野毛のにぎわい座へ、ダメじゃん小出の「新春18きっぷ」という鉄ネタのお笑いライブを聞きに行く。渾身の”寝台特急あけぼの号”のネタで笑い、幼少期の越後川口への帰省ネタでホロリとさせられた。

野毛の繁華街や中華街を散策し、白楽の六角橋へ。かつて市電の終着駅として栄えた名残がある。横浜でも独特の雰囲気を持つ。特に千代田湯の隣から始まる仲見世通りのアーケードは、プチ大阪鶴橋という趣だ。

しかし、古くからの商店がレトロを気取った 店に変わって行くのにちょっと違和感をおぼえる。昼に歩いた野毛の飲み屋もそうだった

千代田湯は数少なくなった横浜の大型のレトロ銭湯の典型。

奥壁のペンキ絵は中島さんの「石川県能登/見附島(24.5.4.)」。島を見上げる定番の構図ではなく、島をやや俯瞰する。そのため、島がやや小さく描かれている。

夕飯時だからか、相客は少なく静か。大将も番台で居眠りがち。今月から、毎週金曜日に加え第三土曜日も定休日になっていた。

上がりの一杯は、仲見世通りで半世紀居酒屋を営んでいるという「鳥作」。活気あるいい居酒屋だった。

《前回訪問:2004.10.09.》
千代田湯(横浜市神奈川区六角橋) 2014.01.25.
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