快哉湯(台東区下谷) 2012.06.02.
今日は小生の49歳の誕生日。。。
膝が痛いので毎週通っている整形外科の先生に訴えるとレントゲン写真を撮られ、左膝の軟骨がすり減っていると診察される。
山岳部時代の後遺症。祭りの御輿を担いだり、ゴルフでアップダウンのあるコースを回った時に何度も痛んだ経験がある。歳を取ったら日常的に痛み出すとの予感は持っていた。とうとうそれが来てしまった。。。
さらに、月一回の老医師詣で。高脂血症の薬をもらう。
椎間板症で首や腰も痛い。午後は巣鴨のスポーツセンターでストレッチのレッスンで筋肉をゆるめる。
積年の無理が祟って、からだのそっちこっちに綻びが目立ってきた。
午後は、有楽町のスバル座で大林宣彦監督の
「この空の花−長岡花火物語」を観る。2時間40分のやや重たい戦争映画だった。
その後、鴬谷駅から8年振りになる快哉湯に向かった。
記念日ゆえの特別選抜の銭湯だ。
平入りの脱衣所棟に2つの破風が乗り、エントランスの破風と合わせ3つの破風がある希有な構造の銭湯。平格天井、男女境の高さ1間は超える大きな鏡、濡れ縁の欄干、浴室に残る木製の窓枠。。。内部にも昭和初期の古い造作が随所に残っている。屋号も当時の世相
を反映している。ペンキ絵も今となっては貴重な早川さんの 「西伊豆(20.10.2.)」。都内屈指の郷愁銭湯だ。
《前回訪問:2004.07.02.》