銘柄 | 地域 | 感想 | 画像 | |||
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250 | 桃太郎![]() |
高知県高岡郡四万十町本町 文本酒造 |
高知県高岡郡四万十町本町は、文本酒造の『桃太郎』。旧窪川町、四万十川畔の酒蔵。四万十川の伏流水で醸した酒は、お燗するとあっさりとした飲み口の中にべと付がないしっかりとした甘さがあった。銭湯を旅していろんな地方へ行ったけど、足を踏み入れていないのは沖縄県と高知県のみ。瀬戸大橋は出来たけど、四国は渡ってからそれぞれが遠い。 | ![]() |
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249 | 純平![]() |
高知県高岡郡中土佐町 西岡酒造店 |
高知県高岡郡中土佐町は、有限会社西岡酒造店の”土佐の一本釣りの町”の地酒『純平』。辛口の酒が多い土佐の酒。やはり辛口で、鼻に抜ける独特の香りがある。ツンとした嫌な香りではない、ちょっと気になる酒だった。地図を見たら、土佐湾の奥、久礼湾といういい地形の漁港がある。一本釣りの漁師に愛される酒なのだろう。 | ![]() |
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248 | 玉川 | 高知県安芸市赤野 有光酒造場 |
高知県安芸市赤野は、有限会社有光酒造場の『玉川』。安芸の国といえば広島だけど、高知県に安芸市があるんですね。赤野は太平洋に面した小さな町。明治36年の創業、年間製造料が250石(1石=10斗=100升)というからかなり小規模な酒蔵だ。懐かし朱色の等級ラベルのレプリカには、”二級”ではなく”上撰”とあり、原料には醸造用アルコールのほか糖類までが記されている。お燗で頂いたけど、ワンランク上の美味しさで驚いた。馥郁とした香りとほのかな甘さとコク。瓶のデザインを含めなかなかの酒だった。 | ![]() |
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247 | 黒龍 | 福井県吉田郡永平寺町 黒龍酒造 |
福井県吉田郡永平寺町は、黒龍酒造の『黒龍/吟のとびら』。九頭竜川の畔に、創業1804年(文化元年)に開蔵している。大野などの県内産で、手作りの酒を志向する。飲み心地は、やや粘度を感じ、旨みと甘みのバランスが良い酒で美味しかった。常温で飲んだけど、お燗でもいいかも知れない。 | ![]() |
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246 | 藤娘 | 高知県四万十市中村新町 藤娘酒造 |
高知県四万十市中村新町は、藤娘酒造の『藤娘』。四万十川の伏流水を無濾過で仕込んだ四万十川清流の酒。全ての工程が手作業で行われている。ただ、お燗で頂いたけど、ややドライというか多少の水っぽさも感じる酒だった。 | ![]() |
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245 | 福正宗 | 石川県金沢市石引町 福光屋 |
石川県金沢市石引町は、福光屋の純米酒『福正宗』の一合瓶。ずっしり重い瓶に、やや黄味がかったコクと甘みのある酒が入っている。茶碗酒で頂いた。 | ![]() |
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244 | 桂月 | 高知県土佐郡土佐町田井 土佐酒造 |
高知県土佐郡土佐町田井は、土佐酒造の『桂月』。透明なお燗瓶に赤の文字はなかなかに爽やか。しかし、”芳醇無比”とあるものの芳醇というよりは昔ながらのややベトつく甘さ。口に含んだ時の香りもイマイチだったかな。 | ![]() |
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243 | 吉野杉の樽酒 | 奈良県北葛城郡広陵町 長龍酒造 |
奈良県北葛城郡広陵町は、長龍酒造の日本で最初の瓶入りの樽酒『吉野杉の樽酒』。”本場吉野産杉樽ねかせ”とラベルの表だけでなく裏にも大書きされている。ワンカップなのでそのまま頂いたけど、樽酒は温め目の燗がいい。杉樽の香りが際立ち、酒の旨味も増す。今度は燗でやろう。 | ![]() |
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242 | 亀泉 | 高知県土佐市出間 亀泉酒造 |
高知県土佐市出間は、亀泉酒造の『亀泉』。おでん鍋をつつきながら燗で頂いた。燗で一層旨味は増し、しかし甘くなくサラッとしたお酒。おでんに良く合う。美味しい酒だった。小さな酒蔵なのかな、何年も更新されていないサイトに従業員3人とあった。 | ![]() |
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241 | 刈穂 | 秋田県大仙市戸地谷字天ヶ沢 秋田清酒 |
秋田県大仙市戸地谷字天ヶ沢は、秋田清酒の吟醸『刈穂』。どっしりとした重厚感の中にコクのある甘さと旨み。醸造用アルコールで濃さを調整しているようだけど、原酒はかなり濃いのかな。お燗でも試したい感じの酒だった。 | ![]() |
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240 | 千歳鶴 | 札幌市中央区南三条東五丁目 日本清酒 |
札幌市中央区南三条東五丁目は、日本清酒の純米酒『千歳鶴』。北海道における酒造りの嚆矢。嫌味が無いものの、懐かしい甘さを感じる酒だった。 | ![]() |
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239 | 會津ほまれ | 福島県喜多方市松山町 ほまれ酒造 |
福島県喜多方市松山町は、ほまれ酒造の喜多方名水仕込『會津ほまれ』。蒲田温泉向かいの酒屋のボロボロの自販機で、どんなワンカップが出るんかいなとドキドキしながら買った「ほまれ200カップ」。上質のさらっと感のなかに上品なコクとほのかな甘さ。期待以上のパフォーマンスだった。 | ![]() |
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238 | 丹沢山 | 神奈川県山北町山北 川西屋酒造店 |
神奈川県山北町山北は、川西屋酒造店の純米酒秀峰生『丹沢山』。馥郁とした香りにしっかりとしたコクと旨味。重厚な味わいの酒だった。丹沢山は東京、神奈川の岳人の練習場。小生も中学、高校、大学時代、縦走などを含め何度か登らせて頂いた懐かしい山だ。 | ![]() |
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237 | 黄桜 | 京都市伏見区塩屋町 黄桜 |
京都市伏見区塩屋町は黄桜株式会社の『黄桜』。先日、京都合宿の伏見酒蔵ツアーで同社の売店で買い求めたもの。 黄桜と言えばこの河童の絵。蓋を開けて初めて気が付いた。このラベルの裏にも男女の河童が露天風呂に入っている絵が描かれている。女性の河童が少しだけ色っぽく描かれているのは小島功、この画家の作風なのかな。 味は高度にバランスが取れた隙の無い美味しさ。調味料的な混ぜ物を使っているのだろうか。大手の酒を飲むと、いつもそんなことを考えてしまう。 |
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236 | 千代菊 | 岐阜県羽島市竹鼻町 千代菊 |
岐阜県羽島市竹鼻町は、千代菊株式会社の特別本醸造『千代菊』の一合瓶。吟醸酒15%ブレンドなる表示に初めて出くわした。甘さが好みではないもの。そして、醸造用アルコールを含め、何処か混合の調和が取れていない印象だった。東京で岐阜県の酒は珍しい。美濃加茂の羽衣浴場近くの『御代櫻』以来かな。 | ![]() |
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235 | 天神囃子 | 新潟県十日町市中条丙 魚沼酒造 |
新潟県十日町市中条丙は、魚沼酒造の『天神囃子』。フレッシュでソツのない普通酒。コクと甘さのバランスも良く申し分ないんだけど、優等生的で少し物足りない感じがした。蓋にも力が入っているしラベルもいい。御託を並べる筋合いはないんだけれど。 | ![]() |
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234 | 月桂冠 | 京都市伏見区南浜町 月桂冠 |
京都市伏見区南浜町は月桂冠の「大倉記念館」の記念品の純米吟醸酒。吟醸香もなく、さらっとした中にも上品でほのかな甘味。主張がないけど良質さを感じさせるものだった。入館料300円。記念館の売店で300円で販売されていた。抱き合わせ販売とも考えられなくもない?! | ![]() |
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233 | 黄櫻 | 京都市伏見区塩屋町 黄桜 |
