭につき天井も低い。かべのクロスも白ゆえ黄ばみが目だってきている。
床が籐なのは関西系の「湯あそびひろば」ならでは。
ロッカーの錠が「DENKEN」という初めて見るもの。「エステバス」などのブランド(社名?)と思うけど、ロッカーなんかも供給しているのか・・・。

浴室も変形。手前は幅2間、奥は3間、奥行は3間といったところ。奥壁の奥に2、3人用の露天と5、6人用でテレビ付のサウナがある。
ビル銭湯ながら天井は高い。手前が高く、奥が低い。また中央の高い部分が男湯と女湯よで少し段違いになっている。プラ板仕様の素っ気ないものの高さは最高部で3間はある。

カランは外壁側に10。入口側のボックスに2+3。
カランの湯は井戸水とのことではっきり確認できるほどの褐色がある。すぐ隣は甲州街道のアンダーパス。未だ井戸が使えることに驚いた。
まぁ、藤沢の某湯のようにイヤな匂いもないし、飲むのでなければ大丈夫か。保健所の規制は厳しいはずだけど・・・。

風呂は、男女境に接して、主浴槽(浅槽&肩たたき&強力ジェットバス)、水風呂。双方ともオーバーフローさせて循環させている。
井戸を使っているとのこと。こっちは塩素が効いているのか着色はない。

露天は岩風呂風。浴槽は2人程度。戸外に出たらクルマの排気ガスを感じた。
昭和40年代初頭に、クルマの環境問題としては、全国のトップバターとして「大原ぜんそく」が提起されたお土地柄。
立体交差へ移行、クルマの環境性能も高くなったけど、交通量は何倍にもなっているはず。仕方ないかも知れない。

ビジュアルは、男女境にオブジェがある。旧三光湯の鬼瓦、昭和33年9月築とある。旧屋号は「三光湯」だったらしい。
それと、壁が3センチ角のパステル色のタイルで組まれている。所々にピンク、紫、グリーンが張られ、明るく印象はいい。

上がりは、キリン淡冷生。
一服していると、友人(一般人?)から「桜館」に行こうよとの電話。
勧めておいて恐縮したけど、さすがにこのまったりとした状況からは行けなかった・・・。




隣湯の「和泉湯」。月曜日なので定休日だった。


大原交差点。