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自由が丘・大塚文庫、ひかり街
 2015.11.07.





平成元年築の大塚文庫。国立能楽堂や先日訪れた東京さぬき倶楽部12などを設計した大江宏氏の遺作。
2階の大広間の天井に大きな円形のくり抜きがあり「富士見亭」という楼閣が設えられている。
梯子のような急階段を上がると茶室のような三畳ほどの広さの畳敷きの部屋がある。





階段の手摺りが風変わり。階段室の上には天窓があり、窓の無い階段室に自然光を引き込んでいる。



























波型の窓の庇(下側)の下に電灯のソケットがあった。
かつては、それぞれの窓の下が電灯で照らされていたのかも知れない。












ヤング軒。屋号に”軒”が付く理髪店もかなりの絶滅危惧種。
銭湯にも軒が付くものがあったらしいけど、小生、入ったことはない。





自由が丘駅の傍ら、線路沿いに細長い「自由が丘デパート」が延び、
それが終わるとさらに長い「自由が丘ひかり街」が延びている。
駅から離れるに従って場末感が高まってくるのは共通の決まり事。