京都市伏見区塩屋町は”かっぱぱぁ”の黄桜株式会社の「黄櫻/辛口」と「黄櫻/旨口」。伏見の酒蔵での現地調達物。味はいい意味でも悪い意味でも高度に調整されたソツの無い旨さ。甘味とコクが巧くバランスされている。しかし、100ミリリットルの”辛口”と”旨口”を交互に試したものの、違いが分らなかったなぁ。甘口と旨口が高度に造り分けられているのは流石である。 |
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232 | 出羽鶴 | 秋田県大仙市戸地谷 秋田清酒 |
秋田県大仙市戸地谷は秋田清酒の『雪蔵銘醸/出羽鶴』。出羽丘陵の雪解け水を水源とする天然の地下水で仕込まれている。甘味とコクがあるバランスのいい酒。ちょっとツンとする感じがあるものの、それはそれで嫌ではなかった。昭和40年代から生産高は1/5に減ったものの、付加価値の高い酒を目指しているようだ。 | ![]() |
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231 | 山丹正宗 | 愛媛県今治市旭町 八木酒造部 |
愛媛県今治市旭町は株式会社八木酒造部の『山丹正宗』の“みきゃんカップ”。やや濃い目の中に、適度なコクと適度な甘さ。バランスが良く美味しい酒だった。 | ![]() |
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230 | 甲子正宗 | 千葉県印旛郡佐々井町 飯沼本家 |
千葉県印旛郡佐々井町は飯沼本家の『甲子正宗/チーバくんカップ』。東京の隣県ながら千葉の酒に接するのは極めて稀だ。当部の長い歴史の中で千葉の酒が登場するのは初めてのこと。創業は元禄年間で300余年の長い歴史を持つ酒蔵。味はバランスのいい優等生的なもので、最初は物足りないと感じたけど、後半に微かに渋みを感じる珍しい味だった。 | ![]() |
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229 | 日置桜 | 鳥取市青谷町 山根酒造場 |
鳥取市青谷町は山根酒造場の『日置桜』。オリジナルのラベルもいいけどこれは“貝がら節”バージョン。歌詞を読んでも何のことか分からない。独特の香りの酒という記憶だったけど、今回の酒はあまりクセを感じない、普通に美味しい酒だった。 | ![]() |
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228 | 鷹勇 | 鳥取県東伯郡琴浦町浦安 大谷酒造 |
鳥取県東伯郡琴浦町浦安は大谷酒造の上撰『鷹勇(タカイサミ)』。雄々しい瓶はなかなか力が入っている。蓋もオリジナル。新鮮だからか、味はちょっとツンとする中にもそつのない旨さ。でも、そのソツの無さが少し気になる酒だった。琴浦町って、倉吉西方10キロ余りの海に面した町。 | ![]() |
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227 | 黒松剣菱 | 兵庫県神戸市東灘区御影本町 剣菱酒造 |
兵庫の御影は剣菱酒造の『黒松剣菱』。500年前には既に存在したという、言わずと知れた日本最古の銘柄。化粧品の瓶のような変わった瓶にやや黄味がかった酒。味もちょっとした塩気とともに風味も独特。しかし、コクと甘味もある悪くない旨さ。酒ふたがコルクだった昔々。東京では今よりもももっと剣菱を見かけた記憶がある。 | ![]() |
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226 | 備前 桃の里 五百万石 | 岡山県赤磐市河本 赤磐酒造 |
岡山県赤磐市河本は赤磐酒造の純米酒『備前 桃の里 五百万石』。無濾過の本醸造『桃白眉』の芳醇さに驚かされたけど、こちらはそれほどの甘さはないものの、さらっとした中に旨味が濃い美味しい酒だった。 | ![]() |
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225 | 桃白眉 | 岡山県赤磐市河本 赤磐酒造 |
岡山県赤磐市河本は赤磐酒造の『桃白眉』本醸造秘蔵原酒。かなりもったい振ったネーミング。甘過ぎる味に評価は分かれるだろうけど、芳醇な中に旨味とコクを備えた名前に恥じない佳酒だった。知らなかったけど、赤磐市って岡山市に近い所なのねぇ。岡山の酒はレベルが高い。 | ![]() |
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224 | 白糸 | 京都府宮津市江尻 白糸酒造 |
京都府宮津市江尻は白糸酒造の芳醇日本清酒『白糸』。京都二条の喫茶店チロルへの道すがら、珍しい宮津市の酒ということで、試飲までして購入。 上品な甘さでさらっとした美味しい酒。買った時は気がつかなかったけど、醸造したのはあの伏見の山本本家。OEMの酒だ。 きちんと明示されているので“逆桶買い”というのか分からないけど、大手酒造から酒を仕入れ、既に自分の酒蔵では醸造していないブランドで出したものだ。 しかし、山本本家のブランドの酒より美味しいということはどういうことなんだろう。酒造りは奥が深すぎる。 |
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223 | 王紋 | 新潟県新発田市諏訪町 市島酒造 |
新潟県新発田市諏訪町は市島酒造の「王紋」。さらっとした中に適度なコクと甘さ。 | ![]() |
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222 | 神聖 | 京都市伏見区上油掛町 山本本家 |
京都市伏見区上油掛町は山本本家の吟醸酒「神聖」。この銘柄の酒には何回か裏切られている。今回は、上撰ではなく、本醸造ではなく、吟醸酒を選んでみた。あっさりとした味で微かな甘さ。吟醸香は少ない裏切らない酒だった。 | ![]() |
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221 | 男山 | 青森県八戸市大字湊町字本町 近江屋(八戸酒造) |
青森県八戸市大字湊町字本町は近江屋(八戸酒造)の「男山」。シビれる住所に、赤煉瓦塀をめぐらした重厚な酒蔵。この瓶もすこぶる男前だ。味はあっさりとしたなかに、しっかりとしたシンとほのかな甘さがある旨さ。陸奥湊の漁港の傍らでじっくりと醸す。隣には松竹湯という古くからの温泉銭湯があり訪れたことがある。 | ![]() |
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220 | 大山 | 山形県鶴岡市大山 加藤嘉八郎酒造 |
山形県鶴岡市大山は、加藤嘉八郎酒造の特別純米酒『大山』。鶴岡にも大山があるんですね。味は中庸な甘さとコク。夏なので冷やして飲んだけど、常温で飲んだ方が美味しい酒だったかも知れない。写真撮る前に飲んでしまった! | ![]() |
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219 | 珊瑚 | 鹿児島県奄美市名瀬小俣町 西平酒造 |
鹿児島県奄美市名瀬小俣町は西平酒造の黒糖焼酎「珊瑚」。黒糖焼酎の印象として、米の焼酎とくらべ、円やかの中に少し尖った部分がある。最初はロックで、次は水割りで頂いた。奄美大島には三軒の銭湯があるんだよなぁ。 | ![]() |
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218 | 福正宗 | 石川県金沢市石引町 福光屋 |
石川県金沢市石引町は福光屋の「福正宗」のFUKUCUP200。ちょっとお得な200ミリリットルの上撰の普通酒ながら、上品な甘さと程よいコクがあって好きな酒だ。兼六園の直ぐ傍らの酒蔵。同じ石引町には天然温泉掛け流しの銭湯、石引温泉亀の湯もある。 | ![]() |
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217 | 金紋世界鷹 | 埼玉県さいたま市西区大字指扇 小山本家酒造 |
埼玉県さいたま市西区大字指扇は小山本家酒造の「金紋世界鷹/吟醸50」。埼玉県のマスコットのコバトンとさいたまっちが描かれている。奥ゆかしい旨さと清々し甘さがあって、かなり旨い酒だった。しかし、この埼玉のマスコット、かなり安作りの感じが否めない。 | ![]() |
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216 | 白鹿 | 庫県西宮市健石町 辰馬本家酒造 |
お出掛け編。兵庫県西宮市健石町は辰馬本家酒造の本醸造生貯蔵酒『白鹿』。菊正宗に比べすっきりとしつつも、ふくよかな甘さと持つ。 | ![]() |
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215 | 燦然 | 岡谷県倉敷市玉島阿賀崎 菊池酒造 |
岡谷県倉敷市玉島阿賀崎は菊池酒造の本醸造『燦然』。コルク栓の復刻版の一合瓶。普通のお燗瓶よりも、かなりずっしりとしている。オリジナルも一合瓶なのかなぁ。小さな瓶を気持ち鷲掴みし、茶碗酒と洒落込む。味は安定と安心の燦然。満足至極。 | ![]() |
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214 | 富翁 | 京都市伏見区山崎町 北川本家 |
