第三玉の湯(新宿区白銀町) 2008.02.23

神戸から先輩が上京したので、東京・八重洲でランチ。生保時代の有価証券部で世話になって以来10数年ぶりの再会だった。神戸の銭湯に赴いた際に明石の鮨または神戸牛のステーキで歓待頂く約束を取り付ける。

夕方から目白で大学の恩師を招いてのゼミOB会。時間調整を兼ねて神楽坂を散歩、そして第三玉の湯で休憩することにする。

旧見晴湯や神楽坂の街を撮影していたら、空が暗くなって、まさに嵐。凄い風で怖いくらいだった。

AYUMIギャラリーで鈴木喜一氏が率いる画塾の水彩画展をのぞく。古い洋館を使っている小さなギャラリー。鈴木氏の個展「まちの匂い」のポストカードをゲット。

さて、第三玉の湯。
建物は、昭和30年ごろに建てられた伝統的木造銭湯をベースにしたもの。湯は案外に熱く43度くらい。熱海湯とともに熱湯の下町的な雰囲気が漂う銭湯だ。だた、奥壁がおざなりなデザイン的なペンキ絵だったのが少しだけ残念。

サウナ込で1000円。案外な価格設定けど、土曜日の16:00に10数人の客が入っているという繁盛店だった。

同湯はコインランドリーが表と裏の2カ所にある。そして、使っている人がたくさんいる。この辺りそんなにアパートが多いのだろうか。

神楽坂の路地裏には石畳があって、少なくはなったけどまだ料亭が残っている。俗化が進んだ感じがするけど、部分的には粋な「神楽坂」がある。




第三玉の湯


第三玉の湯
表通からのアプローチには屋根が掛っているため、この破風屋根は見えない。


旧見晴湯



熱海湯


石畳と黒塀の路地


神楽坂