差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2006年4月30日日曜日 8:40
宛先: 銭湯ML
件名: 睦湯(川崎市幸区戸手本町)

ナカムラです。

今日(4/28)は、「睦湯(川崎市幸区戸手本町)」に行ってきました。
矢向駅(JR南武支線)から、0.7キロ、10分くらいです。

今週もタフな一週間だった。そんな、金曜日はサウナ付きの銭湯に入りたくなる。
夕方に、軽く夕食をかき込み、積み残した仕事に目をつぶって、21:00退社。

矢向駅からの道すがらには、「縄文天然温泉・志楽の湯」がある。川崎周辺で、唯一、入浴に適した温度の黒湯天然温泉があある。営業時間も24:00まで。既に22:00。仕舞い時間を気にしなければいけない「睦湯」よりも・・・、と考えるけど、結局通過・・・。予定通り「睦湯」へ。

同湯は、マンションの1階の下駄履き銭湯。コインランドリーともにある。エントランススペースには傘立てと松竹錠の下足箱。季節がら菖蒲湯のポスターが貼ってある。

開け放しの自動ドアを通ると寡黙な女将のフロント。床の絨毯が重厚な色使いなのと、浴室への入口の両サイドにある常連桶ロッカーが黒一色なのとで、フロントがシックな感じになっている。黒いロッカーの上に招き猫が鎮座して、何故か非常にマッチしている。

入浴料400円。「サウナとで・・・。」と告げると、女将は壁の時計に目をやった。現在22:10。23:00にはきっちり仕舞うんだろう。追加料金200円で大小タオルの入ったバッグと7番と印字されたブルーのリストバンドを渡される。

脱衣所は、幅2間半、奥行3間半くらい。天井は1と1/3間くらい。天井は濃い緑色。外壁側に整然と並ぶロッカーと床は明るい木目調のプリントになっている。ロッカーの上にいくつかの造花の鉢がある以外に無駄なものはない。その他、Yamatoのアナログ体重計と足裏マッサージ機、足つぼを押す木製のプレートがある程度。

浴室は、幅2間半、奥行3間半程度。天井は山形で、男女合わせるとW型になっている。銀色っぽいプラ板なので雰囲気は素っ気ないものの高さは優に2間以上はある。

島カランは1列で、カラン数はセンターから8・3・3・6。カランは日の丸扇の刻印のある取っ手が銀色のもの。全てにシャワーが付いている。男女境側、脱衣所方に食い込む形で立派なシャワーブースが設えてある。

浴室は、センターから短い島カラン方向に、逆U字型に延びる形で設置されている。手前にデンキ、奥に一穴ジェットとミクロバイブラ&赤外線ランプ。焚き出し口には岩組みがあって、やや高い位置から湯が注ぎ込まれている。温度は42.5度程度。

外壁側に幅1間半、奥行3間ほどの露天スペースがあって、岩風呂風の薬湯とサウナの水風呂がある。深緑色の平滑な切石を張ったもので、上部は竹垣、なかなか充実したスペースになっている。浴室から漏れる明かりの外は、塀に小さな石灯篭が載っているだけ、幽玄といったら言い過ぎだけど、ほの暗い空間がある。この露天の薬湯、内湯と同じくらいの温度と、露天にしては温度が高いのが特徴的だ。

サウナは脱衣所の外壁側の外に設置されている。10人は入れる立派なもので、入口には300円の表示。以前より100円値下げされているようだ。中にテレビがあって、映画「リーグ・オブ・レジェンド」が映っているけど、この手の映画は苦手なので落ち着かない。それに、仕舞いの時刻を気にしての水風呂往復・・・。「志楽の湯」に行けば、こんなに慌しくないんだけど、今日は、休息よりも探検心の方が勝っていた。

ビジュアル的なものが全くないのが、川崎的ではあるけど、やや潤いに欠けるかな。入った時はほとんど人がいなかったけど、閉店間際には10人程度になった。

上がりは、サッポロビールのみがずらっと冷蔵庫にあるので頂く。250円。缶のデザインが変わってから初めて飲む気がする。サウナ後のビールは何故か利く。いい気分になって帰途に就く。志楽の湯の前を再び通るけど、独特のモール泉の匂いがした。


戸手本町

江戸期にあった戸手村の中心。戸手の名は、川の蛇行した地形によるとか、多摩川に突き出した土手の意味ともいわれるが、明らかでない。

明治22年(1889)の御幸村誕生の際に大字戸手となり、昭和26年(1951)に戸手本町として独立した。神明神社のある二丁目あたりが戸手村の中心であったことからこの名がついた。