京都市伏見区山崎町は北川本家の上撰「富翁」。300年以上歴史のある伏見の老舗の酒。お燗で頂く。旨味と軽い甘さ。灘の酒とも違う旨さがあった。 | ![]() |
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213 | 燦然 | 倉敷市玉島阿賀崎 菊地酒造 |
倉敷市玉島阿賀崎は菊地酒造有限会社吟醸の上撰『燦然』。普通酒のお燗瓶なので、お燗して頂いた。お燗にとても合う酒で美味しかった。玉島はレトロな建物が多く残っている楽しい町。 | ![]() |
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212 | 黄桜/京のとくり 純米金箔 | 京都市伏見区塩屋町 黄桜 |
京都市伏見区塩屋町は黄桜の『京のとくり 純米金箔』。小さなずんぐりのボトルに金箔入りの純米酒が正一合。味は普通に美味しかった。正月品の余り物を夏を前にようやく消費した。 | ![]() |
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211 | 八重寿 | 秋田県大仙市若竹町 八重寿銘醸 |
秋田県大仙市若竹町は八重寿銘醸の生貯蔵酒〈花火カップ〉『八重寿』。大振りの瓶にチープな印刷のラベル。ディスカウントスーパーで買ったので期待してなかったけど、期待を裏切る普通に美味しい酒だった。 | ![]() |
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210 | 麗人 | 長野県諏訪市諏訪 麗人酒造 |
長野県諏訪市諏訪は麗人酒造の『麗人』。諏訪は甲州街道沿いに歴史ある酒蔵が数軒建ち並ぶ。看板建築を愛でながら麗人酒造を含む何軒かにワンカップ&お燗瓶を求めてローラーをかけたことがある。手に入れることが出来なかったのがこの麗人。諏訪出身の日本酒好きの同僚が麗人を推しているのでさらに気になっていた。独特の風味とコク。真澄のように万人受けしない分、コアなファンも多いのだろう。真澄、御湖鶴、麗人、茅野だけど小津安二郎が好んだダイヤ菊。涎が出る酒が、諏訪地方には多い。7年振りの御柱祭の年。今年の夏は、酒の消費も多いのではないだろうか。 | ![]() |
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209 | 国士無双 | 北海道旭川市宮下通 高砂酒造 |
北海道旭川市宮下通は高砂酒造の『国士無双』。何故か千葉の麻雀博物館(夷隅郡岬町)が企画している。どっちが主体なんだろう。因みに竹書房がスポンサーの博物館は2012年から休館らしい。肝心の味は、甘さと控えめのコクがある美味しいものだった。 | ![]() |
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208 | 真澄 | 長野県諏訪市元町 宮坂醸造 |
あの『神州一味噌』と同根の長野県諏訪市元町は宮坂醸造の『真澄』。真澄ブルーのボトルは、出逢った中で一番美しいお燗瓶だ。英文の説明が記されている。精密機械工業の繋がりだろうか、スイスインターナショナル航空の機内でも提供されているという。真澄の普通酒は久し振り。生原酒などと違って、甘ったるくなく、さらっとした美味しい酒だった。 | ![]() |
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207 | 司牡丹 | 高知県高岡郡佐川町 司牡丹酒造 |
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206 | 純米吟醸原酒・東光 | 山形県米沢市本町 小嶋総本店 |
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205 | 特別本醸造・開運 | 静岡県掛川市小貫 土井酒造場 |
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204 | 純米吟醸・若盛 “開運★おやまくま” |
栃木県小山市栗宮 西堀酒造 |
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203 | 加茂五葉/カモイツハ | 岡山県津山市楢 多胡本家酒造場 |
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202 | 嶺乃譽 | 岡山県倉敷市連島町 渡辺酒造本店 |
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201 | 鯨えびす | 和歌山県新宮市船町 尾崎酒造 |
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200 | カープびいきうまいじゃろ | 広島市廿日市市桜尾 中国醸造 |
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199 | 大吟醸・櫻正宗 | 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町 櫻正宗 |
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198 | 尾張男山 | 名古屋市中区栄 盛田 |
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197 | 福壽 | 神戸市東灘区御影塚町 神戸酒心館 |
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196 | 天心 | 北九州市八幡東区景勝町 溝上酒造 |
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195 | 上撰・南部美人 | 岩手県二戸市福岡上町 南部美人 |
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194 | 超上撰・都美人 | 兵庫県南あわじ市榎列西川 都美人酒造 |
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193 | 特別純米酒・住吉 | 山形県玉置郡川西町 樽平酒造 |
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192 | 本醸造冷酒・ひやざけ | 長野県飯田市鼎切石 喜久水酒造 |
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191 | 奥越前地酒・一本義 | 福井県勝山市原町 一本義大久保本店 |
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190 | 金冠黒松 | 山口県岩国市御庄 村重酒造 |
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189 | ずZOOっと旭山 | 北海道旭川市宮下通 高砂酒造 |
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188 | 田舎酒店のにごり酒五郎八 | 新潟県新発田市島潟 菊水酒造 |
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187 | 純米酒・御湖鶴 | 長野県諏訪郡下諏訪町 菱友酒造 |
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186 | 十八盛、ええなあ… | 岡山県倉敷市島田 十八盛酒造 |
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185 | 純米吟醸・花の舞 | 静岡県浜松市浜北区宮口 花の舞酒造 |
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184 | 大典白菊大神楽 | 岡山県高梁市成羽町 白菊酒造 |
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183 | 江戸の地酒・丸眞正宗 | 東京都北区岩淵町 小山酒造 |
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182 | 特別本醸造・龍力 | 兵庫県姫路市網干区高田 本田商店 |
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181 | 御前酒 | 岡山県真庭市勝山 辻本店 |
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180 | 純米吟醸・高清水 | 秋田市川元むつみ町 秋田酒類製造 |
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179 | 上撰・嘉美心 | 岡山県浅口市寄島町 嘉美心酒造 |
