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吉祥寺・弁天湯
 2015.12.31.





2015年の〆の銭湯は買物ついでに出た吉祥寺で弁天湯に浸かる。17:30から18:15くらいの滞在時間中、ずっと相客は10数人くらいだった。孫を 連れているような客もなく、大晦日という風情は少なく、普通の混雑があるだけだった。

街を歩いていても年の瀬の雰囲気は年々薄れるばかり。相方は正月飾りを付けている家が少ないことに驚いている。銭湯を回り出した10年ほど前には、銭湯にも もう少し大晦日の雰囲気があったような気がする。東京という土地柄なのか、時代が変ったのか、少々考えさせられた。

駅ビルの食品街は19:00閉店。少々の酒食を買って、徐々に人通りがまばらになってきた街を通り抜け帰宅の途に就く。

2015年は、1月8日の大森町のあたり湯に始まって新たに31軒の銭湯に入ることが出来た。新たな31軒の内訳は、東京12軒、埼玉1軒、京都・滋賀6軒、大阪・神戸4軒、名古屋3軒、地方5軒。近くの再訪銭湯に行くことが多かった1年。再訪は延べ39回だった。この傾向は来年も続くような気がする。

《前回訪問:2011.02.27.》《前回訪問:2012.12.29.》





向かいが自転車屋からサンクスに変っていた。この街の店も入れ替わりが速い。











立派な正月飾りがあった。





背中に哀愁を湛えた爺さんだった。一所懸命に小銭をまさぐるものの、無いらしく。引き返して行った。