差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2009年8月12日水曜日 23:00
宛先: sento-freak@yahoogroups.jp
件名: 湯パーク日暮里(台東区東日暮里)

ナカムラです。

今日(7/29)は、「湯パーク日暮里(台東区東日暮里)」に行ってきました。 日暮里駅(JR山手線)から、0.5キロ、5分くらいです。

「にっぽりせんい街」という道を北上し、日暮里南公園の傍らにある。カウンター脇に置かれ たパンフレットには何と「夢の公衆浴場」との標榜。。。

翌日、職場の女性に昨日は「夢の公衆浴場」行ったと言うと、「普通の銭湯なんですかぁ・・・!?」 と怪訝な顔をされた。同湯は、吉原の特殊公衆浴場地帯から遠くはないけど、もちろん普通公 衆浴場である。

昭和33年創業。10年ほど前に大きなビル銭湯に改築している。1階には「小さなキッチン 彩」、中規模浴室、外からアクセスするコインランドリーがある。2階には大浴場、旧型マッサ ージ機も現存するリラックスルーム、カラオケルームがある。ひと昔前のスーパー銭湯という 趣だ。

1階の浴室と2階の大浴場は、男女が週単位で入れ替わる。ラッキーなことに、今日は男湯が 2階の大浴場だ。

アクリル扉の下足箱に靴を放り込み、券売機でサウナ込みの750円で「夢の公衆浴場」のチ ケットを買う。そして、カウンターの親父からサウナ室のひっかけキーを受け取る。

タオル無しでプラス300円は今の時代ちょっと割高かな。設備の償却が進むほどに価格の引 き下げを求められるが現代の厳しさ。柔和な顔の80歳近いだろう親父のサービスを含めれば 妥当かな。自分をそう納得させた気がした。

こんな小さなエレベーターがあるんだぁ・・・という、「定員4名」のエレベーターで2階に昇 る。見知らぬ同士では4人は乗れない代物だ。何より小生の出っ張ったお腹が隣人に当たって しまう。。。階段で上がろうにも一般の人が利用できるような階段は見あたらなかった。

2階には、使用されているのか定かではないリラックスルームとカラオケルーム。その奥の「銭 湯」スペースには、概略5間四方の中に、脱衣所、サウナ室、ベランダ露天、洗い場&浴槽が レイアウトされている。浴槽には踏み込みの段があったり、レバー式のカランだったりと、関 西風の施工のようだ。

脱衣所は幅3間、奥行2間。隣には10数人は余裕で入れるサウナ室。もちろんテレビ付きな のと、銭湯付属のサウナにしては温度が高い本格的なもの。もちろん水風呂も数人が入れる十 分な大きさがある。

主浴槽は2間四方もあるなかなか豪快な大きさ。その一部にスーパージェット、ボディマッサ ージ、10点座ジェットが各1。壁面には埋め込みでテレビまで設置されている。

肩に4点の噴射がある計10点の座ジェットに初めて遭遇。なお、テレビとジェットバスの相 性は、ほとんど音が聞こえないという点で、極端に相性が悪い。趣旨はともかくとして、静か なベランダ露天風呂の方に設置されていれば、視聴可能なんだが・・・。

露天、サウナと水風呂の往復、主浴槽、水風呂、露天と風呂三昧。確かに10年前は「夢の公 衆浴場」だったんだろうな・・・。人間は困ったことに贅沢には直ぐに慣らされてしまう。。。

上がりは、2階の自販機でアサヒの赤ラベル190円を買って、1階の「小さなキッチン彩」 で頂いた。4卓と小さなカウンターという、ラーメンも販売する、まさにラーメン屋。生ビー ルが330円、酎ハイ類が300円と良心的な値段だった。

「夢の公衆浴場」・・・。 いい銭湯だと思う。 でも、スーパー銭湯として見れば、周回遅れの感があるかな。

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