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178 | 新婚 | 岡山県浅口市鴨方町 平喜酒造 |
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177 | 奥の松 | 福島県二本松市長命 奥の松酒造 |
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176 | 嘉泉 | 東京都福生市福生 田村酒造場 |
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175 | 越の川 | 新潟県長岡市栃尾大町 越銘醸 |
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174 | 上撰・萬代 | 福岡県粕屋郡宇美町 小林酒造本店 |
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173 | 純米吟醸・寒山水 | 福岡県八女市 喜多屋 |
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172 | 本醸造・ささの舞 | 山形県鶴岡市 加藤嘉八郎酒造 |
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171 | 大吟醸・越乃日本桜 | 新潟県阿賀野市山口町 越後桜酒造 |
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170 | 純米酒・紀州 | 和歌山県海草郡紀美野町 中尾酒造店 |
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169 | 超大辛口・北雪 | 新潟県佐渡市徳和 北雪酒造 |
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168 | 生原酒・ひのくち三光しぼりたて | 岡山県新見市哲西町 三光正宗 |
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167 | 純米吟醸・極聖 | 岡山市中区西川 宮下酒造 |
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166 | 高野山 | 和歌山県和歌山市本町 天長島村酒造 |
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165 | 特別純米酒・住吉 | 山形県川西町 樽平酒造 |
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164 | 特別純米酒・秩父錦 | 秩父市別所字久保ノ入 矢尾本店 |
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163 | 都美人 | 兵庫県南あわじ市榎列西川 都美人酒造 |
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162 | 純米酒生酒・武甲正宗 | 埼玉県秩父市宮側町 武甲酒造 |
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161 | 越の寒中梅 | 新潟県小千谷市東栄 新潟銘醸 |
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160 | 精撰・東光 | 山形県米沢市本町 小嶋総本店 |
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159 | 超上撰・都美人 | 兵庫県南あわじ市榎列西川 都美人酒造 |
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158 | 百寿盃・朝日山 | 新潟県長岡市朝日町 朝日酒造 |
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157 | 純米清酒・神亀 | 埼玉県蓮田市 神亀酒造 |
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156 | 純米酒・相模大山 | 神奈川県伊勢原市神戸町 吉川醸造 |
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155 | 伝辛・麒麟山 | 新潟県東蒲原郡阿賀町 麒麟山酒造 |
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154 | 本醸造・鳴門鯛 | 徳島県鳴門市大麻町 本家松浦酒造場 |
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153 | 純米酒・日置桜 | 鳥取県鳥取市青谷町 山根酒造場 |
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152 | 本醸造・武甲正宗 | 埼玉県秩父市宮側町 武甲酒造 |
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151 | 別撰辛口・麒麟/ほまれ | 新潟県東蒲原郡阿賀町 下越酒造 |
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150 | 大吟醸・銀盤 | 富山県黒部市荻生町 銀盤酒造 |
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149 | 桜玉 | 栃木県栃木市田村町 北関酒造 |
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148 | 金紋世界鷹 | 埼玉県さいたま市西区大字指扇 小山本家酒造 |
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147 | 銀嶺月山 | 山形県寒河江市大字谷沢 月山酒造 |
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146 | 飛良泉 | 秋田県にかほ市平沢中町 飛良泉本舗 |
秋田県にかほ市の港町平沢。飛良泉本舗の山廃本醸造「飛良泉」。酒蔵は数多あれど、日本で三番目に古い500年余りの歴史を持つ老舗。コクと上品な甘さ、記憶に残るものの嫌みのない旨い酒だった。 | |||
145 | 越の譽 | 新潟県柏崎市新橋 原酒造 |
柏崎は原酒造の「越の譽」。県内の米と麹を使ったコクのある酒。しかし、味が好きになれなかった。新潟の酒を少し警戒してしまう。米と同じで、いつの間にか、他の産地に置いて行かれた酒も多いように思う。 | |||
144 | 力士 | 埼玉県加須市騎西 釜屋 |
意外な酒処、埼玉県は騎西の釜屋の本醸造「力士」。昔は東京でTVCMが頻繁に流れていて、”りっきーし〜♪”というフレーズが頭の中をこだまする御仁も多いはず。灘の酒のようにソツがない美味しさだった。 | |||
143 | 黒部峡 | 富山県下新川郡朝日町 林酒造場 |
富山県朝日町の林酒造場。加賀藩与力由来の先祖が主業の傍らで酒を醸したのが始まり。黒部の山々の水の豊かさと清冽さを思えば、その水で仕込まれた酒を依怙贔屓してしまう。粘りのあるコクのある美味しい酒だった。 | |||
142 | 多満自慢 | 東京都福生市熊川 石川酒造 |
福生市石川酒造の「多満自慢」。”本格辛口”とあるが辛くはない。ほのかに甘く深いコクがある旨い酒だ。明治時代に「旭」ビールを製造。当初「旭」だったアサヒビールと商標上の訴訟争いを行った凄い歴史がある。 | |||
141 | 浜千鳥乃詩 | 鹿児島県奄美市名瀬入舟町 奄美大島酒造 |
奄美大島酒造の黒糖焼酎「浜千鳥乃詩」。大島紬、黒砂糖等の製造卸を発祥とする焼酎蔵。クセのないプレーンな味でありながら、強い粘りをも感じさせるコクがある。 | |||
140 | 初孫 | 山形県酒田市十里塚字村東山 東北銘醸 |
山形県酒田市は、東北銘醸の純米酒「初孫」。大手の酒のような調整はされていないんだろうけど、甘みとコクのバランスが絶妙だった。両親が山形出なので、酒だけでなく山形の産物に対しての依怙贔屓もあるけど。 | |||
139 | 北雪 | 新潟県佐渡市徳和 北雪酒造 |
佐渡南部の赤泊。明治5年創業北雪酒造の純米酒「北雪」。緑色のボトルに緑のラベル。なかなかのオーラを放っている。味はあっさりの中にコクを秘める。ただ、不思議と一口目、少し水っぽさをも感じる酒だった。 | |||
138 | 里の曙 | 鹿児島県大島郡龍郷町大勝 町田酒造 |
町田酒造の奄美黒糖焼酎「里の曙」。スッキリでドライな黒糖焼酎の印象のなかで、円やかさを感じる味。梅干入りのお湯割りで頂く。本格焼酎の飲み方としては邪道だけど、美味しい焼酎はこんな飲み方でも美味しい。 | |||
137 | 八千代 | 鹿児島県奄美市名瀬古田町 西平本家 |
