差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2009年4月5日日曜日 1:24
宛先: sento-freak@yahoogroups.jp
件名: 寿湯(台東区東上野)

ナカムラです。

今日(4/4)は、「寿湯(台東区東上野)」に行ってきました。 稲荷町駅(東京メトロ銀座線)から、0.2キロ、2分くらいです。

久しぶりの「銭湯ML」の入浴会。前回が一昨年の暮れ、台東区の廿世紀浴場が廃業する時に集 まって以来。かなり久しぶりだ。mixiでも案内されたので、今回は20名を超える大人数だっ た。

庶民文化研究家の町田さんはじめ、つかささんやK氏やS氏など銭湯界の名だたる重鎮が揃い 踏み。今日の参加者の銭湯訪問数を足せば、日本全国の銭湯数の軽く倍は行くのではないのだ ろうか。オトロしい人たちだ。。。

そう、今日はこの寿湯を伝統的木造銭湯そのままに、新鋭の設備系銭湯にリノベートした銭湯 設計専門のプロや、浴場組合の機関誌「1010」の発行元の出版社、高円寺・なみの湯のご 主人など多彩な顔ぶれもあった。

さて、寿湯。同湯は、最近も再訪した優れた銭湯だ。ペンキ絵を背景とした伝統的な浴室をベ ースに、テレビ付のサウナや露天風呂を追加している。タオルセットが50円。シャンプーな ども備え付け。今月下旬には新たな露天風呂も加わるらしい。先々代は11軒も銭湯を経営さ れていた方。その末裔だけあって、その辺りの才覚は確かなんだろう。

偶然にも、近くのスペイン料理店に勤め、毎日休憩時間に同湯訪れるという意外な知人にも遭 遇した。

桜花が満開の頃。土曜日の14:15から15:30に滞在。昼12:00からの営業し真っ 昼間から多くの客がくつろぐ優れた銭湯だった。

入浴を終えた後は、恒例のマニアックな飲み。地元メンバーの推薦で近くの「阿里山」という 中華料理屋で延々と飲む。

向かいの席は新高校1年生。北海道から単身出てきて、本郷の賄い付下宿を本拠地として、新 しい学生生活が始まるという。小学2年生から銭湯を巡っている。下宿先の選定にも、強い個 性と意志を感じる。きっと湯船に沈めても死なないだろう。どいつもこいつもオトロしい奴だ。。。

昨日は、会社を出るのが遅くなったのと風邪気味だったので銭湯はパスしたけど、桜満開の上 野の山で繰り広げられている「日本人の花見」を冷静に見学した後、すぐ近く、東上野のコリ アンタウンで焼肉をつついていた。共同便所のこの辺りの店々はかなり濃い。無煙ロースター なんて無粋なものはなく、もうもうとした煙にまみれて肉を焼くというイニシエのスタイルだ。

そんな訳で、昨日、終電まで滞在していたので12時間くらいしか経っていなかったけど、中 華料理屋「阿里山」の次は、浅草に出て「ニュー浅草」という大衆居酒屋。さらに、みんなと 分かれて、次にも何軒か行ったような・・・。

2日続けて寿湯界隈での、花見酒、飲んだくれ・・・。

《前回訪問:200903.06.》

*************************************************
ナカムラ (Masayuki Nakamura)
メイン:masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp  
URL: http://www7a.biglobe.ne.jp/~masayuki/ (風呂屋の煙突)
*************************************************






旧同潤会上野下アパート





浅草・アンヂェラス