西の湯(横須賀市久里浜) 2008.09.27

今日は第4土曜日。土日で、唯一、横須賀中央の居酒屋「銀次」が営業している日。横須賀の銭湯経由でということで家を出る。

行った銭湯は久里浜の「西の湯」。鎌倉の銭湯で小生お気に入りの「常楽湯」の弟さんが経営している。久里浜駅からは20分ほど離れているものの同湯一帯が古い感じの街並みになっている。

同湯は関東大震災の直後くらいに現在の地に建てられた。その当時はすぐ前が砂浜だったようだ。すぐ近くの「まるや」という酒屋でビールを買ったけど、少なくともペリーが浦賀に来た時よりも昔から、もう少し山側だけど酒屋をやっているという。田舎の酒屋だけど、なかなか老舗ではある。

同湯の前には東京湾フェリーの埠頭がある。夕ぐれてからの船の発着を見ていたけど、明かりを灯した船が入港する様子はなかなかにロマンチック。




館山の「梅の湯」に行かなければと思っているけど、
帰路には金谷・久里浜間の東京湾フェリーを使おうかなと考えた。


横須賀中央の「銀次」は、窓が開け放たれた、そんな中で、みんな思い思いのものを飲み食べている。
小生は、レモンサワーに、サンマの塩焼き、串カツ、烏賊刺し、セロリで2050円ほど。
大衆酒場なのでそれぞれは高級品ではない。
でも、代え難い雰囲気の中で、酒が飲める幸せ。なかなか他にはないと思う。

今日の横須賀は、経験したことがないほど米兵が多かった。
ベトナム戦争の頃は、明日を約束されていない海兵隊員の刹那的な狂乱があったと聞かされていたけど、
今日のドブ板通りには、少しだけそんな雰囲気を感じた。

一昨日の早朝に原子力空母・ジョージワシントンが横須賀基地に入港した。
横須賀基地を事実上の母港とする配備だ。
今日、町に繰り出しているのは、その乗組員たちだろう。

帰りは、JR横須賀駅前の「MILE STONE」でジントニックを頂いてから、戸塚まで。。。

《前回訪問:2004.02.08》



この町が出来た時にはこの道はなく、左手は砂浜だったようだ。


番台裏のタイル絵


小さな銭湯だ。


新世美術が営業していないようで、ペンキ絵が無くなっていた。


東京湾フェリー





ペリー公園。かなり大きな碑が立っている。


横須賀中央・銀次