奄美黒糖焼酎。大正14年創業の西平本家の「八千代」。透明感が高く甘さは無いものの充分なコクがある。焼酎は芋焼酎、時々、麦だけど、どちらも全然違う。小さなボトルながら度数は25度。充分に満足だった。 | |||
136 | 紹興酒の”辛口/十年陳” | 横浜中華街で仕入れた紹興酒の「辛口/十年陳」。浙江省紹興市で醸造されたもののみが紹興酒を名乗れるらしい。コクがあって甘過ぎず美味しかった。ワンカップよりも思いの外に量があって、少々、酔って候。 | ||||
135 | 丸竹夷 | 京都市上京区日暮通椹木町 下ル北伊勢屋町 佐々木酒造 |
かつては小規模な酒蔵が多かったという洛中、最後の酒蔵。二条城近くは佐々木酒造の本醸造「丸竹夷」。すっきり過ぎず微かな甘味がある酒。家業を継ぐはずの兄、佐々木蔵之助が俳優になったため、弟さんが醸している。 | |||
134 | 綾菊 | 香川県綾歌郡綾川町 綾菊酒造 |
愛媛県綾歌町(現丸亀市)の生貯蔵酒「綾菊」。高松で飲んで直ぐさま、酒屋に探しに行った逸品。あの「金陵」と双璧をなす地元のメジャーブランドだけど、コクとうま味のバランスは、断然、この綾菊が上かな。 | |||
133 | 御殿桜 | 徳島県徳島市佐古七番町 斎藤酒造場 |
徳島市、斎藤酒造場の「御殿桜」。”酒屋が造ったどぶろく”。違法な”どぶろく”を飲んだことがないけど濁り酒とは全く違う物だった。甘みもコクもなく、かなり水っぽい。どぶろくはこんなにも不味いものなのか。 | |||
132 | 菱正宗 | 広島県広島市安佐北区可部 久保田酒造 |
広島市の久保田酒造の超辛口純米酒「菱正宗」。100%県内産の中生新千本で醸された酒。ドライさはともかく、ツンとする香りが少々受け入れ難かったかな。 | |||
131 | 忠正 | 静岡県静岡市 駿河酒造場 ※静岡県酒造組合 |
静岡市の駿河酒造場の本醸造「忠正(チュウマサ)」。ラベルのさっぱりさ同様に、コクと香りを保ちながら、辛口とは違うサラっとした飲み心地が強く印象に残った。開運や磯自慢とも違う静岡酒の奥深さを感じる。 | |||
130 | 小夜衣 | 静岡県菊川市 森本酒造 ※静岡県酒造組合 |
静岡県菊川市は森本酒造合資会社の純米酒「小夜衣」。辛口の酒ながらしっかりとしたコクがある珍しいタイプの酒だった。普通の成りしていながら上品な酒。静岡は良質な酒処。ラベルは広重の「日坂」。 | |||
129 | 燦然 | 岡山県倉敷市玉島阿賀崎 菊地酒造 |
岡山は玉島の特別純米酒「燦然」。昭和30年代の”昭和”がそのままここ玉島にある。その片隅に埋もれるような、質素でボロな佇まいの酒蔵だった。味は名前の如く。旨さに手抜かりはなかった。 | |||
128 | 京千歳 | 京都市左京区吉田河原町 松井酒造 |
左京区吉田河原町、松井酒造の純米酒「京千歳」ラベルも美しいすっきりとした辛口の酒。しかし、小生にはコクが足りずドライに過ぎたかな。松井酒造はマンション銭湯ならぬ、マンションに入った珍しい酒蔵だ。 | |||
127 | 美酒爛漫/純米ふなおろし | 秋田県湯沢市大工町 秋田銘醸 |
秋田銘醸の「美酒爛漫」の純米すなおろし。湯沢は凧で知られた所らしい。濃厚でアルコール度数も高い。巴湯などの東北秋田の銭湯に想いがつのる。 | |||
126 | いづみ橋 | 神奈川県海老名市下今泉 泉橋酒造 |
海老名市、泉橋酒造の特別純米酒「いづみ橋」。ふたには赤とんぼと山々。ヤゴが生息可能な減農薬での酒米栽培から手掛ける。そんな海老名の山田錦で醸されている。味はより高みを目指して精進の途上と感じた。 | |||
125 | 美酒爛漫 | 秋田県湯沢市大工町 秋田銘醸 |
湯沢、秋田銘醸の「美酒爛漫」。”銘醸”という印象に残る東北の雄。県内の有力な蔵元や財界の出資によって設立された。CMが華やかだった全国的なブランド。大手ゆえ、灘の大手と似た感じの味だったりする。 https:// | |||
124 | 福司 | 北海道釧路市住吉 福司酒造 |
釧路唯一の酒蔵「福司」。釧路湿原の丹頂の写真入り。飲む前から感じていたけど、味は糖類を混ぜた何処となくチープな味だった。しかし、寒い時期に当地で燗した物を頂くと堪らないんだろうなぁ。※空瓶で済みません。 | |||
123 | みなくち | 滋賀県甲賀市水口町 西田酒造 |
東海道は水口宿の西田酒造の「みなくち」。清水湯至近の酒蔵。既に「酔小町」は仕込んでおらず、この酒は伏見に委託しているようだ。大人しいほんのり甘い美味しい酒だった。 | |||
122 | 老酒 | 東京都中野区中野 永昌源 |
キリンが造り、やはりキリンの永昌源が販売する「老酒」。永昌源は樺太から引き揚げた酒造り職人の受け皿となった王子製紙系の酒造会社。キリンが買収しても社名が残されている。アミノ酸入りで味はそれなりかな。 | |||
121 | 銀盤 | 富山県黒部市荻生 銀盤酒造 |
黒部市の銀盤酒造の本醸造「銀盤」。北アルプスの伏流水は豊かだ。”名水の里/黒部”に偽りはない。好きな酒でよく頂いたが、改めて大手のような安定の良酒と感じた。言い換えると余り特色がない酒ではある。 | |||
120 | 特別純米/たか丸くんカップ | 青森県弘前市向外瀬豊田 六花酒造 |
弘前、六花酒造の特別純米「たか丸くんカップ」。”じょっぱり”のキャラクターが描かれ、プロフィールまである。味は”意地っ張り”ではなく円やか。美味しい酒だった。「こけしカップ(吟醸酒)」というのもある。 | |||
119 | 富久娘 | 兵庫県神戸市灘区新在家南町 富久娘酒造 |
灘の「富久娘」。赤羽・まるます家では注文すると”カワイコちゃんワン!”と奥に注文を通していた。大手ゆえの安心・安定の味。灘の酒ながら経営は旭化成から旭川の焼酎”GODO”に移ったりと意外感がある。 | |||
118 | 御代櫻 | 美濃加茂市太田本町 御代櫻酒造 |
美濃加茂市、中山道太田宿の御代櫻酒造「御代櫻」。コクも甘さもいいけど、何か今ひとつ物足りない。パンダの瓶に惹かれての相方のパケ買いだけど、聞き覚えのある住所。木曽川畔の「音羽浴場」至近の酒蔵だ。 | |||
117 | 綾小町/上撰 | 綾部市味方町 若宮酒造 |
京都、綾部市は若宮酒造の上撰「綾小町」。スーパーでは但馬の酒の方が多く、地元綾部の酒は少なかった。そんな中、上品なコクを持った旨口の綾部の酒。”アヤコマチ・カップ”とある独自の蓋にも手抜かりはない。 | |||
116 | 萬寿鏡 | 新潟県加茂市若宮町 マスカガミ |
新潟県加茂市の株式会社マスカガミの「萬寿鏡」。美しい瓶が印象的な辛口のさらっとした酒だった。小生にとっては少しドライに過ぎるものの、煮魚を一口食べた後ではいいバランスに変わっていた。日本酒は難しい。 | |||
115 | 但馬の自信 | 兵庫県美方郡香美町香住区 香住鶴 |
兵庫香住町の双子の兄弟、「但馬の自信」と「但馬の誇リ」。弟の自信。兄の誇りの円熟のコクに比べ嫌みのないすっきりさだった。汎用のアルミ蓋も多いなか、自信と誇り、それぞれ専用の蓋を纏う。そして天然の乳酸菌発酵。 | |||
114 | 菊正宗 | 兵庫県神戸市東灘区御影本町 菊正宗酒造 |
お燗瓶部といいながらも、本来飲食店向けのお燗瓶にはなかなか巡り会うことが出来ない。酒蔵を訪れても視界に入らない場所にあったりする。そんな訳でありふれた「菊正宗」。瓶の形もいいし、普通に美味しい所がいい。 | |||
113 | 白嶺 | 京都府宮津市由良 ハクレイ酒造 |
ラベルは舞鶴だけど、中身は宮津のハクレイ酒造の「白嶺」。コクはあるけどうま味と味がアレ?という感じだった。まぁ、パケ買いの普通酒。そういうことも多い。 | |||
112 | 竹泉醇辛 | 兵庫県朝来市山東町矢名瀬町 田治米合名会社 |
兵庫県朝来市、田治米合名会社の純米酒「竹泉醇辛」。黄色味がかったやや粘度を感じる酒。しかしすっきりとして、芳醇さとドライさを兼ね備えている。竹林と筍が描かれた瓶もなかなか楽しい。 | |||
111 | まるき葡萄酒 | 山梨県甲州市勝沼町下岩崎 まるき葡萄酒 |
現存日本最古のワイナリー、勝沼のまるき葡萄酒のロゼ。さすが上方の心斎橋の酒店・わいん家まで上り詰めたワイン。微かに甘い、上品な美味しさの素敵なワインだった。 | |||
110 | 國稀 | 北海道増毛郡増毛町稲葉町 國稀酒造 |
ニシン漁とともに酒をも醸した日本最北の酒蔵。北海道増毛町の國稀酒造の「國稀」。醸造用アルコールに、糖類までもが入った昔懐かしい味がする。しかし、チープな感じではなく、コクがあって美味しく頂いた。 | |||
109 | 永井本家/清酒特別本醸造 | 群馬県沼田市下発知町 永井本家 |
沼田市の永井本家の清酒特別本醸造。蓋を含め子細に缶を眺めても酒の名前が無い。「SLみなかみ」「D51 498」が酒の名前の名前なのかなぁ。JR東日本商品化許諾済。 | |||
108 | 綾小町 | 綾部市味方町 若宮酒造 |
綾部市、若宮酒造の「綾小町」。兵庫・丹波の酒が並ぶ綾部のスーパーでの選択。醸造用アルコールに糖類まで添加されているけど、甘辛のバランスが良く、すっきりとした中にも程良いコクもあって美味しい酒だった。 | |||
107 | 白鷹 | 兵庫県西宮市浜町 白鷹 |
