仲の湯(横浜市南区中村町) 2010.04.18

ナカムラです。

今日(4/18)は、「仲の湯(横浜市南区中村)」に行ってきました。
板東橋駅(横浜市営地下鉄)から、0.9キロ、10分くらいです。

月2回開催される東京フォーラムの「大江戸骨董市」と、頂きもののチケットで「相田みつお美術館」を冷やかす。

骨董市では、場末の隘路の奥や遊廓だった建物を描く情念の画人0女史に遭遇。絵と写真の違いはあっても、女史とは観る物が酷似。それは本当に笑ってしまうほどだ。しばしお茶した後、横浜・黄金町へ。

黄金町、横浜橋商店街、八幡町通り商栄会とディープな横浜の下町を徘徊しながら半年振りに仲の湯へ。既に17:00を回っていたので、おばあちゃんの焼きそば「磯村屋」で休憩はできなかったけど、レトロ系パン屋「三貴屋パン」で翌朝の朝食を調達できた。平日ならばバラックのような総菜店「池田屋」も捨てがたい。

レトロ系の豪華さでは、隣湯の旧眞永カフェー街の「永楽湯」と甲乙が付けがたい横浜銭湯の至宝だ。風情豊かな純和風の露天があり、レトロなだけでなく銭湯としての良さも抜群だと思っている。


内藤酒店
連れが横浜市浴場協同組合の50周年記念事業で出版された「さあ、ヨコハマ銭湯へ行こう!(横浜市浴場協同組合)」を目ざとく発見。直ぐさま番台で購入する。横浜銭湯を編プロを介して銭湯内部の人がまとめた良くできた本だと思う。値段は1300円。横浜市の銭湯のほか、横浜が地盤の有隣堂で購入できるようだ。

そして、もう一つのメインイベント、立ち飲みの最高峰「内藤酒店」へ。黒瓦を載せた平屋の酒屋。整然と並べられた酒とカウンターが有るだけ。入口というものがなく、建物の間口の幅のすべてが開け放たれている。イニシエの商家そのままの構造だ。

サンマの蒲焼きと焼き鳥の缶詰が肴。大瓶のサッポロ黒ラベルをグイグイと頂く。計660円。

焼けたら運んでくれる向かいの焼き鳥屋が閉まっているのが気になった。つまみのハムの調達先の精肉店も「バルサン中」ということで臨時休業だった。

この界隈は、横浜を離れた今、大袈裟だけど故郷のような感じがする。。。

《前回訪問:2009.07.05》



仲乃湯