稲村ケ崎温泉(鎌倉市稲村ケ崎) 2008.12.07

鎌倉は12月の第1週に紅葉のピークを迎えることが多い。
観光客が多いエリアを避けて、大町から釈迦堂の切通しを抜け、紅葉をめでながら浄明寺のカウンター8席の小さな寿司屋で先ずは腹ごしらえ。

鎌倉駅から直接歩いてきても30分ほどはかかる。一見客や観光客は来ない静寂さがある。小さな寿司屋。冷蔵ショーケースは使っていない。白木と硝子の古風な寿司種の箱を使っている。

主人は神楽坂の生まれ。新橋時代は、仕込みの後に海水湯や金春湯に浸かり、串焼き数本と気付けの燗酒を腹に入れ板場に立ったという。

仕入の横浜中央卸売市場の道すがらにあった吉野町・大和湯が廃業したのをご存じだった。そして、あの建物が優れた建物だったという認識をお持ちだった。ご主人の趣味は骨董。目利きが違っているのだろう。「勉強」しない職人には厳しい方だ。

節制することにして、12月からは投薬治療はやめましょうとのことになったけど、昼から鮨屋で2合酒。。。

清水湯はこの前に行ったので、今日は稲村ケ崎温泉の上質の黒湯に浸かる。


稲村ケ崎温泉とサンディッシュ
上がりは、同湯の経営母体の隣のサンディッシュは止めて、同じく海沿いの稲村ケ崎食堂でハートランドビールを頂く。
寒く空気が冴えているせいもあって、夕陽がとてもきれいだった。

《前回訪問:2008.01.04》


浄明寺・寿司席/和さび


稲村ケ崎食堂


釈迦堂の切通し付近


気になる手打ちそば処「竹之家」
足利の一茶庵に行ったら、その系統図にこの店の名があった。


鶴岡八幡・星野写真館


稲村ケ崎駅