初めての阪神百貨店。本場物の阪神タイガースのマークが入ったワンカップ。中身は「白鷹」。辛口のスッキリとした飲み心地。夕食と合う酒だった。辛口の「菊正宗」よりもドライで甘味も少しだけ控え目と感じた。 | |||
106 | 日出盛 | 京都市伏見区横大路三栖大黒町 松本酒造 |
京都伏見の松本酒造(寛政三年)の「日出盛」の純米酒”京都”。ワンカップより少し多い300ミリリットル。和食に合う中庸な味。でもそこそこコクがあって美味しい酒だった。 | |||
105 | 但馬の誇り/香住鶴 | 兵庫県美方郡香美町香住区 香住鶴 |
綾部のスーパーで買った、兵庫香住町、香住鶴酒造の「但馬の誇り/香住鶴」。蓋には「但馬の誇りカップ」とある。味はあっさりとしているもののコクと旨味がある。なお、”但馬の自信”との双子の兄弟。 | |||
104 | 石鎚 | 愛媛県西条市氷見丙 石鎚酒造 |
愛媛県西条市の純米吟醸の「石鎚」。サカガミという小さなスーパーで買うことが出来る。”食中純米吟醸”を謳うだけあって吟醸香はかなり控えめ。その分特徴は少ないものの、穏やかながらしっかり旨い酒だった。 | |||
103 | 金陵 | 香川県仲多度郡琴平町 西野金陵 |
あまり美味しいイメージを持っていなかった琴平の「金陵」。しかしコンディションがいい金陵は普通にいい酒だった。これは”丸中”の昔の看板が残るスーパーマルナカの古参店舗1つ、高松の田町店で買ったお燗瓶。 | |||
102 | 吉乃川 | ”上越新幹線E4系カップ”。新幹線とともに長岡の花火、スキー、神社、錦鯉、橋が所狭しと描かれている。中身は安定の長岡「吉乃川」。鉄道員さんからの頂き物。感謝。 | ||||
101 | まるき葡萄酒 | ファンシーな瓶に入っているものの1891年創業で、現存する日本のワイナリーで最も長い歴史を有する山梨勝沼は「まるき葡萄酒」の白ワイン。かすかな甘さといい香り。ドライ過ぎない好きなタイプのワインだった。 | ||||
100 | 蓬莱/”飛騨のどぶ” | 川が流れる飛騨古川は渡辺酒造店の「蓬莱」の”飛騨のどぶ”。美味しい酒だった。飛騨にはどぶろくの文化があり、「白川郷」など他にも濃厚な濁り酒がある。ちょっと胡散臭いこの酒蔵には、偶然、立ち寄ったことがある。 | ||||
99 | 松の翆 | 京都伏見の山本本家の純米大吟醸「松の翆」。表千家而妙斎千宗左宗匠御銘お好みのお酒で茶事に使われるらしい。しかし、吟醸香も足らず辛口に過ぎる。お茶との相性は判断しかねるが、そもそもの良さが分からなかった。 | ||||
98 | 奥の松 | 290年の歴史があるという。福島県二本松の奥の松酒造の上撰本醸造「奥の松」。これぞお燗瓶という、しゅっとした佇まい。甘くはないもののしっかりとしたコクのあるなかな誠実な味がする酒だった。 | ||||
97 | 金陵 | 琴平の「金陵」のJR四国の売店仕様。「JR四国観光路線図」がプリントされている。八幡浜でゲット。本当はジャコ天かじりながら、ボーッと海を見ながら飲むのがいいのかも知れない。金陵独特の癖が無かったなぁ。 | ||||
96 | 千福 | 呉の酒王「千福」。呉は銭湯が多いので行く機会が有るけど、「千福」以外にも思いのほか旨い酒が多い酒処だ。質実剛健で地味なラベルながら、美味しい200ミリリットルサイズのワンカップ。 | ||||
95 | 純米酒喜多屋 | 福岡・八女市の文政年間創業の喜多屋の「純米酒喜多屋」さらっとしたなかにそこそこのうま味を持つ上品な酒だった。しかし、その分特徴は少なかったかな。九州の酒蔵は焼酎も製造しているんですね。 | ||||
94 | 金陵 | 東京でも看板を見かける有名銘柄。琴平の「金陵」の生貯蔵酒の端麗辛口。ちょっと癖のある金陵だけど、この酒はかすにトロ味があって美味しかった。 | ||||
93 | 白鹿 | 西宮市辰馬本家酒造の「白鹿」。最近は缶コーヒーがアルミ缶になって来たけど、酒もアルミかぁと思って買ってみた。さすがの安定感。問題集で馴染みのある甲陽学院って辰馬本家ってこちらの学校なんですね。 | ||||
92 | 福正宗/「旨口」 | 金沢の純米「福正宗」の「旨口」。「辛口」よりも辛口に感じた。200ミリリットルだけだけど、やはり大きいのはいい。ラベルを眺めながら楽しい気分になれる。 | ||||
91 | 酔心 | 広島県三原の「酔心」。アルミ箔を張った紙コップという軽装だけど、なかなかどうしてコクがあってどっしりしている。 | ||||
90 | 天の戸 | 秋田県横手市の浅舞酒造の純米酒「天の戸」。辛口ながら重みのある酒。旨い酒だと思う。ちょっと無謀、当たり前だけどカレーライスには合わなかったかな。 | ||||
89 | 吉乃川 | ”北陸新幹線E7カップ”相方が得意のパケ買いで買ってきた。旨い酒だと思って飲んでいたら、蓋にのみ「吉乃川」とあった。言わずと知れた450年余りの長い歴史を誇る新潟長岡の有名銘柄だ。 | ||||
88 | 愛宕の松 | 宮城県大崎市の新澤酒造店の特別純米「愛宕の松」。どっしとしたコクとほんのりとした甘み。夕餉の酒として楽しい感じだった。 | ||||
87 | 澤乃井 | 奥多摩湖湧水仕込みの「澤乃井」。ドライ過ぎて好みではないという記憶だったけど、しっかりとコクのある甘すぎず辛過ぎず、バランスのいい酒で驚いた。 | ||||
86 | 「あさ開」/”男の純米DRY” | 盛岡の「あさ開」の”男の純米DRY”。ちょっとぶっ飛んだイラストの缶入り。普通の「あさ開」の方が美味しかったかな。酒蔵の近くにいい銭湯「菊の湯(盛岡市茶畑)」がある。 | ||||
85 | 東北泉 | 山形県遊佐の高橋酒造の純米「東北泉」。多少黄味がかったそこそこ粘度を感じる酒ながら、ほんのりとした甘さを感じる基本ドライな酒だった。大味な名前の酒だけどそれはそれとして。 | ||||
84 | 福正宗/辛口 | 金沢の純米「福正宗」の「辛口」。すっきりとしているもののドライではなく旨みも濃い。ちょっと大きめのサイズもいいし、洒落たラベルも楽しい。 | ||||
83 | 秋鹿 | ”全量純米の蔵”「秋鹿」。大阪府豊能郡能勢町の酒。大阪の酒は記憶にない。また、お隣奈良の「春鹿」に連想が及ぶ。凝った瓶に入った酒はしっかりとした粘りがありながらすっきりとした辛口の酒だった。 | ||||
82 | 六花酒造/吟醸酒「こけし」 | 青森県弘前の六花酒造の吟醸酒「こけし」。今まで遭遇したワンカップの中で最も凝ったデザインだと思う。しっかりとしたコクと、軽い甘さに軽い香りもいい。美味しい酒だった。 | ||||
81 | 日本盛/本醸造・生原酒 | 日本盛の本醸造の「生原酒」。流石、兵庫・灘の大手が作る酒。香り、味、コクはなかなかのもの。いろんな個性ある日本酒は勿論楽しいけど、いつも安定した品質の製品を、広く提供する大手の酒も安心感がある。 | ||||
80 | 土佐鶴 | ”酔テ候”の山内容堂侯由来の高知の純米酒「土佐鶴」。コクがあって適度の甘さもある旨い酒。惜しむらくば、少しだけ鼻にツンと突くアルコールの印象が残った。 | ||||
79 | まんさくの花 | 秋田県横手の日の丸酒造の特別純米「まんさくの花」。さらっとした酒ながら上品なこくと甘さがある。そして香りもいい。雪国の秋田をイメージすることが出来る佳酒だった。 | ||||
78 | すみのえ | 宮城県石巻の旧北上川畔の墨廼江酒造の「すみのえ」。波に鯨が跳ねるという愛らしい瓶に入っている。すっきりとした中にしっかりとした旨みとコクがある。夕飯時に飲むのに実にいい酒だった。 | ||||
77 | 平勇 | 愛知県愛西市、渡辺酒造の「平勇」。当地に伝わる力士の名前にちなんでいる。いいコクがあるものの尖ったというのとは違った鼻に付く匂いが気になった。 | ||||
76 | 蓬莱泉 | 愛知県設楽町、関谷醸造の「蓬莱泉」。”原材料すべてが米由来”とある。アルコールが少し尖っていると感じて原材料を見たら割っているのが「焼酎(自社製)」とあった。過去に一回遭遇したことがあるものの珍しい酒だ。 | ||||
75 | わかぼたん | 大分県宇佐市の三和酒類の本醸造「わかぼたん」。和紙の風合いに柔らかい感じの絵が描かれたラベルが酒の味と似合っている。まろやかで奥ゆかしいコクのある上品で美味しい酒だっだ。 | ||||
74 | 福正宗/金色のしずく | 金沢の福正宗の純米酒「金色のしずく」。白山からの伏流水「百年水」で仕込んだ酒。”たっぷりとしたコクとキレ”コピー通りの満足いく酒だった。ちょっと多めの200ミリリットルなのもいい。 | ||||
73 | 玉の井 | 高知県安田町の南酒造の「玉の井」。訪れて最もがっかりする名所と言われるはりまや橋が、交通標識とともに写っている。酒としては、こってりとした旨さが特徴の美味しい酒だった。 | ||||
72 | 喜正 | 東京あきるの市の野崎酒造「喜正」。”芳醇”とあるように香り高くコクがあって飲み応えがある。なかなかいい酒だった。 | ||||
71 | 大江山酒 | 能登半島、軍艦島の南。松波の松波酒造は「大江山酒」。頂き物だけど、10年ほど前にこの辺鄙で鄙びた酒蔵に廃業銭湯詣でのついでに寄ったことがある。偶然の再会に驚いた。やや酸味のある懐かしい感じの味がした。 | ||||
70 | 鳴瀬川 | 宮城県北の加美町、中勇酒造店の特別純米酒「鳴瀬川」。奥羽山系の伏流水で仕込まれている。石巻湾に注ぐ鳴瀬川。ドライな中にしっかりとしたコクと少しの甘みを感じる。さっらとした美味しい酒だった。 | ||||
