差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2005年10月18日火曜日 0:13
宛先: 銭湯ML
件名: 中島館(横浜市南区)

ナカムラです。

今日(10/10)は、「中島館(横浜市南区)」に行ってきました。
弘明寺駅(横浜市営地下鉄)から、0.2キロ、2分くらいです。

同湯は去年の10月末で営業を中断し、改築を行っていた。
10/5に新装オープンしたばかり。

3階建ての銭湯&経営者の居宅という構成。まぁ、タイル張りだし、小振りのマンション銭湯という感じ。
バリアフリーを標榜しているだけあって、道路、自動ドア、靴脱ぎスペースに段差はない。下足箱は金属性のもので、小さなシリンダ錠がついている。スパー銭湯的な仕様。

エントランスとフロントスペースは、段差がないばかりか、直結していて、隔てがない。天井が高いのが印象的。新しい銭湯なのでチケットの券売機があるのかと思ったけど、フロントに小銭を渡す従来方式。値段もサウナ込みで500円と据え置き。従来どおりバスタオルも付く。さらに、今日は銭湯(1010)の日ということで、綿棒(300本入り)のプレゼントがあった。

1階と2階とを日々入れ替える構想だったらしいけど、新装オープン5日目で既に挫折。若旦那によれば、「忙しいので」、1週間交替にしたと。こんな無計画性で大丈夫かなぁ・・・。今日は2階が男湯。階段もあるけど、立派なエレベータがある。

脱衣所に入った印象は、「狭い・・・」というもの。幅2間半、奥行2間はないかも。天井は普通のマンション程度。100円返却式のロッカー、ビール、牛乳などが詰まった自販機がある。スパー銭湯とすれば狭いけど、従来銭湯とすれば、これくらいのスペースが適正なのかも知れない。変っているのは、ドアの外に縦長の部屋があって、そこが喫煙ルームになっていること。暖房もない殺風景なスペース。冬はきっと凍えるだろう・・・。

浴室スペースは、大まかに言って4間四方。そこに2間四方の黒湯露天風呂、10人は入れる3段で液晶テレビが設置されたサウナ、黒湯源泉の水風呂、洗い場、白湯槽がある。

改築前は、黒湯槽が電気風呂でビビっときて驚かされたけど、今度は黒湯は立派な岩風呂に満たされている。以前よりもオイリーな黒湯の香りが匂いたつ感じがする。天井は、開放されているけど、雨の日には三角のガラス屋根で覆われる構造のようだ。

洗い場は、砲筒型のカランが3方に5個ずつ、計15個。その他、露天部に2×2個ある。浴場スペースが大きい割りにカラン数は少ない。でも、これが適正なんだろう。

白湯槽も大きく、大理石の玉から湯が注がれ、1穴強力ジェットが2機、8点座ジェットが3機、デンキなどがある。

三連休の最終日。14:30〜15:45滞在。サウナと水風呂があると滞在時間が長くなる。カランはほぼ埋まっているし、混雑感はなかったけど、そこそこ客は多かった。表情が柔和な刺青の年配者が3人くらい居たのも目を引いた。同湯の開店で、近くの若宮湯は、サウナが200円だし、一気に閑古鳥が鳴いているらしい。

ビジュアルもないし、風情もないけど、黒湯露天に黒湯源泉の水風呂。サウナも広く、大型テレビ付き。銭湯としては高機能だし、居心地も良かった。

帰りは、いつもの「大衆焼肉」でマルッコルリと焼肉。信じられないくらい安い焼肉屋だけど、今日は肉の質が少し落ちている感じがした。また来る機会もあるだろうし、気のせいだといいが・・・。

《H15.9.20訪問レポート》