箱根底倉温泉・函嶺(旧函嶺医院) H17.8.6

6/18に続いての再訪。
現富士屋ホテル支配人からの話として、広さの点から断念したが、同湯の土地が富士屋ホテル建設の候補地だったらしい。

旧函嶺医院の洋館に気を取られて、この前は気が付かなかったけど、同館は見事な石垣の上に建っている。
初代の医師岡島行光氏は福井県の人。
関東大震災の再興には、福井から職人がやってきた。福井は有能な石垣職人が多い土地だったらしい。

箱根・宮ノ下は杯シーズンで人が多かったけど、同館の泊り客は小生のみ。
蛇骨川の川音と、ただただ蝉の鳴き声がこだまするのみ。風呂入って、ビール飲んで、昼寝。夕食は「鮨みやふじ」へ。
贅沢な時間だった。

深夜に地震があった。伊豆を震源地とする震度3程度の地震。
しかし、縦揺れの段階で直ぐに眼を覚ました。
本格的な揺れが始まる前なのに、ブーーンというそれなりに大きな音が鳴り響いてた。
深い谷が発する音なのか。直ぐ近くに架かる八千代橋が振動する音なのか。初めての体験だった。

《H17.6.18のレポート》