69 | 越乃景虎 | 長岡市の諸橋酒造の「越乃景虎」の本醸造。そして、加熱処理をしていない要冷蔵の”なまざけ”。純米酒ではないものの、純米酒のような感じを受ける美味しい酒だった。 | ||||
68 | 蒼龍葡萄酒 | 1899年創業。山梨県・勝沼のワイナリーの草分け、蒼龍葡萄酒。チープななりしたワンカップながら、フルボディで濃厚な旨さの赤ワイン。香りもなかなか。薬屋が発祥という珍しい出自の甲府・岡島百貨店のセレクト。 | ||||
67 | 橘倉酒造/樽酒 | 信州佐久市橘倉酒造の「樽酒」。樽の香りといい、色付きといいまさに樽酒ながら、不思議と酒の旨さが少々不足している印象だった。ちょっと不発だったかな。 | ||||
66 | 天覧山 | 実は隠れた酒処の埼玉県。飯能の五十嵐酒造の「天覧山」。地元の里山の名前を冠した酒は、もちろん高級な味ではないけど、好ましい美味しい酒だった。 | ||||
65 | 白隠正宗 | 沼津の高嶋酒造の純米酒「白隠正宗」。県内産の”誉富士”という酒米で仕込まれている。適度な甘さとコク、芳醇さを合わせ持つ。ラベルのセンスもなかなかだ。 | ||||
64 | 比翼鶴 | 福岡県久留米の比翼鶴。小倉駅の売店。異なる酒蔵の酒が色違いの洒落た瓶に詰められ何種類か並んでいた。セレクトされた酒なのだろう、香り、コク、甘辛のバランスいずれも満足至極。 https:// | ||||
63 | 五橋 | 岩国市の酒井酒造の「五橋」。カップの絵は錦帯橋。五橋というのだろうか。米も米麹も県内産。多少の甘さとコクを感じる。多少、醸造用アルコールとのバランスの悪さを感じた。※写真を取り忘れました。 | ||||
62 | 富翁 | 京都伏見、北川本家の本醸造「富翁」。”京の町酒カップ”は17℃以下になると緑から青色に変わる。小生にはやや辛口に過ぎるドライな酒だった。 | ||||
61 | 謙信 | 新潟糸魚川の「謙信」。井上浴場へ赴いた折りに寄った、海に近い土間の簡素な店先を思い出した。どちらかと言えば濃厚。しかし、しつこくはなく旨味もある。美味しい酒だ。 | ||||
60 | 千徳 | 宮崎県延岡の「千徳」。高千穂産米で仕込んだ辛口の酒。尖った所があってバランスが良くない部分も合ったけど満足のいく酒だった。酒屋に入っても樹脂製カップの焼酎ばかりの土地柄。日本酒のワンカップは貴重だ。 | ||||
59 | 開春 | 石見銀山のお膝元の温泉津(ゆのつ)、若林酒造の純米超辛口「開春」。日本酒度+15度。やや甘めの酒が好みの小生にはやや辛口に過ぎた。でも、超辛口だからではないだろう、ちょっとトゲトゲしかった。 | ||||
58 | 金鯱 | 愛知県半田の盛田金しゃち酒造の上撰「金鯱」。ソニー創業者の盛田昭夫氏の実家筋。親会社はソニーの筆頭株主だったこともある。キャップが金色という拘りだけでなく、多少黄色がかったコクと旨味のある酒だった。 | ||||
57 | 秩父錦 | 秩父には呉服屋発祥ではなく造酒屋発祥の八尾百貨店という老舗デパートがある。その八尾の酒。その誠実な商売は秩父事件でも襲撃対象にならなかったという。大手のようなバランスのいい普通酒だった。 | ||||
56 | 美和桜/にごり酒 | 広島三次、美和桜酒造の「美和桜/にごり酒」。ほどよい濃さの濁り酒。かなり甘みがあって一合で一杯一杯な感じ。美味しい酒だけど、たくさんは飲むことができない。「雑酒2」と大きく書かれているけど何なんだろう。 | ||||
55 | 金陵/本醸造・佳撰 | 香川の琴平町の「金陵」の本醸造の佳撰。先ず、一合よりちょっと大きいのがいい。バランスは悪くはないものの、ちょっと醸造用アルコールのとげとげしさを感じさせるものだった。 | ||||
54 | 美作の国 御前酒 | 岡山県真庭市の辻本店の「美作の国 御前酒」。ほんのりとした甘みと程良いコク。少しアルコールの荒々しさを感じないでもないけど、夕餉の酒としていい酒だった。瓶のデザインも印象に残る。 | ||||
53 | 炙りいりこ酒 | 観音寺川鶴酒造の「炙りいりこ酒」いりこのうま味成分で黄金色をした酒を70度の”飛び切り燗”にし添付の伊吹島産のいりこを入れる。ひれ酒とは比ぶべきもないかな。なお、日本酒ではなくリキュールに区分されていた。 | ||||
52 | ささ浪 | 埼玉の毛呂山町、麻原酒造の純米原酒「ささ浪」。古典的なラベルもいいけど甘みのある重厚な味わいは印象に残る。意外だけど埼玉は多くの酒蔵がある酒処。 | ||||
51 | 極聖 | 宮下酒造「極聖(きわみひじり)」”岡山のでぇでぇうめぇ酒じゃ”。軽装なナリした三増酒だけどコクと旨味を兼ね備えた酒だった。燗も旨そう。電子レンジで燗が出来る樹脂の容器だけど、わが家にそんな利器はない。 | ||||
50 | 南部美人 | 岩手の南部美人。酒に賞味期限はないものの2年以上前の製造年月のものだった。この写真を見て気がついた。不味くはなかったけど、美味くもなかったかな。 | ||||
49 | 大関/にごり酒 | 灘五郷の名門でワンカップの元祖「大関」。季節限定のにごり酒。濃厚な味わいながら甘さは控えめ。意外に美味しいにごり酒が少ないなか、満足出きるにごり酒だった。大関は三増酒の製造を止めて10年近くなる。 | ||||
48 | 沢の鶴 | 言わずと知れた灘の大手ブランド。バランスの良さとコクが信条。桶買いって今の時代でも有るのだろうか。ここまでの安定感が出せるのはさすが大手。どんな和食にも合う。 | ||||
47 | 喜多美人 | 愛媛県大洲市の後藤酒造合名会社の上撰の「喜多美人」。かすかな甘みと粘り気がある和食に合う酒。多くを求めてはいけないんだろうけど、香りという点で少し物足りない。品がいい瓶が美しい。 | ||||
46 | 八海山 | 言わずと知れた「八海山」の本醸造。珍重された時代もあったと思うけど、ひと頃ほどは見かけない気がする。すっきりとした辛口ながら、少しだけ旨みとコクが足りないような感じがする。昔はもっと美味しかったかも。 | ||||
45 | 開華/さのまるカップ特別純米酒 | 佐野を訪れた時、”さのまる”の完成度に驚かされた。そんなゆるキャラを纏った第一酒造の「さのまるカップ特別純米酒」しっかりとした旨さを持つ辛口の酒。どこにも書いていないけど「開華」という酒のようだ。 | ||||
44 | 栄照/梅錦 | 愛媛の四国中央市の梅錦山川の紺色ラベルの「栄照/梅錦」。普通酒だけど、オレンジラベルの「栄冠/梅錦」と同様に一口飲んで旨さが分る甘味とコクがある。栄冠よりも少しだけすっきりしている。 | ||||
43 | 開運 | 静岡掛川の「開運」。ラベルのお目出度さもあって好きな酒。しかし、この開運は豊かな香りもトロッとしたコクも感じられなかった。何回か経験した「開運」は本醸造じゃなかったのかなぁ。 | ||||
42 | 不老泉 | 滋賀県高島の「不老泉」。山廃仕込の特別純米酒の3年熟成物。ウィスキーのような琥珀色をしている。しかし、味は日本酒の特徴である芳醇さに欠け、味もゴツゴツしていた。手が込んでいる割に少し残念。 | ||||
41 | 西の関 | 大分の「西の関」。東京の居酒屋の看板にもその銘柄を見ることが出来る。甘い酒である。しかしべったりとはしていない。バランスの良さという点で大手の酒という感じだった。 | ||||
40 | 栄冠/梅錦 | 愛媛の「四国中央市」って何処なんだろう。そこのオレンジラベルの「栄冠/梅錦」。普通酒だけど、一口飲んで旨さが分る甘味とコクがある。晩酌にいい料理に合う酒。地元で最も飲まれているという。 | ||||
39 | 白鶴 | 近所の居酒屋に振られインド料理屋に流れ着く。前から気になっていた白鶴純米のお燗瓶を頂く。インド人店員の方にちょっと温めてと頼むと、ぬる燗ですか?と確認されて思わず苦笑。 | ||||
38 | かみこころカップおかやま | 岡山・嘉美心酒造の「かみこころカップおかやま」。醸造用アルコールというものを味見したことがないけど、混ぜ物の味を強く感じた。味や風味は悪く無い。大手の酒の優れている所はそのブレンド技術かも知れないと思う。 | ||||
37 | 喜平 | 岡山県浅口の酒蔵「喜平」の純米酒。さらっとしながらもコクがあって程よい旨味を感じることが出来る。純和食の夕食で、料理の味と酒の味をそれぞれに楽しむことが出来る。優れた酒だと感じた。 | ||||
36 | 金陵/マイルドグラス | 香川・琴平の西野金陵の「金陵」。四国を旅していると至る所で看板を見かける。”マイルドグラス”だからか、コクが足りなく少々薄さを感じる酒だった。 | ||||
35 | 土佐鶴 | 高知・土佐鶴酒造の「土佐鶴」。東京の居酒屋でもよく見かけるけど馴染みが無い。しかし、こんなチープななりをしているけど、旨みがあるバランスのいい酒だった。かなり歴史も実績もある酒蔵のようだ。 | ||||
34 | 酔心 | 広島・三原の「酔心」。食事代わりに1日二升三合を飲んだ横山大観愛飲の酒。辛口ながらフィニッシュは甘さを感じさせる。半分は錫の酒器に移して飲むとさらに円やか。お燗でも試したくなる酒だった。 | ||||
33 | 初雪盃/濁り酒 | 愛媛県伊予郡砥部町の協和酒造の「初雪盃」の濁り酒。醸造用アルコールに糖類まで入っているので少し甘過ぎる感じがした。食中酒として頂いたけど合う料理が難しい酒だった。 | ||||
