栄湯(蕨市南町) 2013.08.30.
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行こうと考えていた、川口のさいわい湯。今朝、念のため廃業などの情報が出ていないか検索していると、何とさるブログで今年の5月一杯で廃業されたとの情報に接した。

ペンキ絵のあるシンプルで清潔なレトロ銭湯だったとの記憶がある。向かいの中華屋と合わせた一角の佇まいが何とも良かったけど、その自由亭もさいわい湯の閉店を待たずにしばらく前に廃業してしまったらしい。川口駅至近の貴重な銭湯。もう、川口駅周辺に銭湯はない。

訪れたら解体途中だったという、先週の蕨のあずま湯といい、埼玉県南の銭湯の急速な減少には愕然とさせられる。

という訳で、急遽、蕨駅と西川口駅の中間にある栄湯へ。

レトロ銭湯ながら、スチームサウナ(プラス100円)、掛け流しの井戸水風呂、小さな小さな露天風呂、生薬の淡い実母酸湯など長湯を楽しむ多彩なレパートリーがある。

水風呂は、カランに水を満たしたケロリン桶が絶妙なバランスで載せられていて、常時、井戸水が連続投入されるというシロモノだった。”水を大切にしましょう”との張り紙との対比が面白かった。

今日は午後のみの出社だったけど、少々タフな1日だった。そんな中で、サウナ、源泉水風呂、露天、温めの薬湯と何度も何度も往復。クタクタになるまでお湯を楽しむ。

ただ、3年ほど前に訪れた時よりも同湯が”歳を取った”という印象を受けた。。。

上がりは久し振りのメグミルクのフルーツ牛乳130円。甘いけど、いい香りがして美味しかった。

帰路は、風俗街を抜けて、ピンサロの廃墟跡を通る道を西川口駅まで戻るのが億劫になって、埼京線の戸田公園駅に出た。そして、先週末同様、地元の居酒屋へ。

《前回訪問:2010.02.19.》