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辻堂・不動湯
 2019.11.16.






3年振りくらいで辻堂・不動湯へ。番台にキャップを逆さに被った若い兄ちゃが座っている。同湯で女将さん以外を見たことがない。大丈夫かなぁ。

見れば大黒柱の柱時計がゼンマイを巻いていないのか動いていない。ちょっと熱めだったお湯の温度も熱いほどではなかった。男湯の脱衣所の蛍光灯は切れて薄暗く、台風対策か高窓には外から竹の絵が描かれた古い戸板が打ち付けられている。便所のレトロだった戸にもベニヤ板が貼られている。

小生の思い入れが強すぎて、少し受け入れ難いけど、メンテナンスや設備がちょちっと草臥れたかな。





辻堂元町の商店街もシャッターと更地が増えた。湯上がりのビールを買っていた酒屋も廃業していた。




大船駅前の観音食堂。同じ建物の左手に併設の魚屋がある。































菊正宗と塩らっきょではじめ、刺し盛りの上を定食にしてもらった。旨みの強い刺身は美味しい米飯とあう。




大船・ひばり湯。向いの歩道は暗渠蓋に違いない。

駅前の観音食堂に寄った後に息災を眺めに行った。暗渠沿いの銭湯だったと改めて確認する。古代檜風呂は復活していないようだけど、赤い”ゆ”といったネオンサインや屋号を明るく示す看板や案内板など、新規客を受け入れる配慮が増している。

隣湯の激シブレトロ系の常楽湯も、元気に営業を続けているようだ。常楽湯に丸山さんのペンキ絵があるのを最近まで知らなかった。