32 | 梅美人 | 愛媛県八幡浜の梅美人酒造(大正5年創業)の「梅美人」。醸造用アルコールに更に糖類まで混ぜられている。甘い。また、すっきりとは異なる薄さを感じた。昔はよくあったよなぁという意味で”懐かしい”感じがした。 | ||||
31 | 桃の滴 | 京都伏見の松本酒造の純米吟醸「桃の滴」。桃の里だったということからこの酒の名前が付けられている。吟醸香は少ないけど、コクがあって甘すぎず辛すぎず。好きな酒だった。 | ||||
30 | 玉乃光 | 東京駅の八重洲地下街にも居酒屋を開いている京都伏見の酒蔵。安定した品質が持ち味か。芳醇というほどの香りはないけどバランスのいい純米酒だった。 | ||||
29 | 京の吟醸 | 京都伏見・山本本家の「京の吟醸」。定義は知らないけど”醸造用アルコール”を混ぜた吟醸酒って何だろう。吟醸香も香料なのか、あまり吟醸酒って感じはしなかったかな。「神聖」は良かった記憶があるんだけど。 | ||||
28 | 純米 | 広島・八幡川畔の八幡川酒造。仕込みは全量県内産の中生新千本。甘さ控えめながら辛口ではなく旨味が強い。半分を錫の酒器に移して飲んでみたら、円やかさが強調されバランスがさらに良くなった。 お燗もいいらしい。 | ||||
27 | 城鏡/まぼろし | 広島竹原の酒。林檎酵母で造られた吟醸酒。広島特有のコクと甘味のある上品な酒。しかし、評判で「幻」ではなくなった。また、林檎の酵母だからと言ってフルーティーでもないかな。 | ||||
26 | 黄桜 | 横浜野毛のスーパーで見つけた小カップ。京都・中書島の黄桜。すぐ近くの商人宿に泊まったことがある。大手の酒はこれと言った尖った特徴はないけど、旨みがあって、いろんな料理に合う。流石と言わざるを得ない。 | ||||
25 | こなき純米/ よう怪泣かせの超辛口 |
今日はお出かけ編のワンカップ部。鳥取境港の「こなき純米/よう怪泣かせの超辛口」。ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるのこなき爺がラベルになっている。超辛口という感じはしなかった。お燗しても飲んでみたい酒だった。 | ||||
24 | 瑞鷹 | 九州では日本酒は店に申し訳程度にしか並んでいない。敢えて酒を造るのは覚悟と自信が必要なことかも知れない。肥後の「瑞鷹(ずいよう)」はそんな自信に裏打ちされた、ほんのりと甘い期待を裏切らない酒だった。 | ||||
23 | 簸上正宗 | 島根県奥出雲町の「簸上(ひかみ)正宗」の純米酒”七冠馬”。全量県内産の酒米を醸した落ち着いた酒で、味、香り、舌触りの何れもが主張しないけれど、どれもが上品さを保ちながらしっかりしている。良い酒だと感じた。 | ||||
22 | 尊皇 | 関東に住んでいると愛知県の酒は馴染みが薄い。そんな三河西尾市の酒「尊皇」。愛知県で生まれた酒米「若水」による酒。一口目は辛口に過ぎるなと感じたものの、料理との相性とバランスは良く、好感の持てる酒だった。 | ||||
21 | 同期の桜 | ”同じ兵学校の庭に咲く”同期の桜。そんな勇ましく切ない歌のタイトルが酒の名前になっている。海軍兵学校があった広島県の江田島の酒。広島の酒特有の甘味を感じさせつつも、潔いあっさりとした酒だった。 | ||||
20 | 城ざけ | 島根県安来の濁り酒。どぶろく的な「白川郷」を筆頭に濁り酒好きではあるものの少しべったりとした甘さには閉口。少量呑むにはいいかも知れないけど、酒飲みが呑むにはちょっと手に余る感じだった。 | ||||
19 | 出羽桜 | 芳醇な吟醸酒にあっても、かなり独特かつ強い香りを持つ吟醸酢。吟醸酒をぬる燗にするのも好みの飲み方だけど、山形の馴染みのこの酒には何故か合わなかった。アルミ缶入り。瓶入りの酒とは味が異なるのだろうか。 | ||||
18 | 緋寒桜 | 奄美の黒糖焼酎「緋寒桜」。奄美ゆかりの方からの頂き物。大きな氷を一個だけ入れたグラスに注いだ時、日本酒とは違った銀色に輝くのが印象的。舌の上に転がすと濃さというか重さと、経験したことがない甘さがあった。 | ||||
17 | 越後杜氏 | 五泉市の金鵄盃酒造の「越後杜氏」。越後の酒らしくすっきりした中に、上品な甘味があった。あるお米マイスターに越後米は胡座をかいているうちに他産地に追い越されたと聞いたけど、酒はそうではないようだ。 | ||||
16 | 榮川 | 福島県磐梯町の「榮川」。磐梯の名水仕込みというだけで惹き込まれてしまう。甘いけど甘過ぎず、すっきりとしてるものの辛口でもない。寿司というのとは違うけど、和食にとても合う酒だと感じた。 | ||||
15 | 賀茂鶴 | 「賀茂鶴」。広島の酒にしては甘味が少ない。多少ツンとする感じがあって馴染めなかったかな。すきやばし次郎など与志乃系の鮨の名店で提供されてもいるらしい。しかし、近所の与志乃系は菰樽の沢の鶴だったなぁ。 | ||||
14 | さいかのさと | 「雑賀」という日本酒で漬けた梅酒がある。これも丁寧に醸された梅酒用の清酒なのだろうか、上品な甘さとコクのある飲み応え、それでいてサラっとしている美味しい酒だった。梅処の和歌山県紀の川市桃山の酒。 | ||||
13 | 月桂冠 | 言わずと知れた伏見の「月桂冠」。いわゆる普通酒。確かに地酒ほどに特徴はないものの、上品で料理の味を引き立てる気がする。寿司好きな小生の贔屓は菊正宗だけど、多少甘味のある月桂冠も主張しない良い酒だと思う。 | ||||
12 | 越乃景虎 | 長岡の諸橋酒造「越乃景虎」。売り出し中なのか最近いろんな所で眼にする。どっしりとして、その中にコクと甘さがある美味しい酒だった。景虎とは、若くして自害を余儀なくされた、戦国武将上杉景虎のころだろうか。 | ||||
11 | 加賀鳶 | 金沢福光屋の「加賀鳶」。辛口とあるが粘度のある濃い口で、すっきりとしたイメージは裏切られる。また、多少の黄色をしている。昨日の竹鶴もそうだったけど、多少の刺激があり、旨いものの飲み易いという酒ではない。 | ||||
10 | 竹鶴 | 広島県竹原市本町 竹鶴酒造 |
広島県竹原。郷愁の街並みに竹鶴酒造がある。この酒蔵はサントリーの山崎蒸留所を創設し、その後ニッカウヰスキーを創業した竹鶴政孝の生家として知られる。酒は琥珀色で、安物の洋酒のような刺激のある特異な酒だった。 | |||
9 | 賀茂緑 | 岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造 |
岡山県浅口市の酒。明治から昭和初期の建物や設備が今なお使い続けられている。岡山産の米で醸された酒はコクと微かな甘味を感じる酒だった。内側に樹脂を貼った紙器。お燗は難しいけど、旅の途中で買うには便利だ。 | |||
8 | 菊姫 | 石川県白山市鶴来新町 菊姫合資会社 |
石川県鶴来の「菊姫」。「濃醇旨口」という言葉が、微かに黄金色で粘度のある酒の特徴を示す。証券マン時代、よく八重洲「ふくべ」で『菊姫』『樽平』『住吉』の何れか2合を飲んでいた。呑ん兵衛が好む酒だそうだ。 | |||
7 | 越後鶴亀 | 新潟県新潟市西蒲区竹野町 越後鶴亀 |
新潟市西蒲区竹野町の酒。明治23年創業の老舗にして地ビール第1号のエチゴビールを手掛けている。洒落たラベルは横尾忠則氏のデザイン。品のいいほのかな甘さとコクの飲み応えが印象に残った。 | |||
6 | 桃川 にごり酒 | 青森県上北郡おいらせ町 桃川 |
青森県は奥入瀬の酒。その昔は百石川と呼ばれていた奥入瀬川の水で酒を仕込んでいたという。「百」を「桃」に替え銘柄名の由来となっている。微かなとろみ。上品さと飲み応えのある濁り酒だった。 | |||
5 | 太冠 | 山梨県南アルプス市上宮地 太冠酒造 |
南アルプス市の開蔵130年酒蔵。瓶に描かれた山は間ノ岳だろうか。酒自体は余り特徴がなく、小生が普段飲んでいる灘の大衆酒と余り違わなかったかな。 | |||
4 | 蒼龍葡萄酒 | 山梨県甲州市勝沼町 蒼龍葡萄酒 |
軽装ななりだけど蒼龍葡萄酒は1899年創業の勝沼でも伝統あるワイナリー。甲州葡萄のワインは昔から小生にとってはドライに過ぎる。しかし、それでもなかなか気になる甲州葡萄本来の香りを湛えていて気に入った。 | |||
3 | 春鶯囀(しゅんのうてん) | 山梨県南巨摩郡富士川町 萬屋醸造店 |
南巨摩郡富士川町の「春鶯囀(しゅんのうてん)」を頂く。寛政2年の創業。酒名は与謝野夫妻が萬屋醸造店で詠んだ「法隆寺などゆく如し 甲斐の御酒 春鶯囀のかもさるゝ蔵」に由来。ツンとした香りが少し気になった。 | |||
2 | 七賢 | 山梨県北杜市白州町 山梨銘醸 |
甲府で買い求めた白州の「七賢」を頂く。創業は寛延三年、甲斐駒ヶ岳の伏流水で醸したお酒。瓶には「甘酸辛苦渋/本醸造」とある。ほんのりとした甘さの中にすっきりとした旨み。かなり稀有な美味しさのお酒だった。 | |||
1 | 水龍 | 広島県呉市吉浦中町 中野光次郎本店 |
地方遠征では、手当たり次第に地酒のワンカップやお燗瓶やらを買い込んでは逐次宅急便で家に送っている。家に帰ってからは、毎日の晩酌で1つずつゆっくり楽しんでいる。今日の晩酌は呉の酒。呉は華鳩、千福を含め普通酒がそれぞれにレベルが高かった。小生好みの少し甘目の酒だったけど。 |