差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2003年9月21日日曜日 22:36
宛先: 銭湯ML
件名: [sento-freak:04385] 第二常磐湯(横浜市保土ヶ谷区帷子町)

ナカムラです。

今日(9/21)は、保土ヶ谷の「第二常盤湯」に行ってきました。
JR横須賀線の保土ヶ谷駅から3分程度です。

同湯の前は旧東海道。向かいの蕎麦屋が高札場跡だったりして、旧保土ヶ谷宿の中心地に位置します。
同湯へのアプローチは恐らく私道でしょう、人がすれ違うのも困難な細い道を、50メートルくらい奥に入ったところにあります。

入口の隣には朱塗りのお稲荷さん。なんだか歴史的なものを感じます。
同湯の後ろは帷子川、雨なので水かさが増しています。
川の対岸からは、釜場等の後ろ側がよく観察できます。
油井型の煙突。湯気抜きの窓の上にさらに小窓があり、なにやら古い感じ。

入口の暖簾は牛乳石鹸の模様。しかし、雨のためか、棒に巻き込まれている。
暖簾の上のは「第二常盤湯」という、神社名を記したような、白木の額が下げられている。

入口の戸も、下足箱から番台に通じる戸も、木製の桟に摺りガラスを嵌めている。なかなかレトロな感じ。
下足箱は松竹錠。
今日は雨。あれ、傘タテがない。番台のお姉さまに聞くと、下足箱の奥に穴がありそこに突っ込むとの事。
知識としては知っていたが、使うのは初めて、聞くまで対応できなかった。

低い番台で400円を払って脱衣所へ。(女湯サイドはカーテンが張ってあった。)

壁側に茶色のオール木製のロッカーが12個あり、そこを使う。
錠はちどり。ただ、壊れたのか松竹錠に付け替えられているところがいくつか。そのために番号は連続していない。
木製のロッカーの上には脱衣カゴを置くスペースがあるが、カゴは1個も無かった。

その他、脱衣所の真中に島ロッカー(20個)がある。

番台。女湯との境とも、何の木かは判らないけど、木目の綺麗な高級そうな木材が使われている。
黒く大きな柱時計。おゃ。振り子がない。時計の部分はクォーツの普通の時計になっている・・・。
男湯と女湯の境にレトロな白熱灯の照明器具(使われていない模様)。
以上、かなりレトロな佇まい。
しかし、床が新しいタイル・カーペットなのはイマイチ。

浴槽は中くらいの大きさ。
センターに5人くらいのスチームサウナ(無料。銭湯のスチームサウナに初めて入った。結構熱い・・・。)と立ちシャワー2機。
島カラン1列(6・6)と壁側に7のカラン&シャワー。
浴室のタイルはすべて張り替えられていて、レトロな感じは一切ない。

浴槽は深(薬湯)と浅(白湯)。
ペンキ絵はなく一面にモザイクタイル(1枚のタイルは大きい)で枯山水の庭が描かれている。

外見はレトロだけど、中は改装されていて、現役バリバリといった感じ。

帰りに雨にもかかわらず、「神明湯(保土ヶ谷区神戸町)」を斥候。
ここも、外見はレトロ。中は・・・?。
会社帰りにでも寄らねばなるまい・・・。