写大ギャラリー/森山大道写真展「アクシデント」(中野区本町) 2014.09.27
目次へ
東京工芸大学「写大ギャラリー」に森山大道のデビュー時代のビンテージプリントを見に行く。

「写大」という言葉は聞き慣れた言葉だったけど、1977年に既に東京工芸大学と改称されていたことや、発祥が小西六(現コニカミノルタ)の小西写真専門学校として大正時代に開校したことを知る。

しかし、今でもギャラリーに「写大」を冠していることからして、精神としては現在でも「写真大学」なのだろう。

因みに、「工芸」とは「工業」と「芸術」のことらしい。いかにも、感光材料メーカーが背景にある学校というだけのことはある。

森山氏の写真はもう半世紀も前にアサヒカメラに連載された初期のもの。氏の写真は荒々しい中にある美しさが身上と理解し惹かれているけど、そういった類いの写真はもう少し後の作品の中に多く、今回の写真に惹かれるものは多くは無かった。

西新宿五丁目。「けやき橋商店会」という商店街が再開発で消失した。