久し振りに高円寺の小杉湯へ。昭和8年築の伝統的木造銭湯。サウナなどはないものの、温度のバリエーション、天然バーブの薬湯、広い水風呂など、銭湯としての基本性能はすこぶる高い。

ペンキ絵は7/30に描き替えられたばかりの丸山さんのペンキ絵。男女湯それぞれに富士山を描いてあった。男湯の富士山は小さく、大きなスペースに対して絵がこぢんまりし過ぎているかな。

小杉湯は、かなり支持されているようで、老若男女客の数は多い。狭い路地に面し同湯を中心にその路地を通る人が多数。それ自体が懐かしい光景に見えた。

明日、明後日と高円寺の阿波踊り。図らずも前夜祭なのか、今日も高円寺の街を阿波踊りが練り歩いていた。本番と違ってギャラリーも地元の人がほとんどだろう。混雑という程ではなく、観ている人も踊り手にも余裕があるのんびりとしたものでなかなか良かった。

上がりの一杯は、北中通り商店街の沖縄料理の店で一杯。商店街の入口の店だけど、何を食べても美味しい。

《前回訪問:2009.02.28.》
小杉湯(杉並区高円寺北) 2014.08.22.
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小杉湯に向かう途中、踊りがはねたお姉さんたちが引き上げて行く所に遭遇した。複数の駒下駄の重なり合う音に夏の風情を感じた。
ほんの一部の連しか観ていないけど、パル商店街を発祥とするこの「飛鳥連」の踊りの完成度が最も印象に残った。徳島の有名連との姉妹連になっていて、この季節は毎週のように出前で踊っているようだ。
今は伐採が禁止されている屋久杉に彫刻が施されている。
建物の側面を見ると、かなり年季が入った建物だということがわかる。